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No.4377 【阪神】アイテック阪急阪神 東大発ベンチャーのモルフォとAI活用で提携
ほりうち(ccbu8181) 2016-11-02 22:58:36
[PRESS RELEASE]
2016年11月1日
アイテック阪急阪神株式会社

           東大発ベンチャー企業のモルフォと、
      今話題のAI(人工知能)を活用した新たな技術分野で業務提携
   〜画像診断を初めとした幅広い分野でシステム開発・市場への提供に合意〜


 阪急阪神ホールディングスグループのアイテック阪急阪神株式会社(本社:大阪市福島区、代表取締役社長:浜田真希男)は、株式会社モルフォ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平賀督基)と、11月1日、ディープラーニング技術分野における事業推進について、業務提携することで合意しましたので、お知らせします。

 ディープラーニング技術(以下、「DL技術」といいます。)とは、主に画像認識・音声認識などに活用される技術です。従来の認識技術では、人間が人物や物などについて、あらかじめそれぞれの特徴を定義付けて設定した内容に基づき、機械が判別するというものであったのに対し、DL技術は、人間が自然に行っている学習能力と同様に、AI(人工知能)が自ら学習しながら、特徴をとらえて判別するという、いま非常に注目されている新技術です。DL技術を用いたシステムは、従来よりもはるかに高い精度が期待できることから、今後、構造物の劣化診断や、不良品の識別等の各種製品の外観検査を初めとして幅広い分野への活用が期待されています。

 モルフォは東大発のベンチャーとして2004年に設立された会社で、技術力に定評があり、携帯電話やスマートフォンで主要メーカーに採用されている手ぶれ防止機能など、日常生活に密接に関わる技術を提供しています。

 阪急阪神ホールディングスのグループ企業で、阪急・阪神両電鉄はもとより関東地区を含む大手鉄道会社等の鉄道を初めとするインフラ分野で数多くのシステム開発・納入実績のある当社は、今後、社会インフラを初めとした各種構造物の画像診断システムや製品の外観を検査するシステムのほか、ビル管理システムなどの各種の分野において、システム開発を進めるとともに、モルフォが開発したDL技術を基に、西日本を中心として新たな市場を開拓し、顧客に技術を提供していく予定です。

 モルフォ及び当社の代表者のコメント等は、別紙のとおりです。

以上


[別紙]

株式会社モルフォ 代表取締役社長 平賀督基コメント
 このたびアイテック阪急阪神株式会社と業務提携に至りましたことをご報告いたします。今回の合意によって、列車運行管理システムや旅客案内システム等の交通関連や、ビル管理システムやセキュリティシステム等のビル関連等で数多くの実績と顧客基盤を有する同社と協力し、ディープラーニング技術を当該市場へ導入していく枠組みができました。両社は、人材交流、マーケティング活動も含め、協力して西日本地域の市場を開拓してまいります。

アイテック阪急阪神株式会社 代表取締役社長 浜田真希男コメント
 今後、人工知能は様々な産業への導入が進み、その市場規模は拡大すると考えています。当社は、強みである交通関連システムやビル関連システムでの事業ノウハウや顧客基盤を活用しつつ、株式会社モルフォの強みである画像処理技術およびディープラーニング技術をコアテクノロジーの一つに加えて、事業を推進してまいります。


(参考)
1 株式会社モルフォの概要
・商号   株式会社モルフォ
・本社   東京都千代田区西神田3丁目8番1号千代田ファーストビル東館12階
・資本金  1,517,354千円
・代表者  代表取締役社長平賀督基
・事業内容 画像処理技術の研究開発および製品開発ならびにライセンシング

2 アイテック阪急阪神株式会社の概要
・商号   アイテック阪急阪神株式会社
・本社   大阪市福島区海老江1丁目1番31号阪神野田センタービル
・設立   1987年7月1日
・資本金  200,000千円
      (株主:阪神電気鉄道(株)・三菱電機(株)・阪急阪神ホールディングス(株))
・代表者  代表取締役社長 浜田真希男
・事業内容 (1)社会システム事業
      (2)インターネット事業
      (3)医療システム事業
      (4)ソリューション事業
      (5)システム開発受託事業・技術サービス事業

以上

撮影日:
撮影場所:
キャプション: 平賀督基
画像サイズ: 184×235(原寸表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 浜田真希男
画像サイズ: 184×230(原寸表示)