ほりうち(ccbu8181) 2017-01-30 21:04:18 |
ユーレイルパスなど欧州の鉄道パスを日本に輸入している総代理店「レイルヨーロッパジャパン」の月刊ニュースの2017年1号の内容をご紹介します。旅行代理店向けのニュースですが、ヨーロッパの鉄道きっぷ・鉄道旅行商品についての情報が満載ですので、皆様に紹介させていただきます。
「旅のヒント」では、ウィーン都プラハを拠点に、地域で日常的に利用されるリージョナルエクスプレスや普通列車を利用して楽しむ古都めぐりの旅を紹介しています。 ///鉄道フォーラム リリース文入力担当 堀内 聡/// レイルヨーロッパ ジャパンニュース 2017年1月 2017年第1号(1月27日発行通巻第193号) 発行:RAIL EUROPE JAPAN 《今月のニュース》 ●ユーロスターの新パスホルダー料金、ユーレイルパスとブリットレイルパス ●新登場!ユングフラウトラベルパス ●オリジナルグッズが当たるキャンペーン!スイストラベルパス購入で ●ブリットレイルパス、ローシーズンキャンペーンで20%割引き! ●ユーロスター、ブリュッセル南駅チェックイン・エントランスが一時移転 ●ヨーロッパの鉄道や街を紹介するテレビ番組(オーストリア、ルーマニア、フランス、イタリア、ノルウェー他) 《注目のことば》 ユーレイルフランスパス 《お知らせ》 ●「ヨーロッパ鉄道カタログ2017」申込み受付け中 ●日本語版「スイストラベルシステム2017」申込み受付け中 ●一般消費者向けメルマガ会員のご登録について 《旅のヒント》 ●ウィーンとプラハを拠点に古都を巡る鉄道の旅 Rail Europe Japan Official site: http://www.raileurope.jp Facebook: http://www.facebook.com/raileurope.jp ヨーロッパ鉄道旅行ガイド: http://www.railguide.jp |
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ほりうち(ccbu8181) 2017-01-30 21:06:49 |
今月のニュース
ユーロスターの新パスホルダー料金、 既報の通り、ユーレイルパスの特典が変更となりました。これにより、有効なユーレイルパスを所持するパスホルダー(パス所持者)は1月から、新たにこれまでよりも安く設定されたパスホルダー料金にてロンドンとパリやブリュッセルを結ぶ高速列車ユーロスターにご乗車いただけます。ユーロスターのパスホルダー料金はスタンダードプレミアが38ユーロ、スタンダードが30ユーロです。 一方、ブリットレイルパスについては、同1月1日から、ユーロスターに対応するブリットレイルパス所持者向けのパスホルダー料金は廃止されます。このため、ブリットレイルパスを所持していても、ユーロスターに乗車の際は別途、チケット(乗車券+座席指定券)を購入しなければなりません。 新登場!ユングフラウトラベルパス レイルヨーロッパでは2017年から、ユングフラウ周辺の鉄道に有効なユングフラウトラベルパスの販売を開始します。パスの通用日は3〜6日間で、通用日5、6日のみ新たにインターラーケン・オスト駅からブリエンツ湖畔のブリエンツ駅までの鉄道区間が含まれることになりました。同パスの2017年利用有効期間は、5月6日〜10月22日の間ですが、路線によっては異なる場合があります。 ◎ユングフラウトラベルパスが利用できる区間(有効期間は予告なく変更することがあります) ・インターラーケン・オスト〜ラウターブルネン/グリンデルワルト(鉄道) ・グリンデルワルト〜クライネシャイデック〜ラウターブルネン(鉄道) ・クライネシャイデック〜アイガーグレッチャー ・アイガーグレッチャー〜ユングフラウヨッホ−トップオブヨーロッパ・デイエクスカーション(鉄道) ・ヴィルダースヴィル〜シーニゲプラッテ(鉄道)(2017年5月22日〜10月22日) ・グリンデルワルト〜フィルスト(ケーブルカー)(2017年5月6日〜10月22日) ・グリンデルワルト〜メンリッヘン(ゴンドラ)(2017年5月25日〜10月22日) ・ヴェンゲン〜メンリッヘン(ケーブルカー)(2017年5月20日〜10月22日) ・インターラーケン〜ハーダークルム(鉄道)(2017年4月14日〜11月26日) ・ラウターブルネン〜グルッチアルプ〜ミューレン(鉄道&ケーブルカー) ・グリンデルワルトバス〜グロッセシャイデック/ブスアルプ(2017年5月20日〜10月22日) ・グリンデルワルトバス〜ヴァルドシュピッツ(2017年6月10日〜10月15日) ・インターラーケン・ヴェスト〜インターラーケン・オスト(鉄道)−5、6日間有効のパスのみ ・トゥーン湖とブリエンツ湖のBLSクルーズ−5、6日間有効のパスのみ ・インターラーケン・オスト〜ブリエンツ(鉄道)−5、6日間有効のパスのみ 締め切り迫る!オリジナルグッズが当たるキャンペーン!スイストラベルパス購入で 既報の通り、2016年12月31日までにスイストラベルパスをご購入のお客様は、2017年1月31日(当日消印有効)までにアンケートに答えて応募すると、抽選で20人にスイス関連の豪華オリジナルグッズが当たるプレゼントキャンペーンを実施しています。アンケートとご応募については、スイストラベルパスまたはスイストラベルパスフレックスをご購入のお客様に進呈するオリジナルブックレットをご覧ください。ブックレットに付いているはがきでアンケートに答えて、ご応募ください。ぜひこれらスイスの鉄道パスをご購入のお客様にご案内ください。当該鉄道パスをご購入いただいたお客様で、ブックレットをお持ちでない方はこちらよりご請求いただけます。 ◎スイスを旅して豪華賞品をゲットしよう! ・応募締め切り:2017年1月31日(当日消印有効) ・賞品:ヴィクトリノックスのスーツケース(1等)やスイス連邦鉄道公式のモンディーン壁時計(2等) Grand Train Tour of SwitzerlandオリジナルSwatch腕時計(3〜5等) Grand Train Tour of Switzerlandオリジナルグッズ詰め合わせ(6〜20等) なお、当選者には直接メールにてご連絡がいきます。 ブリットレイルパス、ローシーズンキャンペーンで20%割引き! 既報の通り、レイルヨーロッパでは英国を鉄道で旅するのに最適なブリットレイルパスのローシーズンキャンペーンを実施しています。期間中、対象となるブリットレイルパスを20%割引きでご購入いただけます。この機会にぜひお客様におすすめください。詳しくは、弊社GSAにお問い合わせください。詳細は弊社公式サイトでもご確認いただけます。 ◎ブリットレイルローシーズンキャンペーン 対象:ブリットレイルパス、ブリットレイルイングランドパス、 ブリットレイルサウスウェストパス、スピリッツオブスコットランドパス 大人、セーバー、子供向けのファーストクラスとスタンダードクラス 販売期間:2017年2月24日まで ※弊社ウェブサイトでは、2016年2月22日までを予定 利用期間:2017年2月28日まで ※2月28日23:59までに使用を終えなければなりません。 ご利用条件:発券日から1年以内であれば、払い戻しの対象となります。 この場合、手数料が15%かかります。詳細は弊社公式ウェブサイトで。 ユーロスター、ブリュッセル南駅チェックイン・エントランスが一時移転 既報の通り、高速列車ユーロスターのブリュッセル南駅のチェックイン・エントランスが、同駅ターミナルの建設工事に伴い、2017年2月まで一時的に移転しています。現在は携帯電話会社Proximus Centerの隣、フランス通り(Rue de France)側となります。チェックイン・エントランスの場所が変更されたことで、チェックインにかかる時間は従来よりも長くなっていますので、ご注意ください。ユーロスターにご乗車のお客様にお伝えください。 