NEWS RELEASE:全般      3
No.4862 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2017/7(目次)
ほりうち(ccbu8181) 2017-08-04 16:12:15
ユーレイルパスなど欧州の鉄道パスを日本に輸入している総代理店「レイルヨーロッパジャパン」の月刊ニュースの2017年7号の内容をご紹介します。旅行代理店向けのニュースですが、ヨーロッパの鉄道きっぷ・鉄道旅行商品についての情報が満載ですので、皆様に紹介させていただきます。
 「旅のヒント」は、アガサ・クリスティーゆかりの地を訪ねる鉄道の旅とブリュッセルから古都を巡る鉄道の旅の2つを紹介しています。

///鉄道フォーラム リリース文入力担当 堀内 聡///



レイルヨーロッパ ジャパンニュース 2017年7月

2017年第7号(7月31日発行通巻第198号) 発行:RAIL EUROPE JAPAN

《今月のニュース》
●SNCFが高速列車TGVをリブランディング、inOUIと価格重視派にはOUIGO
●モン・サン・ミッシェル、今なら最大60%割引き!
●ユーロスター、パスホルダー料金対象パスが一部変更
●タリス、ブリュッセル・ミディ、アントワープ中央などでセキュリティチェック導入
●夜行列車ナイトジェット、メンテナンス工事で一部路線で代替運行
●ブリュッセル-フランスTGV、2人で旅して2倍楽しい夏セールキャンペーン
●ジャーマンレイルパスのサマーキャンペーン!
●ヨーロッパの鉄道や街を紹介するテレビ番組(ギリシャ、スペイン、ポルトガル、フランス、イタリア他)

《 Pick Up!》 どこの駅でしょう?

《お知らせ》
●「ヨーロッパ鉄道カタログ2017」申込み受付け中
●日本語版「スイストラベルシステム2017」申込み受付け中
●一般消費者向けメルマガ会員のご登録について


《旅のヒント》
●アガサ・クリスティーゆかりの地を訪ねる鉄道の旅
●ブリュッセルから古都を巡る鉄道の旅

Rail Europe Japan

Official site:
 http://www.raileurope.jp

Facebook:
 http://www.facebook.com/raileurope.jp

ヨーロッパ鉄道旅行ガイド:
 http://www.railguide.jp


撮影日:
撮影場所:
キャプション: ゴールデンパスライン(C) GoldenPass, 2011
画像サイズ: 839×360(38%表示)
NEWS RELEASE:全般      3
No.4863 (Re:4862) 今月のニュース:TGVを inOUI と OUIGOにリブランディング 他
ほりうち(ccbu8181) 2017-08-04 16:16:36
今月のニュース


 SNCFが高速列車TGVをリブランディング、 inOUI と価格重視派には OUIGO 
 フランス国鉄(SNCF)は今後、フランスの高速列車の名称を従来のTGVから inOUI (インウィ)ブランドで統一し、より多くの様々なニーズに応えるため価格重視派の乗客をターゲットにした低価格の高速列車 OUIGO (ウィゴー)の運行サービスも開始すると発表しました。
 すでに7月2日に開通した高速新線アトランティック線を走る高速列車TGVとTERについて、その名称は全て inOUI に統一されています。ブランド名の変更だけでなく、車内サービスのさらなる充実を目指し、その一環として、アトランティック線のパリ〜ボルドー間の inOUI 車内では、4G WiFiを無料で提供しています。乗車手続きに関しては2018年までにパリ、レンヌ、ナント、ボルドー、トゥールーズなどの各駅にて新ボーディングシステムを導入する予定です。
 低価格高速列車 OUIGO はすでにボルドーやストラスブルクなど14の都市や町を結ぶ路線で運行を開始しています。アトランティックコーストやフランス西部、乗車間際予約や比較的混雑していない列車で、子供料金は5ユーロ〜、大人は10ユーロ〜というう格安設定しています。



 モン・サン・ミッシェル、最大60%割引き!
 フランスの観光地の中でも人気の高い、モン・サン・ミッシェルですが、パリからお得にモン・サン・ミッシェルに日帰りで訪れたい人に朗報です!パリ・モンパルナス駅からリージョナルトレインに乗ってVilledieu les Poeles駅まで行き、そこでラグジュアリー・バスに乗り換えてモン・サン・ミッシェルまで約4時間でアクセスできます。高速列車に乗ってレンヌ経由で行くよりも所要時間は30分〜1時間程長くなりますが、料金的には最大60%割引きになります。

