NEWS RELEASE:全般      3
No.4474 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2016/12(目次)
ほりうち(ccbu8181) 2016-12-30 13:40:09
ユーレイルパスなど欧州の鉄道パスを日本に輸入している総代理店「レイルヨーロッパジャパン」の月刊ニュースの2016年12号の内容をご紹介します。旅行代理店向けのニュースですが、ヨーロッパの鉄道きっぷ・鉄道旅行商品についての情報が満載ですので、皆様に紹介させていただきます。
 「旅のヒント」では、ユーロスターやタリスといった高速列車を利用してロンドン、ブリュッセル、パリを巡る旅を紹介しています。

///鉄道フォーラム リリース文入力担当 堀内 聡///



レイルヨーロッパ ジャパンニュース 2016年12月

2016年第12号(12月22日発行通巻第192号) 発行:RAIL EUROPE JAPAN

《今月のニュース》
●ユーレイルセレクトパス2カ国、一部料金改定でよりお得に
●ブリットレイルパスの2017年最新情報
●さらに使いやすく!スイストラベルシステムの2017年最新情報
●バルカンフレキシーパス、ジャーマンレイルパス、ユーレイルポルトガルパスの2017年最新情報
●タリス、一部料金改定&ミニグループ料金新設
●イタリアのグループチケット、割引率変更
●SJのオープンチケットの子供適用年齢変更
●SJ、発車30分前にIDチェックが行われます
●まだまだ続くキャンペーン!ユーレイルパス&ブリットレイルパス
●ユーロスター、ブリュッセル南駅チェックイン・エントランスが一時移転
●ヨーロッパの鉄道や街を紹介するテレビ番組(ルーマニア、スペイン、デンマーク、フランス、スイス、イタリア)


《注目のことば》
 OBBのナイトジェット(Nightjet)

《お知らせ》
●日本語版「スイストラベルシステム2017」完成、申込み受付け開始
●一般消費者向けメルマガ会員のご登録について

《旅のヒント》
●人気3都市、冬の大バーゲンへ行こう!
  ロンドン、ブリュッセル、パリを巡る高速列車の旅



Rail Europe Japan

Official site:
 http://www.raileurope.jp

Facebook:
 http://www.facebook.com/raileurope.jp

ヨーロッパ鉄道旅行ガイド:
 http://www.railguide.jp


 本年もレイルヨーロッパジャパンをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。2016年の欧州レイル業界は、かつてない非常に苦しい一年となりました。とはいうものの、FIT化の追い風を受け、どうにか皆様に支えられ踏ん張ることができました。これもひとえに皆様のご支援・御協力の賜物と深く感謝しております。まずは御礼を申し上げると共に、設立20周年へ向けて、鉄道商品のさらなる販売促進のため、今後も皆さまと共に成長出来ますように邁進して参りますので、宜しくお願い申し上げます。
 すでにご案内させて頂いておりますように、本年から来年にかけても欧州の鉄道に関しては、多くのトピックスが控えております。2017年は、ユーレイルパスがますます使いやすく、その機能が拡大されます。ボーナス特典のパートナーに新たにユーロスターが加わり、パス保持者料金が大変お安くなります。日本人に人気のデスティネーションであるスイス、イタリアをカバーするユーレイルイタリア・スイスパス、フランスレイルパスが廃止されることをうけて、ユーレイルフランスパスが新たに誕生。さらにグレッシャーエクスプレスは、対象外であったツェルマット〜ディセンティス間もボーナス特典対象に加わり、全区間をユーレイルパスでカバーすることになりました。またスイスでは、スイストラベルパスのボーナス特典にピラトゥス山へのアクセスが追加。さらに都市交通を利用できる都市は90に、無料入場できる美術館は500以上に拡大いたします。さらに鉄道網も日々進化を遂げており、2016年のビッグニュースであったゴッタルドベーストンネルは、2016年12月に無事商用を開始し、スイスの南北へのアクセスが非常に便利になりました。またフランス国内も来夏に向けて、着々と高速鉄道網の延伸工事を進めており、今後さらにヨーロッパの鉄道は、利便性の高いものに進化していくといえます。
 2017年も引き続き、レイルヨーロッパをご愛顧くださいますよう、お願い申し上げるとともに、皆さまのご健康とご多幸をレイルヨーロッパスタッフ一同、心より祈念いたしております。皆さま、良いお年をお迎えください。