ヨーロッパの鉄道や街を紹介するテレビ番組(オーストリア、ルーマニア、フランス、イタリア、ノルウェー他) テレビ朝日「世界の車窓から」では3月末まで、「オーストリア周遊の旅」が放映されます。このほか、BS-TBS「世界の窓」、テレビ朝日「世界の街道をゆく」、NHKBSプレミアムの「世界ふれあい街歩き」、BS-TBS「地球絶景紀行」、BS日テレ「小さな村の物語イタリア」「世界水紀行」「大人のヨーロッパ街歩きアンコール」の放送予定内容を紹介します。 このほかにも、TBS「THE世界遺産」(日曜18:00〜)、BS-TBSの「世界一周魅惑の鉄道紀行」(月曜20:00〜)、BS12TwellV「ヨーロッパの車窓だけ2」(放送日程未定)など、ヨーロッパの旅の魅力を紹介する番組も放送されています。 ◎テレビ番組 タイトル:世界の車窓から(テレビ朝日) アルプスと湖の絶景に出会うオーストリア周遊の旅 放送日:▼2017年1月16日〜3月31日(月〜金曜の23:10〜) タイトル:世界の窓(BS-TBS) #504ルーマニアシギショアラ「時計塔の広場」 放送日:▼2017年1月27日(金曜22:54〜) タイトル:世界の街道をゆく(テレビ朝日) 豊穣の大地に続く街道・フランス 放送日:▼2017年1月4〜31日(月〜金曜の20:54〜) タイトル:世界ふれあい街歩き(NHK BSプレミア) トリエステ/イタリア 放送日:▼2017年2月7日(火曜20:00〜) タイトル:地球絶景紀行(BS-TBS) 驚異の断崖トロルの舌(ノルウェー) 放送日:▼2017年1月27日(金曜21:00〜) タイトル:小さな村の物語イタリア(BS日テレ) 第242回ラ・トゥイール/ヴァッレ・ダオスタ州 放送日:▼2017年1月28日(土曜18:00〜) 第243回モンテヴェルディ・マリッティモ/ トスカーナ州 放送日:▼2016年2月4日(土曜18:00〜) タイトル:世界水紀行(BS日テレ) 太陽と情熱のアンダルシア/スペイン・カディスからロンダまで 放送日:▼2017年1月29日(日曜18:00〜 タイトル:大人のヨーロッパ街歩きアンコール(BS日テレ) 第76回オランダ・ウエストランド〜風車花運河オランダの原風景が広がる街 放送日:▼2017年1月30日(月曜、23:00〜) 第77回ドイツ・フレンスブルク〜北欧の香りのするバルト海の港町 放送日:▼2017年1月31日(火曜、23:00〜) 第78回オランダ・ユトレヒト〜運河の風景が広がる美食と歴史ある大人の街 放送日:▼2016年2月1日(水曜、23:00〜) |
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ほりうち(ccbu8181) 2017-01-30 21:08:37 |
注目のことば
ユーレイルフランスパス 2017年よりユーレイルフランスパスが新たに誕生しました。これにより、小学生(12歳未満)のいる家族にとって鉄道で巡るフランス旅行が従来よりもお安くご利用いただけます。 ユーレイルフランスパスは、1カ月の有効期間のうち、好きな日を3日、4日、5日、または8日から選ぶフレキシータイプで、フランス国鉄(SNCF)の鉄道網に乗り放題となります。ただし、TGVなどの高速列車や夜行列車に乗車の際には、別途、座席/寝台指定券を購入する必要があります。 ユーレイルフランスパスには1等と2等があり、大人向け(28歳以上)のほか、大人2〜5人で一緒に同じ行程で旅するグループに適用されるセーバーパス、割引きが適用されるユースパス(12〜27歳)があります。さらに、18歳以上の大人1人に同伴する子供(4〜11歳)2人まで、子供向けのパスが無料になるので、家族旅行が大変お得です! また、有効なユーレイルフランスパス所持者は、フランス国鉄(SNCF)が運行するバス路線(ディーニュ〜サントーバン/ベーヌ、オロロン〜カンフランク<スペイン>)を無料でご利用いただけるほか、リヨンシティカードが50%割引きになるなど、ボーナス特典も数々あります。 なお、ユーレイルフランスパス誕生により、フランス国鉄(SNCF)のフランスレイルパスは廃止されました。<画像=ブルゴーニュ地方のブドウ畑(C)Richard Semik> |