◎1日1往復、スケジュールは次の通り。
 往路:パリ・モンパルナス駅(7時38分発)*
    Villedieu les Poeles駅(10時29着、バスに乗り換えて10時40分発)
    モン・サン・ミッシェル(11時34分着)
 復路:モン・サン・ミッシェル(18:05発)
    Villedieu les Poeles駅(18時50分着、列車に乗り換えて19時5分発)
    パリ・モンパルナス駅(22時5分着)
 *土・日曜は8時50分発



 ユーロスター、パスホルダー料金対象パスが一部変更
 ロンドンとパリやブリュッセルを結ぶ高速列車ユーロスターのパスホルダー料金について、7月1日から、ユーレイルフランス-イタリアパスは対象外となりました。フランス-イタリアパスを所持していても、ユーロスターの座席指定券はパスホルダー料金でご購入いただけません。ご注意ください。



 タリス、ブリュッセル・ミディ、アントワープ中央などでセキュリティチェック導入
 パリとブリュッセルやアムステルダムなどを結ぶ高速列車タリスでは2017年7月1日から、ブリュッセル・ミディ駅、アントワープ中央駅、リエージュ・ギユマン駅にて、乗車前にセキュリティチェックが行われています。このため、タリス乗車の際には、それぞれの駅に早めに到着するようにお客様にお伝えください。



 夜行列車ナイトジェット、メンテナンス工事で一部路線で代替運行
 オーストリア連邦鉄道(OBB)の夜行列車ナイトジェットは2017年8月16〜26日の間、メンテナンス工事のため、ミュンヘン〜ローマ〜ミュンヘン(EN294/295)、ウィーン〜ローマ〜ウィーン(EN10233/40294)については、イタリア・ボローニャまでの運行となり、ボローニャ〜ローマ・テルミニ駅間は、代替列車での運行となります。ご注意ください。



 ブリュッセル-フランスTGV、2人で旅して2倍楽しい夏セールキャンペーン
 ブリュッセル-フランスTGVの夏セールキャンペーンがスタートしました。ベルギー・ブリュッセルとフランス・プロヴァンス地方を結ぶ路線のTGVチケットが2人旅限定で大変おトクです。対象路線は、ブリュッセル〜リヨン・パールデュー、ル・クルゾー、ヴァンスTGV、エクス・アン・プロヴァンス、マルセイユ、モンペリエ、アンティーブ、ニースなどです。詳細は、弊社GSAへ、または弊社公式ウェブサイトで。

◎夏セールキャンペーン
キャンペーン内容:ブリュッセルからフランス・プロヴァンス地方(エクス・アン・プロ
         ヴァンス、ニーム、マルセイユ、モンペリエ、アンティーブ、ニース
         など)2人で一緒に乗車すると、1等79ユーロ〜、2等59ユーロ〜。
購入期間  :2017年9月1日まで
旅行(利用可能)期間:2017年9月3日まで
ご利用条件 :変更/払い戻しはできません。
ご注意   :キャンペーン対象となる座席には限りがあります。



 ジャーマンレイルパスのサマーキャンペーン!
 ジャーマンレイルパスのスペシャルサマーキャンペーンが2017年8月1日からスタートします。ドイツを鉄道で旅するのに最適なジャーマンレイルパスがキャンペーン期間中購入で20%割引きに!夏の旅行にお客様にぜひおすすめください。詳細は弊社GSAへ、または弊社公式ウェブサイトで。

◎サマーキャンペーン
キャンペーン内容:ジャーマンレイルパス10日間/15日間(通用日連続タイプとフレキシ
         ータイプ)が20%割引きになります。大人用、子供用、ユースとツイ
         ンパスの 1等 2等が対象
購入期間  :2017年8月1日〜9月30日
旅行(利用可能)期間:2017年8月1日から10月31日23:59まで
ご利用条件 :変更/払い戻しはできません。
ご注意   :キャンペーン対象となる座席には限りがあります。