レイルヨーロッパジャパンスタッフ一同

撮影日:
撮影場所:
キャプション: ユーロスター、スタンダードプレミアクラス(C)Eurostar
画像サイズ: 760×397(42%表示)
NEWS RELEASE:全般      3
No.4475 (Re:4474) 今月のニュース:各種パスの内容変更等最新情報
ほりうち(ccbu8181) 2016-12-30 13:42:56
今月のニュース


 ユーレイルセレクトパス2カ国、一部料金改定でよりお得に
 2017年、ユーレイルセレクトパス2カ国のうち、以下のパスについては、料金カテゴリーが変更になります。いずれも安い料金カテゴリーに移行します。

◎対象の6つのユーレイルパス、新カテゴリー
 ・ユーレイルオーストリア-ハンガリーパス:カテゴリーL 
 ・ユーレイルオーストリア-チェコ共和国パス:カテゴリーL 
 ・ユーレイルオーストリア-スロヴェニア/クロアチアパス:カテゴリーL 
 ・ユーレイルオーストリア-ジャーマンパス:カテゴリーM 
 ・ユーレイルチェコ共和国-ジャーマンパス:カテゴリーM 
 ・ユーレイルデンマーク-ジャーマンパス:カテゴリーM 



 ブリットレイルパスの2017年最新情報
 ブリットレイルパスは2017年、パスの有効期間などいくつかの変更点があります。

◎ブリットレイルパス、ブリットレイルイングランドパス、ブリットレイルサウスウェストパス
・通用日15日間のフレキシータイプの有効期間が1カ月から2カ月に変更
・ユース料金が35〜40%割引きに変更
・スタンダードクラスのシニアパスが新たに誕生(2017年第1四半期に導入予定)

◎ブリットレイルロンドンプラスパス
・ユース料金が35〜40%割引きに変更
・スタンダードクラスのシニアパスが新たに誕生(2017年第1四半期に導入予定)

◎ブリットレイルセントラルスコットランドパス
・通用日連続タイプ3日間に変更(2017年第1四半期に変更予定)



 さらに使いやすく!スイストラベルシステムの2017年最新情報
 スイストラベルシステム(STS)の2017年最新情報をお知らせします。

・次のコンビ系パスは廃止となります。
  スイスハーフフェアカードコンビ
   スイストランスファーチケットnetハーフフェアカードコンビ
   スイストランスファーチケットwithハーフフェアカードコンビ
   スイストラベルパスフレックスnetハーフフェアカードコンビ
   スイストラベルパスフレックスwithハーフフェアカードコンビ

・2017年1月6日からモントルー・ベルナーオーバーラント鉄道がチーズトレインの運行をスタート。モントルー発着でシャトーデーまで運行します。

・スイストラベルパスを提示することで、都市交通(トラムや市バスなど)を無料で乗車できる都市が約90都市に増えます。

・スイストラベルパスを提示することで、無料入場できる博物館や美術館が500以上になります。



 バルカンフレキシーパス、ジャーマンレイルパス、ユーレイルポルトガルパスの2017年最新情報
 バルカンフレキシーパス、ジャーマンレイルパス、ユーレイルポルトガルパスは2017年、有効期間や新タイプのパス誕生など、一部変更があります。

バルカンフレキシーパス
・有効期間が2カ月間に延長されます
・新たに3日と7日間利用できるパスが誕生します。これにより、ラインナップは2カ月の有効期間内に3、5、7、10、15日間となります。

ジャーマンレイルパス
・既報の通り、ユースパスの適用範囲が、12歳以上28歳未満に変更されます。
・通用日連続使用タイプに3日、4日、7日間有効なパスが新たに誕生します。これにより、ラインナップは3、4、5、7、10、15日間となります。
・フレキシータイプに1カ月の有効期間内に15日間のパスが新たに誕生します。これにより、ランナップは通用日連続タイプと同じになります。
・ボーナス特典として、ドイツ歴史古都連盟(Historic Highlights of Germany)の都市で、無料または割引きで、シティカード/ウェルカムカードをご利用いただけます。

