NEWS RELEASE:全般      3
No.4077 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2016/03(目次)
ほりうち(ccbu8181) 2016-04-02 20:56:38
ユーレイルパスなど欧州の鉄道パスを日本に輸入している総代理店「レイルヨーロッパジャパン」の月刊ニュースの2016年03号の内容をご紹介します。旅行代理店向けのニュースですが、ヨーロッパの鉄道きっぷ・鉄道旅行商品についての情報が満載ですので、皆様に紹介させていただきます。
 「旅のヒント」では、マルセイユを起点に世界遺産城塞都市・カルカッソンヌなどをめぐるプランと、リヨンを起点に「フランスで最も美しい村」にも登録されるペルージュなどを訪ねるプランをご紹介します。

///鉄道フォーラム リリース文入力担当 堀内 聡///



レイルヨーロッパ ジャパンニュース 2016年3月

2016年第03号(3月31日発行通巻第183号) 発行:RAIL EUROPE JAPAN
Facebook : http://www.facebook.com/raileurope.jp

《今月のニュース》
●イタリアの地域間列車の予約がより便利に!
●ドイツ鉄道の長距離列車にSparpreis Aktion料金、7月31日まで
●UEFA欧州選手権開催、フランス10都市で
●レイルヨーロッパトラベルモニター募集(第2弾)!
●早期購入「Early Bird Deals」キャンペーン!
●ゴッタルドベーストンネルツアーを販売へ!
●ヨーロッパの鉄道や街を紹介するテレビ番組(スペイン、アイスランド、ポルトガル、フランス、スペイン)

《注目のことば》
 TER(フランス国内のローカル列車)

《お知らせ》
●「ヨーロッパ鉄道カタログ2016」申込み受付け中
●日本語版「スイストラベルシステム2016」申込み受付け中
●一般消費者向けメルマガ会員のご登録について

《旅のヒント》
●マルセイユとリヨンを拠点に周辺の町を巡る鉄道の旅
 (カルカッソンヌ、ペルピニャン、ブール・カン・ブレス、ペルージュ)

Rail Europe Japan

Official site:
 http://www.raileurope.jp

Facebook:
 http://www.facebook.com/raileurope.jp

ヨーロッパ鉄道旅行ガイド:
 http://www.railguide.jp
撮影日:
撮影場所:
キャプション:  ディセンティス修道院近くを走る氷河特急(C)Rhaetische Bahn
画像サイズ: 709×373(45%表示)
NEWS RELEASE:全般      3
No.4078 (Re:4077) 今月のニュース:ゴッタルドベーストンネルツアー販売など
ほりうち(ccbu8181) 2016-04-02 20:58:16
今月のニュース


 イタリアの地域間列車の予約がより便利に!


 イタリアの国内、及び国際路線における地域間列車(Regionale/Trenord、SubUrbano、Regionale Veloce)で、複数区間からなるルートのチケットを“トレンイタリアダイレクトコネクション”モードで予約、発券できるようになりました。これにより、例えば、フィレンツェ〜シエナ、パリ〜ローマのチケット予約が、区間を分けることなく一括で可能となります。また、テロ(夜行列車を含む)とイタリア国内路線の区間をつなぐルートのチケット手配も同様となります。
 プレコンファメーション・セッションは無くなり、チケットは予約から20分以内に確定(Confirm)しなければなりません。また地域間列車のEチケットへのPNR記載は無くなり、代わりにチケット番号が記載されることになります。



 ドイツ鉄道の長距離列車にSparpreis Aktion料金、7月31日まで


 ドイツ鉄道のICなどの長距離列車とICバスの2等チケットが2016年7月31日まで、大変お得な「Sparpreis Aktion(19ユーロ)」料金にてご予約、ご購入いただけます。ご予約は6カ月前から可能で、大人向けの2等チケットが対象です。同料金の対象座席数には限りがあります。チケットは使用開始日前までなら17.5ユーロの手数料にて払い戻しができます。ぜひお客様にご紹介ください。


 UEFA欧州選手権開催、フランス10都市で


 ヨーロッパ各国代表が競うサッカー界最高峰の大会UEFA欧州選手権が6月10日〜7月10日の1カ月間、フランス国内10都市で開催されます。期間中は、ヨーロッパ各国・地域からサッカーファンが数多くフランスを訪れることが予想されます。この期間、フランスを訪れる予定がある場合、ぜひ早めに鉄道チケットのご予約、あるいは鉄道パス利用で高速列車TGVにご乗車の際の座席指定券の購入をおすすめします。お客様にもご案内をお願いいたします。
 サッカーの試合が行われる都市は、パリ、サン・ドニ、ボルドー、ランス、リール、リヨン、マルセイユ、ニース、サン・テティエンヌ、トゥールーズです。



 レイルヨーロッパトラベルモニター募集(第2弾)!


