NEWS RELEASE:全般      3
No.4083 【ポプラ新書】テツに学ぶ楽しい鉄道旅入門 野田隆著
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2016-04-07 19:23:06
                                株式会社ポプラ社

          テツに学ぶ
          楽しい鉄道旅入門

             野田 隆 著


絶景、グルメもひと味違う!?
こだわり鉄道旅の究極のカタチ

 新幹線開業やローカル観光列車の増加など、旅の変化に合わせ、独自の進化を続ける鉄道マニア=テツたち。こだわりすぎて一見不可解・不自由に見える彼らの行動は、極めることの楽しさ、わが道を貫くたくましさに満ちている。絶景、グルメもひと味違う、旅と人生を謳歌するためのヒント。


タイトル: テツに学ぶ楽しい鉄道旅入門
著  者: 野田 隆
発 行 所: 株式会社ポプラ社
発 売 日: 2016年4月1日
定  価: 本体780円(税別)
図書符号: ISBN978-4-591-14997-3 C0295 \780E


著者プロフィール
野田 隆(のだ・たかし)
1952年名古屋市生まれ。早稲田大学大学院修了(国際法)。都立高校に勤務のかたわら、ヨーロッパや日本の鉄道旅行を中心とした著作を発表し、2010年3月に早期退職後、フリーとして活動。日本旅行作家協会理事、総合情報サイトAll About「鉄道」ガイド。『一度は乗りたい絶景路線』『にっぽん鉄道100景』(ともに平凡社新書)、『定年からの鉄道旅行のススメ』(洋泉社新書)、『出張ついでのローカル線』(メディアファクトリー新書)など著書多数。HP http://nodatch.travel.coocan.jp/

※本書は、二〇〇五年三月にポプラ社より刊行された単行本『素晴らしき哉、鉄道人生』に加筆・修正をして、新書化した作品です。

[新書版へのあとがき]より
 先ほどパーフェクトを求めるのがテツの特徴と述べたが、ここ数年、路線や列車の廃止が加速したことで、少ない対象物を深化させていく傾向が見られるようになった。北海道など、全盛期の半分以上の路線が過去帳入りしてしまったので、全線乗るのはそれはど至難の作業ではなくなったのだが、すると、今度は、全「駅」に下車しようという試みや、列車本数が極端に少なく、鉄道以外でのアクセスが困難な「秘境駅」を制覇しようという行為がブームになっている。
 乗るもの、撮るものが日本国内になくなったからといって海外に目を向けることはなく、相変わらず対象は国内限定。これは、昔も今も変わらないテツの性格である。
 以上、最近のテツ事情を見てみたが、乗ったり撮ったり集めたりという根本は長年変わっていない。本書は、そうした本質的なテツの思考法、行動形態を一般の人にも分かるように解説したものである。ある意昧、普遍的ともいえるテツ学を、鉄道旅のひとつの形として楽しんでいただければ幸いである。

二〇一六年三月
野田隆

目 次

第1章 こだわりと忍耐の「撮り鉄」たち
1 鉄道写真家のあくなき執念
2 出発進行! 運転台にのめり込む人々
3 音にとりつかれて……
4 煙を堪能、楽園求めてどこまでも

第2章 旅情か全線完乗か、「乗り鉄」たち
1 旅好きから、「乗り鉄」への変貌
2 記録派、「乗り潰し」という仕事
3 数字の羅列は美しい
4 駅に着いたらお仕事開始!
5 廃線跡ロマンティック
6 ママ鉄、呑み鉄、読み鉄
7 割引切符の達人たち

第3章 「収集鉄」たち、その愛着の理由
1 切符は旅の原点だ!
2 制服・部品コレクターの素顔
3 駅弁への異常な愛情
4 頭脳派たちの秘かな愉しみ

第4章 夢はやっぱり運転士!?「模型鉄」たち
1 もっとも優雅で高貴な模型趣味
2 正確さをモットーに、模型製作派
3 わが家の居間に線路を敷く、運転派
4 貨物の謎に挑む人々
5 鉄道を走らせるのはオレだ!
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画像サイズ: 426×666(75%表示)