ユーレイルポルトガルパス
・2等のセーバーパスが新たに追加されました。



 タリス、一部料金改定&ミニグループ料金新設
 高速列車タリスでは一部料金に変更があります。Kid & Co料金は廃止となり、子供料金は1等で23%値下げ、2等で48%の値下げとなります。また、新たにミニグループ料金が誕生しました。これは3人、4人、5人が一緒に乗車する際に適用されるお得な料金です。
 なお、タリス2等のお客様は車内へのスーツケース持ち込み数は1個のみに制限されますので、ご注意ください。



 イタリアのグループチケット、割引率変更

 イタリアのグループチケットは12月11日から、グループ人数を10人以上(従来は6人以上)、割引率は10%割引き(従来は20%)に変更となりました。



 SJのオープンチケットの子供適用年齢変更
 スウェーデン鉄道(SJ)のオープンチケット(ヨーロッパ各国区間乗車券)では12月11日から、子供料金が適用される年齢は7歳以上20歳未満に変更となりました。子供料金は大人料金の50%割引きとなります。これにより、大人が同伴する7歳未満の乳幼児を含む子供は無料となります。



 SJ、発車30分前にIDチェックが行われます

 スウェーデン鉄道(SJ)に乗車の際には、出発の30分前までにプラットフォームでの写真付きIDのチェックが必要となりました。該当の列車をご利用になる場合、時間に余裕をもって駅に到着するようにしてください。



 まだまだ続くキャンペーン!ユーレイルパス&ブリットレイルパス
 既報の通り、各種ユーレイルパスと英国を旅するのに最適なブリットレイルパスのローシーズンキャンペーンを実施しています。期間中にご購入いただくと、いずれも20%割引きです。この機会にぜひお客様におすすめください。詳細は弊社公式サイトでもご確認いただけます。

◎ユーレイルパスオフピークキャンペーン/20%割引!
対象:ユーレイルグローバルパス、ユーレイルセレクトパス4カ国、ユーレイルセレクトパス
3カ国、ユーレイルセレクトパス2カ国、ユーレイルパス1カ国、ユーレイルギリシャアイランドパス
   大人、ユース、セーバーの各パスの1等と2等
販売期間:2016年12月31日まで
     ※弊社ウェブサイトでは、2016年12月23日までを予定
旅行(利用)期間:通常のユーレイルパスの有効期間が適用されます。
         ※発券日から11カ月以内にパスの使用を開始するのがルールです。
          来年の春の旅行にもご利用いただけます。
ご利用条件:変更/払い戻しはできません。

◎ブリットレイルローシーズンキャンペーン/20%割引!
対象:ブリットレイルパス、ブリットレイルイングランドパス、ブリットレイルサウスウェストパス、スピリッツオブスコットランドパス
   大人、セーバー、子供向けのファーストクラスとスタンダードクラス
販売期間:2017年2月24日まで
     ※弊社ウェブサイトでは、2016年2月22日までを予定
利用期間:2017年2月28日まで
     ※2月28日23:59までに使用を終えなければなりません。
ご利用条件:発券日から1年以内であれば、払い戻しの対象となります。この場合、手数料が15%かかります。詳細は弊社公式ウェブサイトで。



 ユーロスター、ブリュッセル南駅チェックイン・エントランスが一時移転
 既報の通り、高速列車ユーロスターのブリュッセル南駅のチェックイン・エントランスが、同駅ターミナルの建設工事に伴い、2017年2月まで一時的に移転しています。現在は携帯電話会社Proximus Centerの隣、フランス通り(Rue de France)側となります。チェックイン・エントランスの場所が変更されたことで、チェックインにかかる時間は従来よりも長くなっていますので、ご注意ください。ユーロスターにご乗車のお客様にお伝えください。