 好評だったレイルヨーロッパのトラベルモニターの募集第2弾がスタートしました。応募締め切りは、2016年12月31日(12月までの渡航要)までです。18歳以上を対象に、SNS(Facebook, Twitter, Instagram, ブログなど)を使ってヨーロッパ鉄道旅行の様子を紹介し、鉄道旅行の利便性やサービスなど、その魅力や楽しみ方を発信してくださる方を募集します。
 モニター当選者は、ユーレイルグローバルパス(通用日は最大1カ月、451〜911ユーロ相当)、またはユーレイルセレクトパス(5日間または10日間、411〜598ユーロ相当)と、ユースホステル宿泊料の一部補助(宿泊地によってはご提供できないこともあります)をご提供いたします。
 レイルヨーロッパ公式Facebookでは、昨年のモニター当選者から届いたSNSによる旅の報告を公開しています。モニター概要は、こちら。またモニター応募フォームはこちらから。



 ユーレイルパス、早期購入「Early Bird Deals」キャンペーン!


 既報の通り、早期購入「Early Bird Deals」キャンペーンはまだまだ続いています。ユーレイルパスはまだ販売中!詳細は弊社公式ウェブサイトで。なお、販売期間は、予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。

◎ユーレイルパス
販売期間:2016年4月27日まで
     ※弊社ウェブサイトでは、2016年4月26日までを予定
利用期間:発券日から11カ月以内
対象  :ユーレイルグローバルパス、ユーレイルセレクトパス
     1等と2等の大人、子供、ユース、セーバーの各パス
内容  :通用日が最大5日間無料で追加
ご利用条件:通常のご利用条件が適用されます。



 ゴッタルドベーストンネルツアーを販売へ!


 既報の通り、レイルヨーロッパでは、開通前の限られた期間(2016年8〜10月)にのみ行われるウォーキングツアーを販売いたします。今年12月に商用開始となるスイスのゴッタルドベーストンネル。完成すると日本の青函トンネルを抜いて世界最長のトンネルとなることから、海外からも高い注目を浴びています。
 同ツアーは、現在作業員が日々利用しているSedrunにあるエレベーターにてトンネル内に降下。工事の様子などを紹介するミニミュージアムを見学後、北または南にガイドと共に徒歩で移動し、現在のICのルートを利用して出発地へと戻る半日ツアーとなります。ツアー代金には、記念乗車券、記念品、スナックなどが含まれる予定です。また、業界向けのファムツアーも2016年6月以降に予定しています。詳細に関しては、決定次第、メールマガジンでもご紹介いたします。



 ヨーロッパの鉄道や街を紹介するテレビ番組(スペイン、アイスランド、ポルトガル、フランス、スペイン)


 BSフジ「ヨーロッパ空中散歩」、BS-TBS「世界一周魅惑の鉄道紀行」、TBS「THE世界遺産」(日曜18:00〜)、BS日テレの「小さな村の物語イタリア」、NHKBSプレミアムの「世界ふれあい街歩き」の放送予定内容を紹介します。
 このほかにも、BS日テレ「大人のヨーロッパ街歩き」(火曜19:00〜、土曜18:00〜)、「世界水紀行」(木曜19時〜)、テレビ朝日の「世界の街道をゆく」(月〜金曜20:54〜)、「世界の車窓から」(月〜金曜23:10〜)、BSフジの「欧州鉄道の旅」(隔週木曜22:00〜)、BS12TwellV「ヨーロッパの車窓だけ2」(放送日程未定)など、ヨーロッパの旅の魅力を紹介する番組も放送されています。

◎テレビ番組
タイトル:ヨーロッパ空中散歩(BSフジ)
第40回スペイン編I/第46回アイスランド編@
 放送日:▼2016年3月31日(木曜)、22:00〜、23:00〜

タイトル:世界一周魅惑の鉄道紀行(BSTBS)
#146イタリアローマ〜ソレント南イタリア極上の旅世界最高6つ星レストランへ
 放送日:▼2016年4月4日(月曜)、20:00〜