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ほりうち(ccbu8181) 2017-01-30 21:14:14 |
お知らせ
「ヨーロッパ鉄道カタログ2017」申込み受付け中 ご好評いただいている一般消費者向けの最新「ヨーロッパ鉄道カタログ2017」(A4版、計24ページ)日本語版のお申し込みを受け付けています。同カタログは写真や地図などを多用し、日本で販売している鉄道パスや列車などの情報を網羅しています。幅広くヨーロッパ鉄道の販売にご利用いただけます。 ※入力者注:資料の請求は旅行業者からになります 日本語版「スイストラベルシステム2017」完成、申込み受付け開始 スイス連邦鉄道、およびその他の交通機関で構成されるスイストラベルシステム(STS)の鉄道パスの詳細と路線図などを網羅した、2017年度版最新日本語販促ツール「スイストラベルシステム2017」(マップ)が完成し、お申し込み受付けを開始しました。 STSマップはスイス旅行に役立つ情報を網羅し携帯にもとても便利な大きさです。シーニックトレイン(景観列車)のルートを含む詳細な鉄道路線が記載された大型のスイス鉄道マップのほか、スイスパスやフレキシーパスなどの詳細(パスの種類や適用エリア)、スイス旅行に必要な情報を盛り込み、コンパクトなサイズに仕上げました。スイス旅行に持参しても、旅行プランを立てる際にも役立ちます。 ※入力者注:資料の請求は旅行業者からになります 一般消費者向けメルマガ会員のご登録について レイルヨーロッパジャパンでは、一般消費者を対象にした「レイルヨーロッパジャパンメールマガジン」の配信を行っています。このメールマガジンには、鉄道に関する最新ニュースだけでなく、政府観光局とリンクした各国の現地情報などが満載です。 一般消費者のヨーロッパ鉄道旅行へのモチベーションを高める内容となっています。配信は月1回、登録は無料です。受信ご希望の方は、こちらのURLからお申込みください。 http://www.raileurope.jp/subscribe/request_magazine.html |
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ほりうち(ccbu8181) 2017-01-30 21:25:18 |
旅のヒント
高速列車、夜行列車、景観列車(シーニックトレイン)や登山列車など、ヨーロッパにはさまざまなタイプの列車が縦横無尽に走り、観光客はもちろん、地元の人々にとっても大変身近な交通手段となっています。便利さだけでなく、車窓を流れる風景や地元の人々とのふれあい、列車での国境越えという体験など、鉄道旅行の魅力は尽きません。このコーナーでは、テーマを決めて鉄道を楽しむ旅のモデルコースとともに、駅構内や列車内でのサービスや設備などについてご紹介いたします。 ウィーンとプラハを拠点に古都を巡る鉄道の旅 今月の旅のヒントは、中欧の人気都市ウィーンとプラハを拠点に古都や村を巡る8日間の鉄道の旅をご紹介します。使用する鉄道パスは、オーストリアとチェコで有効なユーレイルパス。ウィーン滞在中には隣国スロヴァキアの主都ブラチスラバへ日帰りで訪れます。またウィーンからプラハへは高速列車レイルジェットで移動し、プラハを拠点にビールの町プルゼニと国民的絵本画家ヨゼフ・ラダの故郷フルシッツェ村を列車で訪れます。 地元の人々が日常的に利用するリージョナルエクスプレスや普通列車に乗って旅することで、人々の生活の一端を垣間見るはず。なお、この旅で利用するユーレイルオーストリア-チェコ共和国パスは2017年から、料金がL(Low)カテゴリーに変更となり、昨年よりもお得になるのもうれしいところです。