 ヨーロッパの鉄道や街を紹介するテレビ番組(ルーマニア、スペイン、デンマーク、フランス、スイス、イタリア)
 BS-TBS「世界の窓」(金曜22:54〜)がイギリス・コングルトンの「チューダー時代の屋敷」を紹介します。このほか、テレビ朝日「世界の街道をゆく」、TBS「THE世界遺産」、NHKBSプレミアムの「世界ふれあい街歩き」、BS-TBS「地球絶景紀行」(金曜21:00〜)、テレビ朝日「世界の車窓から」、BS日テレ「小さな村の物語イタリア」の放送予定内容を紹介します。
 このほかにも、BS-TBSの「世界一周魅惑の鉄道紀行」(月曜20:00〜)、BS日テレ「世界水紀行」、BS日テレ「大人のヨーロッパ街歩きアンコール」「、BS12TwellV「ヨーロッパの車窓だけ2」(放送日程未定)など、ヨーロッパの旅の魅力を紹介する番組も放送されています。

◎テレビ番組
タイトル:世界の窓(BS-TBS)
#499ルーマニアデセシュティデセシュティの木造教会
 放送日:▼2016年12月23日(金曜)、22:54〜

タイトル:世界の街道をゆく(テレビ朝日)
豊穣の台地に続く街道・フランス(仮)
 放送日:▼2017年1月4〜31日(月〜金曜)、20:54〜

タイトル:THE 世界遺産(TBS)
鉄道で登る!アルプス名峰と氷河〜スイス・アルプスユングフラウ-アレッチ(スイス)
 放送日:▼2017年1月8日(日曜)、18:00〜

タイトル:世界ふれあい街歩き(NHK BSプレミア)
パリ!フランス!路地めぐりスペシャル(再放送)
 放送日:▼2016年12月24日(土曜)、18:00〜REJ_news2016_12 (6/12) 

あこがれ!地中海の島の街スペシャル
 放送日:▼2016年12月30日(金曜)、19:30〜
ドイツ薫るアルザスの古都ストラスブール/フランス
 放送日:▼2017年1月10日(火曜)、20:00〜

タイトル:地球絶景紀行(BS-TBS)
海と生きる民バスク(スペイン)
 放送日:▼2016年11月25日(金曜)、21:00〜

タイトル:世界の車窓から(テレビ朝日)
新緑のデンマーク島々を巡るユトランド半島最北端へ
 放送日:▼2016年11月15日〜2017年1月6日(月〜金曜)、23:10〜

タイトル:小さな村の物語イタリア(BS日テレ)
第240回ヴェルゼーニス/フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州
 放送日:▼2016年12月31日(土曜)、18:00〜
第241回ヴィオーネ/ロンバルディア州
 放送日:▼2017年1月21日(土曜)、18:00〜
第242回ラ・トゥイール/ヴァッレ・ダオスタ州
 放送日:▼2017年1月7日、28日(土曜)、18:00〜

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No.4476 (Re:4474) 注目のことば:オーストリア連邦鉄道(OBB)のナイトジェット
ほりうち(ccbu8181) 2016-12-30 13:45:27
注目のことば