 ヨーロッパの鉄道や街を紹介するテレビ番組(ギリシャ、スペイン、ポルトガル、フランス、イタリア他)
 ヨーロッパを取り上げた旅番組のうち、すでに放送内容が発表になっているヨーロッパを取り上げた旅番組を紹介します。テレビ朝日の「世界の車窓から」「世界の街道をゆく」、NHKBSプレミアムの「世界ふれあい街歩き」、BS日テレの「世界水紀行」「小さな村の物語イタリア」「大人のヨーロッパ街歩きアンコール」、BS-TBSの「世界の窓」や「地球絶景紀行」、「世界一周魅惑の鉄道紀行」(月曜20:00〜)、TBSの「THE世界遺産」(日曜18:00〜)、BS12TwellV「ヨーロッパの車窓だけ2」(放送日程未定)など、ヨーロッパの旅の魅力を紹介する番組も放送されています。

◎テレビ番組
タイトル:世界の街道をゆく(テレビ朝日)
神話の時代が息づく街道・ギリシャ
 放送日:▼2017年7月3〜31日(毎週月〜金曜20:54〜)

タイトル:世界の車窓から(テレビ朝日)
スペイン〜地中海沿岸とアンダルシア地方の旅〜
 放送日:▼2017年8月29日まで(毎週月・火曜23:10〜)
 ※放送局により放送時間や番組内容が異なることがあります。

タイトル:世界の窓(BS-TBS)
♯531モンテネグロ/ぺラスト「海の教会」
 放送日:▼2017年8月4日まで(金曜22:54〜)

タイトル:世界一周魅惑の鉄道紀行(BS-TBS)
フランスアジャクシオからカルヴィナポレオンの故郷素顔のコルシカ島を巡る
 放送日:▼2017年7月31日まで(月曜20:00〜)

タイトル:THE 世界遺産(TBS)
ヴェネツィアとその潟(イタリア)
 放送日:▼2017年8月27日(日曜18:00〜)
 ※8月6、13日は放送休止です。

タイトル:世界ふれあい街歩き(NHKBSプレミア)
斜めが似合う街ピサ/イタリア
 放送日:▼2017年8月1日(火曜20:00〜)
緑いっぱい運河の街ハーレム/オランダ
 放送日:▼2017年8月22日(火曜20:00〜)
「幸せ」の住む街バイヨンヌ/フランス
 放送日:▼2017年8月29日(火曜20:00〜)

タイトル:大人のヨーロッパ街歩きアンコール(BS日テレ)
第74回ポルトガル・リスボン〜大西洋の爽やかな風が吹く7つの丘の街
 放送日:▼2017年7月31日(月曜23:00〜)
第75回ドイツ・ベルリン〜ドラマチックな歴史が紡ぐ大都市の素顔
 放送日:▼2017年8月1日(火曜23:00〜)
第76回オランダ・ウエストランド〜風車花運河オランダの原風景が広がる街
 放送日:▼2017年8月2日(水曜23:00〜)
第77回ドイツ・フレンスブルク〜北欧の香りのするバルト海の港町
 放送日:▼2017年8月3日(木曜23:00〜)

タイトル:小さな村の物語イタリア(BS日テレ)
第256回モンテヴェルデ/カンパーニャ州
 放送日:▼2017年8月5日(土曜16:00〜)
第257回モンテッキオ/ウンブリア州
 放送日:▼2017年8月12日と26日(土曜、18:00〜)
第258回ポモンテ/トスカーナ州
 放送日:▼2017年8月19日と9月2日(土曜18:00〜)

撮影日:
撮影場所:
キャプション: TGV
画像サイズ: 569×211(56%表示)
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No.4864 (Re:4862) Pick Up!:どこの駅でしょう?
ほりうち(ccbu8181) 2017-08-04 16:17:58
Pick Up!

 どこの駅でしょう?

 ヨーロッパの主要駅の画像(※添付画像参照)です。どこの駅かお分かりでしょうか?全てピンときたあなた!相当な鉄道好きですね!石造りのいかにもヨーロッパ風の駅舎から、超近代的なガラス張りの駅舎まで、ヨーロッパの駅の中には列車に乗るだけでなく、ショッピングや食事など駅そのものを便利使えたり、駅に行くだけで楽しめたり。そんな駅が結構あります。答えはP11をご覧ください!

撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 770×818(42%表示)
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No.4865 (Re:4862) お知らせ
ほりうち(ccbu8181) 2017-08-04 16:19:34
お知らせ


 「ヨーロッパ鉄道カタログ2017」申込み受付け中
  ご好評いただいている一般消費者向けの最新「ヨーロッパ鉄道カタログ2017」(A4版、計24ページ)日本語版のお申し込みを受け付けています。同カタログは写真や地図などを多用し、日本で販売している鉄道パスや列車などの情報を網羅しています。幅広くヨーロッパ鉄道の販売にご利用いただけます。

※入力者注:資料の請求は旅行業者からになります


 日本語版「スイストラベルシステム2017」完成、申込み受付け開始

 スイス連邦鉄道、およびその他の交通機関で構成されるスイストラベルシステム(STS)の鉄道パスの詳細と路線図などを網羅した、2017年度版最新日本語販促ツール「スイストラベルシステム2017」(マップ)のお申し込みを受付けています。
 STSマップはスイス旅行に役立つ情報を網羅し携帯にもとても便利な大きさです。シーニックトレイン(景観列車)のルートを含む詳細な鉄道路線が記載された大型のスイス鉄道マップのほか、スイスパスやフレキシーパスなどの詳細(パスの種類や適用エリア)、スイス旅行に必要な情報を盛り込み、コンパクトなサイズに仕上げました。スイス旅行に持参しても、旅行プランを立てる際にも役立ちます。

※入力者注:資料の請求は旅行業者からになります


 一般消費者向けメルマガ会員のご登録について

 レイルヨーロッパジャパンでは、一般消費者を対象にした「レイルヨーロッパジャパンメールマガジン」の配信を行っています。このメールマガジンには、鉄道に関する最新ニュースだけでなく、政府観光局とリンクした各国の現地情報などが満載です。
 一般消費者のヨーロッパ鉄道旅行へのモチベーションを高める内容となっています。配信は月1回、登録は無料です。受信ご希望の方は、こちらのURLからお申込みください。
 http://www.raileurope.jp/subscribe/request_magazine.html

撮影日:
撮影場所:
キャプション: ヨーロッパ鉄道カタログ2017
画像サイズ: 176×246(原寸表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: スイストラベルシステム2017(マップ)
画像サイズ: 220×298(原寸表示)
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No.4866 (Re:4862) 旅のヒント:アガサ・クリスティゆかりの地を訪ねる鉄道の旅他
ほりうち(ccbu8181) 2017-08-04 16:21:02
旅のヒント

 高速列車、夜行列車、景観列車(シーニックトレイン)や登山列車など、ヨーロッパにはさまざまなタイプの列車が縦横無尽に走り、観光客はもちろん、地元の人々にとっても大変身近な交通手段となっています。便利さだけでなく、車窓を流れる風景や地元の人々とのふれあい、列車での国境越えという体験など、鉄道旅行の魅力は尽きません。このコーナーでは、テーマを決めて鉄道を楽しむ旅のモデルコースとともに、駅構内や列車内でのサービスや設備などについてご紹介いたします。


         アガサ・クリスティーゆかりの地を訪ねる鉄道の旅
           ブリュッセルから古都を巡る鉄道の旅

 ロンドンとブリュッセルを起点に鉄道で巡る旅のプランを2つご紹介します。1つ目のプランは、ミステリーの女王アガサ・クリスティ―ゆかりの地を訪ねます。ロンドンから南西部のトーキーは、アガサが生まれ、よく過ごした場所であり、作品の多くの舞台にもなっています。海岸沿いを蒸気機関車で走ったり、ウォーキングを楽しんだり。アガサ・クリスティファンでなくとも楽しめるルートです。2つ目のプランはブリュッセルから古都巡りです。ICでトゥルネーへと行き、国境を越えてフランス・リールまで足を延ばします。その後、リールからナミュールへと移動し、リエージュに立ち寄ってから、ブリュッセルに戻ってくる鉄道の旅をご紹介します。ロンドンとブリュッセルは高速列車ユーロスターで2時間ほどでアクセスできますので、これら主要2都市を起点にして旅を組み立ててもいいかもしれません。<画像=ロンドン(C)S.Borisov/Shutterstock>

旅程:

1日目
 朝食後、ロンドン・パディントン駅からグレートウェスタン・レイルウェイズに乗ってトーキーへ(所要約2時間48分)。途中、ニュートン・アボット駅で乗り換え。
【トーキー泊】