<画像=プラハ中央駅のホーム(C)Ingolf -Flickr.com> 旅程: 1日目 日本から、空路ウィーンへ。着後、ウィーン市内のホテルへ。 【ウィーン泊】 2日目 終日、ウィーン市内を散策。 【ウィーン泊】 3日目 朝、ウィーン中央駅からREでブラチスラバ中央駅へ(約1時間6分)。ブラチスラバへエクスカーション。市内散策。 【ウィーン泊】 4日目 朝、ウィーン中央駅からRJでプラハ中央駅へ(約3時間56分)。その後、プラハ歴史地区を散策。 【プラハ泊】 5日目 朝、プラハ中央駅からECでプルゼニ駅へ(約1時間36分)エクスカーション。 【プラハ泊】 6日目 朝、プラハ中央駅から普通列車でミロショヴィツェ・ウ・プラヒ駅へ(約41分)。徒歩30〜40分でフルシッツェ村へ。 【プラハ泊】 7日目 プラハから、ヨーロッパの都市を経由して帰国の途へ。 【機中泊】 8日目 日本到着。 旅のポイント: REに乗ってウィーン〜ブラチスラヴァ間は1時間6分 旅の始まりはウィーンです。中欧の玄関口でもあるウィーン国際空港から市街地へはリムジンバスやシティエアポートトレイン(CAT)、あるいはSバーン(近郊列車)などでアクセスできます。宮廷文化息づくオーストリア、かつてハプスブルク家の都としてウィーンは大いに栄えました。旧市街にウィーンの歴史的な見所が集中しています。シュテファン大聖堂、ホーフブルク王宮、旧城壁跡、国立オペラ劇場、美術史博物館や自然史博物館。さらにバロック様式の傑作であり、ハプスブルク家の夏の離宮であったシェーンブルン宮殿はマストで訪れたいところ。現在オーストリア・ギャラリーとなっているベルヴェデーレ宮殿も見逃せません。モーツァルトやベートーヴェンといった偉大な音楽家の足跡を訪ねてもいいかもしれません。ショッピングなら、マリアヒルファー通りやノイバウガッセ通りへ。 3日目は、ウィーン中央駅からリージョナルエクスプレス(RE)に乗って約1時間6分で、隣国スロヴァキアの首都ブラチスラヴァに到着です。ブラチスラヴァ中央駅から南へ20分ほど歩くと、城壁に囲まれた旧市街へたどり着きます。14世紀に建てられたというミハエル門からフラヴネー広場へ。噴水があり、旧市庁舎(現座歴史博物館)、カフェなどが並びます。またミハエル門の塔には武器博物館があり、ここからは旧市街が一望できます。聖マルティン教会、その側にあるブラチスラヴァ城も主な見所。城内の歴史博物館には入場できます。城のある高台からは旧市街や対岸が一望にできます。 高速列車レイルジェットでウィーン〜プラハ間は3時間56分 翌日は、チェコ・プラハへと移動です。ウィーン中央駅からオーストリア連邦鉄道が運行する高速列車レイルジェット(RJ)に乗って約3時間56分でプラハ中央駅(プラハ本駅)に到着です。レイルジェットは最高時速230kmで、ブダペスト〜ウィーン〜ザルツブルク〜ミュンヘン線と、ウィーン〜ザルツブルク〜インスブルック〜チューリヒ線などを運行しています。食堂車が連結されているほか、バー/ビュフェ車両では軽食やスナック、ドリンク類を販売しています。車内ではWi-Fiによるインターネット接続が可能です。車内設備や座席指定、主な停車駅とそれら都市間の所要時間、乗車体験レビューなどについては、弊社公式ウェブサイトで詳しくご紹介しています。 プラハ中央駅はかつてフランツ・ヨーゼフ皇帝駅と呼ばれていました。ファーストフード店やスーパーマーケット、ショップなどが営業し、地下鉄C線のプラハ中央駅にも直結しています。列車に乗る前、あるいはウィーンから到着した際、少し時間を割いて、駅構内3階へ。同駅がかつてフランツ・ヨーゼフ皇帝駅と呼ばれていた頃の雰囲気を感じることができます。アールヌーボー様式の大きなドーム天井の豪華な装飾はその優美さに圧倒されるでしょう。3階にあるカフェにもぜひ立ち寄ってみてください。 プラハ歴史地区として世界遺産にも登録されるプラハ観光の拠点は旧市街広場。ティーン教会、旧市庁舎と天文時計など、見所満載です。カレル橋を渡り、プラハ城へ。