 オーストリア連邦鉄道(OBB)のナイトジェット(Nightjet)
 オーストリア連邦鉄道(OBB)は2016年12月11日から、全ての夜行列車について、「Nightjet(ナイトジェット)」のブランド名で運行を開始します。従来の夜行列車路線に加えて、運休が決まっているシティナイトラインの路線を一部引き継ぎ、オーストリア国内だけでなく、隣国発着の路線も運行します。
 ナイトジェットは、寝台、クシェット(簡易寝台)、リクライニングシートの各車両が連結され、路線によっては一部列車にデラックス寝台が連結される予定です。寝台は、1人、2人、3人用のコンパートメントがあり、洗面台とアメニティ(タオル、石鹸やスリッパ、コットンなど)が用意されています。ご乗車時のウェルカムパッケージ(アペリティフ、スナック類や炭酸水など)、朝食(コーヒーはお代わり自由)、新聞が含まれます。朝食はメニューから選ぶことができ、翌朝、コンパートメントまで運んでくれます。
 クシェットは4人または6人用のコンパートメントで女性専用や、ファミリー(大人1〜2人と15歳未満の子供1〜4人)向けのコンパートメントも確保されています。もちろん、簡易寝台はシーツとブランケット、まくらが用意され、車両ごとにトイレと洗面台が備えられています。水(炭酸水)とシンプルな朝食が含まれます。車内では、スナック類やドリンクなどを購入することもできます。
 ナイトジェットの路線は、オーストリア(ウィーンやインスブルック)からは、フランクフルト、ハンブルク、ミュンヘンといったドイツ路線や、フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアなどイタリアへの路線が運行されます。また、スイスとドイツ(チューリヒ〜バーゼル〜フランクフルト〜ベルリン〜ハンブルク)、イタリアとドイツ(ローマ〜フィレンツェ〜ザルツブルク〜ミュンヘンなど)のほか、ミュンヘンと東欧(ブダペスト、ザグレブやリュブリャナ、リエカ)を結ぶ路線も運行されます。
撮影日:
撮影場所:
キャプション: <OBBの国際夜行列車(C)OBB-Harald Eisenberger>
画像サイズ: 535×357(60%表示)
NEWS RELEASE:全般      3
No.4477 (Re:4474) お知らせ
ほりうち(ccbu8181) 2016-12-30 13:49:12
お知らせ


 日本語版「スイストラベルシステム2017」完成、申込み受付け開始

 スイス連邦鉄道、およびその他の交通機関で構成されるスイストラベルシステム(STS)の鉄道パスの詳細と路線図などを網羅した、2017年度版最新日本語販促ツール「スイストラベルシステム2017」(マップ)が完成し、お申し込み受付けを開始しました。
 STSマップはスイス旅行に役立つ情報を網羅し携帯にもとても便利な大きさです。シーニックトレイン(景観列車)のルートを含む詳細な鉄道路線が記載された大型のスイス鉄道マップのほか、スイスパスやフレキシーパスなどの詳細(パスの種類や適用エリア)、スイス旅行に必要な情報を盛り込み、コンパクトなサイズに仕上げました。スイス旅行に持参しても、旅行プランを立てる際にも役立ちます。

※入力者注:資料の請求は旅行業者からになります



 一般消費者向けメルマガ会員のご登録について

 レイルヨーロッパジャパンでは、一般消費者を対象にした「レイルヨーロッパジャパン メールマガジン」の配信を行っています。このメールマガジンには、鉄道に関する最新ニュースだけでなく、政府観光局とリンクした各国の現地情報などが満載。一般消費者のヨーロッパ鉄道旅行へのモチベーションを高める内容となっています。配信は月1回、登録は無料です。
受信ご希望の方はhttp://www.raileurope.jp/subscribe/request_magazine.html まで。

撮影日:
撮影場所:
キャプション: 「スイストラベルシステム2017」(マップ)
画像サイズ: 220×298(原寸表示)
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No.4478 (Re:4474) 旅のヒント:ロンドン〜ブリュッセル〜パリを廻る高速列車の旅
ほりうち(ccbu8181) 2016-12-30 13:51:10
旅のヒント

 高速列車、夜行列車、景観列車(シーニックトレイン)や登山列車など、ヨーロッパにはさまざまなタイプの列車が縦横無尽に走り、観光客はもちろん、地元の人々にとっても大変身近な交通手段となっています。便利さだけでなく、車窓を流れる風景や地元の人々とのふれあい、列車での国境越えという体験など、鉄道旅行の魅力は尽きません。このコーナーでは、テーマを決めて鉄道を楽しむ旅のモデルコースとともに、駅構内や列車内でのサービスや設備などについてご紹介いたします。