2日目
 朝食後、コッキントン村へ。グレートウェスタン・レイルウェイズでロンドンへ。



旅行プラン:

             アガサが過ごした町トーキーへ
             ロンドンから列車で約2時間50分

 アガサ・クリスティーはトーキーの上流階級の家に生まれ、最初の夫アーチー・クリスティーと結婚するまでここで暮らしました。ロンドン・パディントン駅からグレートウェスタン・レイルウェイズに乗って約2時間48分で、トーキー駅に到着です。途中、ニュートン・アボット駅で乗り換えです。
 トーキーにはアガサ・クリスティーゆかりの場所が点在しています。トーキー駅の直ぐ側にあるグランドホテルは白い壁が印象的。アガサが新婚旅行中に滞在した海辺の豪華ホテルで、宿泊した部屋は「クリスティスイート」として残されています。駅から徒歩20分ほどのトア・アベイには、アガサの愛用品のタイプライターなどが展示されています。さらに、トーキー博物館にもアガサ・クリスティー常設展があります。
 プリンセス・ガーデンは、アガサがよく散歩した公園だそうで、アガサ作品のなかでも人気の名探偵ポアロの『ABC殺人事件』にも登場します。アガサ自身がダンスパーティを楽しんだというインペリアル・ホテルは、ミス・マープルが活躍する『スリーピング・マーダー』に登場します。アガサも大好きだったという濃厚なクロテッドクリームは、トーキーのあるデボン地方の名産。スコーンにいちごジャムとクロテッドクリームをたっぷりとつけて食べてみてください。
 また、トーキー駅から西へ歩いて30分ほどで、コッキントン村です。アガサも気分転換に馬に乗ってやってきた村だったとされ、可愛らしい絵本に出てくるような茅葺き屋根の民家が集まる集落です。さらに、ミス・マープルのクラスセント・メアリー・ミード村のモデルになった村とも言われています。
 隣町のペイトンまで10分ほど列車で移動し、そこから海岸沿いを走る蒸気機関車(ダートマス蒸気機関車&リバーボート)に乗るのもおすすめ。この蒸気機関車は『ABC殺人事件』に登場し、イングリッシュ・リビエラと呼ばれる美しい車窓の眺めが描写されています。約20分でグリーンウェイ駅に到着。ここから30〜40分も歩けば、アガサ・クリスティの別荘「グリーウェイ」(ナショナル・トラスト)です。アガサが世界でもっとも愛しい場所と称し、ここで数多くの小説が誕生しました。寝室や書斎、応接間、メインホールなどが一般公開されています。

鉄道パス&チケット
・区間乗車券:グレートウェスタン・レイルウェイズ(ロンドン・パディントン駅⇒トーキー駅<1日目>)、グレートウェスタン・レイルウェイズ(トーキー駅⇒ロンドン・パディントン駅<2日目>)



        街歩きを楽しむベルギーの古都、そして国境を越えて
      トゥルネー、ナミュール、リエージュへ、フランスのリールへ


旅程:

1日目
 朝食後、ブリュッセル南駅からICでトゥルネー駅へ(所要約1時間4分)。トゥルネー旧市街を散策後、IC/terで国境を越えてフランスのリール・フランドル駅へ(約29分)。
【リール泊】

2日目
 朝食後、リール・フランドル駅からICでナミュール駅へ(約2時間14分)。ナミュール散策後、ICでリエージュ・パレ駅へ(約58分)。リエージュ散策後、リエージュ・パレ駅からブリュッセル南駅へ(約1時間14分)。途中、リエージュ・ギマン駅で乗り換えです。



旅行プラン:

