ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-11-22 23:30:33 |
2017年11月17日
東北福祉大学・鉄道交流ステーション 第32回企画展 「全線開通100周年記念 陸羽東線展」 日時 2017年12月5日(火)〜2018年3月3日(土) 会場 東北福祉大学ステーションキャンパス館3F 鉄道交流ステーション 入場無料 東北福祉大学・鉄道交流ステーション 第32回企画展 開催要項 タイトル 「全線開通100周年記念 陸羽東線展」 開催趣旨 宮城県の小牛田駅と山形県の新庄駅を結ぶ陸羽東線は、1917(大正6)年11月に全線が開通し、今年で全線開業100周年を迎えます。 沿線は鳴子峡など豊かな温泉や名勝に恵まれ、昭和中期より都市圏から「週末列車」が走る観光の足として利用されてきました。近年では「湯けむり」を冠したSL牽引の臨時列車などが話題をあつめ、週末には臨時快速「リゾートみのり」が走り、鉄道ファンや市民に親しまれてきました。また、鉄道輸送の全盛期には、太平洋側の幹線と日本海側の幹線を結ぶフィーダー線として、災害時の臨時運行や、山形新幹線工事中中の迂回路としても重要な役割を担ってきました。 陸羽東線は、古川駅で東北新幹線に接続し、観光の面でいろいろな可能性を秘めているといわれていますが、一方、今も単線で電化されておらず、過疎化の中で厳しい運営を余儀なくされているのも事実です。今回は陸羽東線の歴史をたどりながら、その変遷や沿線の様子を紹介し、その魅力を探ります。 主な展示構成 1 陸羽東線の歩み 1913年の小牛田−岩出山間の部分開業から1917年の全線開業、その後の歩みをたどります。 2 路線の役割と列車たち 陸羽東線が担う大事な役割は、太平洋側の幹線と日本海側の幹線を結ぶフィーダー線であること。鉄道輸送全盛期には、急行「千秋」(仙台−秋田)・急行「もがみ」(仙台−酒田)といった行き先が違う優等列車を多層建てにして走りました。また、山形新幹線工事の際や、事故や災害の影響により幹線で運転支障が発生した場合の迂回線として、寝台特急「あけぼの」や特急・急行なども走る重要な路線でした。 3 観光列車の変遷 陸羽東線には、昭和37年から都市圏から観光地向けの“週末列車”(準急「鳴子いでゆ」)が定期運行していました。以来、「陸東」と言えば観光列車、トロッコ列車や「湯けむり」を冠したりソート列車がさまざま走りました。「リゾートみのり」に至る前史を探ります。 4 沿線の魅力 駅名に「温泉」(あるいは「湯」)がつく駅が27駅中6つもある路線。鳴子をはじめ赤倉・瀬見など沿線には温泉地が豊富です。また鬼首や鳴子峡など景勝地もたくさんあります。地域の観光・活性化と路線との関わりも紹介します。また、路線に残るかつて路線を走っていた保存車両も紹介。 5 イベント列車の今日 「リソ一トみのり」、SL「湯けむり号」など、今も人気のリゾ一ト列車を紹介。それらの運行を支えている、小牛田と新庄にある車両基地も紹介します。 期 間 2017年12月5日(火)〜2018年3月3日(土) 開館時間 午前10:00〜午後4:00 休 館 日 毎週日・月曜日、および、祝日 ただし、年末年始期間の12月23日(土)〜1月8日(月)、大学入試センター試験日1月14日(土)、一般入学試験2月2日(金)・3日(土)、2月20日(火)は臨時休館 *その他、悪天候や大学行事等で臨時に休館する場合があります。詳しくはHP等でお知らせします。 会 場 東北福祉大学ステーションキャンパス館3F・鉄道交流ステーション 入場無料 主 催 東北福祉大学・鉄道交流ステーション 協 力 東日本旅客鉄道叶蜻芬x社、大崎市教育委員会 後 援 宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、河北新報社、 東北鉄道協会、(社)交通環境整備ネットワーク、みちのく鉄道応援団 鉄道模型館 期間中の土曜日開館 午前11:00〜午後4:00 *スイッチバック線が開通し、鉄道模型館の路線が完成しました。 関連行事 【記念講演会】演題「陸羽東線C58の時代」 講師:眞船直樹 (元酪農学園大学教授、現北海道大学病院医師、鉄道文化観察人) 日時:2018年1月27日(土)13:30より 会場:東北福祉大学ステーションキャンパスS300教室 アクセス 【JR】仙山線「東北福祉大前」駅下車(仙台駅から所要時間約13分、片道大人200円、小児100円)徒歩すぐ 【市営バス】「JR仙台駅前(西口バスプール15番のりぱ)から「JR東北福祉大前駅」下車(所要時間約25分、片道大人260円、小児130円)徒歩すぐ。 *国見ケ丘三丁目福祉大野球場前行き(870系統)、市営バス実沢営業所前行き(X870系統ほか)乗車。10分から20分前後の運行間隔があります ※注意 9番出発の「東北福祉大前行」に乗車しますと、国見キャンパスへ行きますので、お間違えないようご注意ください。 ※駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-11-22 23:39:52 |
東北福祉大学・鉄道交流ステーション
第32回企画展「全線開通100周年記念 陸羽東線展」 記念講演会「陸羽東線C58の時代」 講師:眞船直樹 (元酪農学園大学教授、現北海道大学病院医師、鉄道文化観察人) 日時:2018年1月27日(土)13:30〜 会場:東北福祉大学ステーションキャンパスS300教室 *講師プロフィール* 眞船直樹(まふね なおき)1951年生(66歳) 1978年岩手医科大学医学部医学科卒業、医師免許証取得。1982年北海道大学大学院医学研究科修了。医学博士学位取得。1985年より米国オハイオ州立大学医学部病理学講座研究員。1992年より北海道大学医学部〜同大学院助手を経て、2002年より酪農学園大学教授。2016年より北海道大学病院検査・輸血部臨床検査管理医師。 「鉄道文化観察人」としての活動 古川市(現・大崎市古川)生まれ=陸羽東線マニア 上杉山中学校卒=仙山線マニア 仙台一高卒=東北・常磐線マニア 鉄道友の会会員、北海道レールフォトライブラリィ代表、米国National Railway Historical Society会員、JR北海道レイルウェイアドバイザー C623運行当時は運行部長。 【主な著書】 笠倉出版「景私記」/新人物往来社「再現 鉄道大追跡」/学研「図説蒸気機関車」須田製版 国鉄北海道総局監修「北海道鉄道百景」/須田製版 JR北海道監修「クリスタルレールウェイ北海道」/小学館「全線全駅シリーズ」ほか 現在JR北海道車内誌 The JR Hokkaidoに「北の鉄道風景」を連載中。 ○奥羽本線が土砂崩れで不通になり、昭和48年4月12日、その1日のみ陸羽東線迂回で運行されたC58牽引の夜行特急「あけぼの」と夜行急行「おが2号」が陸前古川駅で交換する場面を、臨場感溢れる文章で紹介した「終焉の奇跡 陸羽東線に迂回列車を追って」(『鉄道ファン』1973年11月)は、愛好家のあいだでは有名な記事となった。 関連サイト http://www.tfu.ac.jp/rmlc/exhibition/index.html |
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