人気3都市、冬の大バーゲンへ行こう!
 ロンドン、ブリュッセル、パリを巡る高速列車の旅


 今月の旅のヒントは、ヨーロッパのよく知られた都市(ロンドン、ブリュッセル、パリ)を高速列車で移動しつつ、冬の大バーゲンセール目当てに賢く、楽しく旅するプランを紹介します。これら3都市間の移動は、片道1時間20分〜2時間10分程度、運行本数も多く、便利な日帰りデスティネーションでもあります。ここで紹介するのは、ロンドン、ブリュッセル、パリへと順に移動していきますが、パリを拠点にしてユーロスターでロンドンへ日帰りし、タリスでブリュッセル日帰りなんてことも可能です!
 高速列車で便利に移動できるこれら3都市では、1つの町を拠点にして日帰りで巡ることも、訪れる都市を増やすことも容易です。ブリュッセル〜アムステルダム間はタリスで約1時間50分で移動できます。さらに、ユーロスターは2017年末、ロンドン〜アムステルダムを結ぶ直行便の運行を予定しています。<画像=ロンドン・セントパンクラス駅(C)Tungcheung -Shutterstock.com>

旅程:

1日目
 日本から、空路ロンドンへ。着後、ロンドン市内のホテルへ。
【ロンドン泊】

2日目
 終日、ロンドン市内でショッピング。
【ロンドン泊】

3日目
 出発までロンドンでショッピング。午後、高速列車ユーロスターでブリュッセルへ(所要時間約2時間10分)。着後、ブリュッセル市内でショッピング。
【ブリュッセル泊】

4日目
 出発までブリュッセル市内でショッピング&観光。夕方、高速列車タリスでパリへ(約1時間31分)。
【パリ泊】

5日目
 終日、パリ市内でショッピング。
【パリ泊】

6日目
 終日、パリ市内でショッピングや観光。パリ郊外のシック・アウトレット・ショッピング・ヴィレッジへも。
【パリ泊】

7日目
 パリから帰国の途へ。
【機中泊】

8日目
 日本到着。



旅のポイント:

  ユーロスターでブリュッセルへ約2時間
   ロンドンは1月中旬までバーゲン!


 ロンドン・ヒースロー空港からヒースローエクスプレスで市街地のパディントン駅へ。ロンドンの冬のバーゲンセールは、クリスマスが終わってから1月中旬ごろまでです。もちろん、店舗やデパートごとにスタート&終了時期は異なりますので、お目当ての店については事前に確認を。ウェストエンド、コベントガーデン、あるいは、ヨーロッパ最大規模のショッピングモール Westfield London。高級ブランドショッピングならキングロードやボンドストリートへ。ハロッズ、フォートナム&メイソン、リバティなどショッピング好きにはたまらないはず。もちろん、ショッピングの途中で疲れたら、紅茶とともにティータイムを。
 3日目は、午後にベルギー・ブリュッセルへ移動です。ロンドン・セントパンクラス駅から高速列車ユーロスターに乗って、所要約2時間1分〜2時間10分ほどでベルギー・ブリュッセル南駅に到着です。1等ご利用ならセントパンクラス駅のユーロスターラウンジへ。またヨーロッパ一長いというシャンパンバーもあり、早めに駅に行って、シャンパンを1杯楽しむというのも、よい旅の思い出になりそうです。
 ロンドン〜ブリュッセル間を結ぶユーロスターは1日10便が運行されています。列車出発前にチェックインをする必要がありますので、時間に十分余裕をもって、発車時刻の遅くとも30分前にはチェックインをするようにしてください。また、ユーロスターに乗車の際には出入国審査があります。
 車内では、スタンダードプレミアクラス(1等)またはビジネスクラス(特等)にご乗車のお客様は、座席での食事サービスがチケット料金に含まれています。乗車時間帯によって食事の内容は異なります。もちろん、バー/ビュフェ車両も連結されていますので、軽食、スナック、ドリンク類を購入することもできます。


  タリスでブリュッセル〜パリ間は1時間22分!