 ベルギー最古の町のひとつトゥルネーへと出かけましょう。ブリュッセル南駅/中央駅からIC(インターシティ)に乗って約1時間4分でトゥルネー駅に到着です。トゥルネーは、かつてフランスや英国、スペイン、オランダ、オーストリアとその支配者が入れ替わり、さまざまな文化を街角に残す町です。駅から南西方向、エスコー川を渡って少し歩くと、旧市街があります。三角の形をしたグランプラス、鐘楼、さらにはノートルダム大聖堂、タペストリー織物博物館やトゥルネー美術館はこの町の見所です。西方へと歩けば、エスコー川に架かるトル橋が見えるはず。この橋は中世の市壁の一部だったものです。第二次世界大戦時に破壊されたものの、47年には修復されました。
 トゥルネーからIC/terに乗って国境を越えフランスのリール・フランドル駅へ(約29分)。駅近くにある巨大なショッピングセンター「Euralille」でショッピングを楽しんだり、旧市街を散策したり。同フランドル駅前のFaidherbe通りを北東へと歩けば、ド・ゴール将軍広場(グランプラスとも呼ばれています)、広場周辺には近世以降のルネッサンス建築など見ごたえある建物がずらりと並び、カフェやレストラン営業しています。将軍広場からさらに北東へと歩けば、城塞があり、緑豊かな城塞の周りには緑豊かな散歩道が整備され、ジョギングする人を見かけます。美術館巡りもおすすめです。リール宮殿美術館やコンテス施療院美術館、少し足を延ばせば、リール・メトロポール現代美術館も。
 翌日は、「ムーズ川の真珠」と称えられるナミュールへ。リール・フランドル駅からICに乗って約2時間14分で到着です。ナミュール駅から南へとサンブル川の方に向かって歩くと、10分足らずで旧市街へと入ります。聖ルー教会、画家フェリシアン・ロップス美術館、鐘楼(世界無形遺産に登録)といった見所を巡りましょう。石畳の町を歩き、小さなショップやカフェに立ち寄って散策を楽しみましょう。サンブル川を渡ってシタデル(城砦)へ。ここから見下ろすナミュールの町とムーズ川の眺めは最高です。お土産はナミュール銘菓ビエトリュメのキャラメルをどうぞ!
 ナミュール駅から再びICに乗ってリエージュ・パレ駅へ(約58分)。旧市街のマルシェ広場を中心に見所を巡りましょう。マルシェ広場にあるベロンの噴水、君主司教宮殿、ワロン民族博物館、聖パルテルミー教会、聖ポール大聖堂などです。ワロン民族博物館の近くにあるビューラン山からは市街地が一望に。さらに登りきると、シタデル(城塞)に到着します。緑溢れるシタデルには公園もあり、眺望を楽しみましょう。日曜にはムーズ川沿いで朝市(ラ・バット市)が開かれます。リエージュ・パレ駅からICに乗って、途中、エージュ・ギマン駅で乗り換えてブリュッセル南駅へは約1時間15分で到着です。

鉄道パス&チケット
・区間乗車券:IC(ブリュッセル南駅⇒トゥルネー駅⇒リール・フランドル駅<1日目>)、IC(リール・フランドル駅⇒ナミュール駅⇒リエージュ・パレ駅⇒ブリュッセル南駅<2日目>)

※ここで明記している乗車時間や乗換駅は、季節や曜日、発車時刻などによって異なる場合があります。乗車される際は必ず、実際に時刻表でご確認ください。

※また、列車情報、車内で提供される食事やサービスについても予告なく変更されることがあります。ご乗車の際には事前にご確認ください。

Tips & インフォメーション
・ここに記載する列車や船、バスなどのスケジュールは時期などによって異なる場合があります。必ず事前にご確認ください。

・目的駅に到着したら、復路の列車の時刻表を必ず確認してから観光へとお出かけください。不慣れな駅構内では目的とする場所に辿りつくのに多少時間を要することも考えられますので、
時間に余裕を持って駅に到着するようにしてください。

・列車、またはバスにご乗車の際には、時刻表を確認し、遅延なども考えられますので、余裕をもって行動するようにしてください。乗り継ぎの際は、余裕ある乗り継ぎ時間を確保することをおすすめします。

・英国政府観光庁 ⇒ http://www.visitbritain.com/ja/JP/

・ベルギー観光局ワロン地方 ⇒ http://www.belgium-travel.jp/index.html

・フランス観光開発機構 ⇒ http://jp.france.fr/



<Pick up!>の答え:
1.フランス・アヴィニョンTGV駅  2.ドイツ・ベルリン中央駅  3.スウェーデン・ストックホルム中央駅  4.イタリア・ミラノ中央駅  5.スペイン・マドリッド・アトーチャ駅
</A>

撮影日:
撮影場所:
キャプション: ロンドン(C)S.Borisov/Shutterstock
画像サイズ: 282×213(原寸表示)