タイトル:THE世界遺産(TBS)
シントラの文化景観(ポルトガル)
 放送日:▼2016年4月3日(日曜)、18:00〜
アルベロベッロのトゥルッリ(イタリア)
 放送日:▼2016年4月24日(日曜)、18:00〜
※3月27日は放送休止

タイトル:小さな村の物語イタリア(BS日テレ)
第221回パチャーノ/ウンブリア州
 放送日:▼2016年4月2日(土曜)、21:00〜
第222回ヴィッラ・アイオーラ/エミリア・ロマーニャ州
 放送日:▼2016年4月9、23日(土曜)、21:00〜

タイトル:世界ふれあい街歩き(NHK BSプレミア)
フィレンツェアルノ川左岸へ/イタリア
 放送日:▼2016年4月4日(月曜)、12:00〜(再放送)
コルシカ島バスティア/フランス
 放送日:▼2016年4月5日(火曜)、20:00〜
NEWS RELEASE:全般      3
No.4079 (Re:4077) 注目のことば:TER(フランス国内のローカル列車)
ほりうち(ccbu8181) 2016-04-02 20:59:54
注目のことば


 TER(フランス国内のローカル列車)


 TERは、フランス国鉄(SNCF)が運行する列車で、フランス国内の主要都市と周辺の小さな町、地方都市間を結びます。一般的にローカル列車として知られており、フランスらしい日常の風景を列車を通して見るチャンス。今月号の旅のヒントでも紹介したリヨンからブール・カン・ブレス、あるいはカルカッソンヌからペルピニャンへアクセスする際に利用するのもTERです。
 座席クラスには1等と2等ですが、多くの場合は2等のみの編成となります。席指定券は必要ないため、鉄道パスを利用してTERに乗車する場合、パスを手に好きな時に飛び乗ることができます。
 なお、区間乗車券としてチケットを購入した場合、紙発券のチケットとeチケット(自宅などで自分でチケットを印刷する)を選択できますので、便利です。

撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 311×208(原寸表示)
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No.4080 (Re:4077) お知らせ
ほりうち(ccbu8181) 2016-04-02 21:02:14
お知らせ

「ヨーロッパ鉄道カタログ2016」申込み受付け中

 ご好評いただいている一般消費者向けの最新「ヨーロッパ鉄道カタログ2016」(A4版、計24ページ)日本語版のお申し込みを受け付けています。同カタログは写真や地図などを多用し、日本で販売している鉄道パスや列車などの情報を網羅しています。幅広くヨーロッパ鉄道の販売にご利用いただけます。※入力者注:請求は旅行業者からになります



日本語版「スイストラベルシステム2016」申込み受付け中

 スイス連邦鉄道、およびその他の交通機関で構成されるスイストラベルシステム(STS)の鉄道パスの詳細と路線図などを網羅した、2016年度版最新日本語販促ツール「スイストラベルシステム2016」(マップ)の申し込みを受付けています。
STSマップはスイス旅行に役立つ情報を網羅し携帯にもとても便利な大きさです。シーニックトレイン(景観列車)のルートを含む詳細な鉄道路線が記載された大型のスイス鉄道マップのほか、スイスパスやフレキシーパスなどの詳細(パスの種類や適用エリア)、スイス旅行に必要な情報を盛り込み、コンパクトなサイズに仕上げました。スイス旅行に持参しても、旅行プランを立てる際にも役立ちます。※入力者注:請求は旅行業者からになります


一般消費者向けメルマガ会員のご登録について

 レイルヨーロッパジャパンでは、一般消費者を対象にした「レイルヨーロッパジャパンメールマガジン」の配信を行っています。このメールマガジンには、鉄道に関する最新ニュースだけでなく、政府観光局とリンクした各国の現地情報などが満載。一般消費者のヨーロッパ鉄道旅行へのモチベーションを高める内容となっています。配信は月1回、登録は無料です。
 受信ご希望の方は http://www.raileurope.jp/subscribe/request_magazine.html まで。

撮影日:
撮影場所:
キャプション: ヨーロッパ鉄道カタログ2016
画像サイズ: 176×246(原寸表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: スイストラベルシステム2016
画像サイズ: 260×354(原寸表示)
NEWS RELEASE:全般      3
No.4081 (Re:4077) 旅のヒント:マルセイユとリヨンを拠点に周辺の町を巡る鉄道の旅
ほりうち(ccbu8181) 2016-04-02 21:04:54