 ブリュッセルの2017年冬のソルド(大バーゲン)はお正月明け早々の1月3日にスタートし、1月31日までの期間行われます。最初は最大50%割引きぐらいですが、日本と同じでバーゲン最終日に近づくにつれて割引率が高くなるショップも!ルイーズ通りやバイイ通り、グランプラスにもほど近いダンサールエリア、ヨーロッパ最古のアーケード「ガルリ・サンチュベール」、ブリュッセルの中心グラン・プラスもぜひ訪れたいものです。
 翌日は夕方にパリへ移動です。ブリュッセル南駅から紅い車体がトレードマークの高速列車タリスに乗って約1時間22分でパリ北駅に到着です。曜日にもよりますが、ビジネス利用の乗客も多く、月曜にはブリュッセルからパリまで20便ほどが運行されています。ユーロスター同様に、タリスの1等乗客には、座席での食事がチケット料金に含まれます。乗車する時間帯によって、食事の内容やタイプは異なります。バー/ビュフェ車両も連結されていますので、軽食やスナック、ドリンク類を購入することも可能。ヨーロッパを代表する高速列車タリスとユーロスターの乗り心地を比べてみてはいかがでしょう。


  パリの大バーゲン
   冬のソルドは1月中旬から約5週間


 一方、パリでは、1月の第2水曜から5週間に渡って冬のソルド(大バーゲン)が開かれます。デパートはもちろん、ブランドショップの商品が通常価格の50%割引き以上!パリ在住者はもちろん、近郊の町からも多くの人々が訪れ、人気のショップは開店前から行列ができるほど。パリ市内でお目当てのブランドやショップのバーゲン巡り、さらにランチ&ディナーは美味なるフランス料理で、終日パリショッピングを満喫。翌日は、お気に入りの美術館を訪れるのもいいですが、ショッピングをするなら、郊外にあるラ・ヴァレ・フィレッジ(シック・アウトレット・ショッピング)へ。110軒以上の人気ブティックが軒を連ねます。パリからはTGVでマルヌ・ラ・ヴァレ駅(ディズニーランドパリに行く際に利用する駅です)下車RER(A4線)に乗っても約35分でアウトレット最寄りの Val d’Europe/Serris Montevrain 駅へアクセスできます。またシック・アウトレットがショッピング・エクスプレスバスも運行しています。
 帰国はパリ・シャルル・ド・ゴール空港から。因みに、ブリュッセル南駅からでも、ブリュッセル-フランスTGVの直行便を利用すると、パリ・シャルル・ド・ゴール空港TGV駅までは、約1時間18分から1時間38分ほどでアクセスできます。同空港TGV駅は、空港ターミナル2(ターミナル2C/2Eと2D/2Fの間)の地下に位置し、ターミナル1とターミナル3へはCDGVALシャトルで移動可能です。

※ここで明記している乗車時間や乗換駅は、季節や曜日、発車時刻などによって異なる場合があります。乗車される際は必ず、実際に時刻表でご確認ください。

※また、列車情報、車内で提供される食事やサービスについても予告なく変更されることがあります。ご乗車の際には事前にご確認ください。


鉄道パス&チケット
・区間乗車券:ユーロスター(ロンドン・セントパンクラス駅⇒ブリュッセル南駅)、タリス(ブリュッセル南駅⇒パリ北駅)

・フランスの列車は、スーツケースなど全ての荷物の所有者を明らかにするため、必ず荷物タグ(名札)を付ける必要があります。ご注意ください。

・ユーロスターにご乗車の際には、出国審査があります。時間的に余裕をもってチェックイン手続きをするようにしてください。


Tips & インフォメーション

・ここに記載する列車や船、バスなどのスケジュールは時期などによって異なる場合があります。必ず事前にご確認ください。

・目的駅に到着したら、復路の列車の時刻表を必ず確認してから観光へとお出かけください。不慣れな駅構内では目的とする場所に辿りつくのに多少時間を要することも考えられますので、時間に余裕を持って駅に到着するようにしてください。

・列車、またはバスにご乗車の際には、時刻表を確認し、遅延なども考えられますので、余裕をもって行動するようにしてください。乗り継ぎの際は、余裕ある乗り継ぎ時間を確保することをおすすめします。

・英国政府観光庁⇒http://visitaly.jp/

・ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル⇒http://www.belgium-travel.jp/

・ベルギー・フランダース政府観光局⇒http://www.visitflanders.com/ja/

・フランス観光開発機構⇒http://jp.franceguide.com/


撮影日:
撮影場所:
キャプション: ロンドン・セントパンクラス駅
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