小さな家が並ぶ黄金小道は、かつて番兵の住居だったところ。作家フランツ・カフカが20世紀初頭に暮らした家も残されています。 5日目はプラハ中央駅からユーロシティ(EC)に乗って約1時間36分、チェコ西部の古都プルゼニに到着します。プルゼニ中央駅から徒歩10分ほどで公園に囲まれた旧市街へ。共和国広場を中心に町を散策しましょう。市庁舎や塔が聳える聖バルトロミュイ教会、さらに地下道博物館などは観光スポット。プルゼニは中世の頃からビールを醸造し、世界的にもビール生産地として有名。淡い色のピルスナービールの発祥の地でもあります。ビール好きにはビール醸造博物館もおすすめ。本場のピルスナービールを味わったら、プラハへと戻りましょう。因みに、プルゼニは、ドイツ語でプルゼンと発音されます。 ローカル列車で絵本画家ラダの村へ 翌日は、チェコを代表する絵本画家ヨゼフ・ラダ(1887〜1957年)の故郷でもある、長閑で小さな村フルシッツェへ。多くの動物が登場するラダの絵は、どれもコミカルで風刺のきいた作風が特徴。今も多くの人々に愛されています。プラハ中央駅から普通列車に乗って約40分、ミロショヴィツェ・ウ・プラヒ駅に到着です。ここから長閑な田舎路を約30〜40分も歩くと、フルシッツェ村に到着します。春から秋にかけて天気の良い日は緑豊かな田舎の風景を楽しみながらの心地よい散歩が楽しめます。ラダの別荘を改装した「ヨゼフ・ラダとその娘アレナの記念館」では、イラストや絵本、ラダが使っていたという道具なども展示しています。同記念館の公式ウェブサイトによると、記念館は月と火曜が休館で、英語、ドイツ語、日本語での館内ガイドツアー(約30分)もあるようです。レストランなど建物の外壁に描かれたラダの絵や看板を探してフルシッツェ村を散策するのも楽しいものです。 ※ここで明記している乗車時間や乗換駅は、季節や曜日、発車時刻などによって異なる場合があります。乗車される際は必ず、実際に時刻表でご確認ください。 ※また、列車情報、車内で提供される食事やサービスについても予告なく変更されることがあります。ご乗車の際には事前にご確認ください。 鉄道パス&チケット ・ユーレイルオーストリア-チェコ共和国パス(2カ月の有効期間のうち通用日4日間):RE(ウィーン中央駅⇒ブラチスラヴァ中央駅⇒ウィーン中央駅<3日目>)、RJ(ウィーン中央駅⇒プラハ中央駅<4日目>)、EC(プラハ中央駅⇒プルゼニ中央駅⇒プラハ中央駅<5日目>)、普通列車(プラハ中央駅⇒ミロショヴィツェ・ウ・プラヒ駅⇒プラハ中央駅<6日目>) ・ユーレイルオーストリア-チェコ共和国パスには、2〜5人で同じ行程を一緒に旅するのに割引きが適用されるお得なセーバーパスがあります。大人1人に同伴する4歳以上12歳未満の子供向けパスは無料です。割引きが適用されるユース(12歳以上28歳未満)パスやシニア(60歳以上)パスもあります。大人と子供のファミリー向けのパスも。 ・レイルジェット(RJ)にご乗車の際には、別途、座席指定券を購入しなければなりません。 Tips & インフォメーション ・ここに記載する列車や船、バスなどのスケジュールは時期などによって異なる場合があります。必ず事前にご確認ください。 ・目的駅に到着したら、復路の列車の時刻表を必ず確認してから観光へとお出かけください。不慣れな駅構内では目的とする場所に辿りつくのに多少時間を要することも考えられますので、時間に余裕を持って駅に到着するようにしてください。 ・列車、またはバスにご乗車の際には、時刻表を確認し、遅延なども考えられますので、余裕をもって行動するようにしてください。乗り継ぎの際は、余裕ある乗り継ぎ時間を確保することをおすすめします。 ・オーストリア政府観光局 ⇒ http://www.austria.info/jp ・チェコ政府観光局 ⇒ http://www.czechtourism.com/jp/home/ |
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