旅のヒント
 高速列車、夜行列車、景観列車(シーニックトレイン)や登山列車など、ヨーロッパにはさまざまなタイプの列車が縦横無尽に走り、観光客はもちろん、地元の人々にとっても大変身近な交通手段となっています。便利さだけでなく、車窓を流れる風景や地元の人々とのふれあい、列車での国境越えという体験など、鉄道旅行の魅力は尽きません。このコーナーでは、テーマを決めて鉄道を楽しむ旅のモデルコースとともに、駅構内や列車内でのサービスや設備などについてご紹介いたします。

 マルセイユとリヨンを拠点に周辺の町を巡る鉄道の旅
 (カルカッソンヌ、ペルピニャン、ブール・カン・ブレス、ペルージュ)

 今月号の旅のヒントは、6〜7月にかけで開かれるサッカーの大会UEFA欧州選手権の開催都市(パリ、サン・ドニ、ボルドー、ランス、リール、リヨン、マルセイユ、ニース、サン・テティエンヌ、トゥールーズ)の中から、マルセイユとリヨンを起点に巡る旅を紹介します。サッカーファンでも、サッカーファンでなくても、この2都市は多くの人が一度は訪れたいと思うフランスの町の1つではないでしょうか。
 マルセイユからは、ヨーロッパ最大規模の城塞都市カルカッソンヌ(世界遺産)とスペインの香りが今も残されたペルピニャンを訪れます。また、リヨンからは最高級ブレス鶏で知られたブール・カン・ブレス、そしてフランスで最も美しい村にも登録されるペルージュを訪ねます。<画像=TER((C)Enzojz)>。


旅程(1):

1日目
 マルセイユを散策、ランチ後、マルセイユ・サン・シャルル駅からアンテルシテに乗ってカルカッソンヌへ(所要約3時間11分)。夜、ライトアップされるカルカッソンヌの城塞へ。
 【カルカッソンヌ泊】

2日目
 終日、カルカッソンヌの城塞都市を散策。
 【カルカッソンヌ泊】

3日目
 朝、カルカッソンヌ駅からTERに乗ってペルピニャンへ(所要約1時間33分)。ペルピニャン市内を散策。



旅のポイント:

 アンテルシテに乗って
  マルセイユから城塞都市カルカッソンヌへ


 マルセイユは、パリ・シャルル・ド・ゴール空港に直結する鉄道駅から高速列車TGVに乗って約3時間45分。乗り換えなしに移動できます。6〜7月にかけて開かれるサッカーの大会「UEFA欧州選手権2016」はフランス10都市で開催されます。マルセイユはその都市の1つですが、例えば、パリからニースやトゥールーズ、リヨンなどへもTGVに乗ると直通でアクセスできます。
 マルセイユの主要駅は、町の中心部ナルビク広場に位置するマルセイユ・サン・シャルル駅です。パリ〜マルセイユ線のTGVの終着駅であり、プロヴァンス地方へと出かける際のほとんどの在来線は、このマルセイユ・サン・シャルル駅から発車します。
 マルセイユ・サン・シャルル駅から徒歩で旧市街のパニエ地区へ。細く入り組んだ路地を歩き、旧港にある魚市場にも立ち寄り、下町の雰囲気をお楽しみ下さい。サン・ニコラ要塞、丘の上に建つノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂も訪れたい観光ポイント。聖堂のある丘から眺める紺碧の地中海と旧港の風景は誰でも心を奪われるはず。かつて監獄だったイフ城へは遊覧船でアクセスできます。ここは、アレクサンドル・デュマの小説『モンテ・クリスト伯』の中でも主人公ダンテスが無実の罪で捕らわれた監獄として登場します。
 マルセイユで潮風を感じながら、ブイヤベースのランチを堪能したら、マルセイユ・サン・シャルル駅からアンテルシテに乗ってカルカッソンヌ駅へ(所要約3時間11分)。カルカッソンヌは、ヨーロッパ最大規模の城塞が完璧な状態で残されています。駅からは路線バスもありますが、歩いてまずは城外の下町バスティード・サン・ルイへ。オード川の右岸には、カルカッソンヌの城塞シテの城壁が見えるはず。川を渡り、シテへ。シテの中は、まさに中世の世界を切り取ったような空間。路地を巡り、11〜13世紀頃に建造されたというコンタル城を訪れ、周りをぐるりと囲む城壁は歩くことができます。地域の特産品や雑貨を売るショップ、カフェやレストランに立ち寄り、一休み。じっくりと歴史的城塞都市(世界遺産)を散策しましょう。


 カルカッソンヌからTERに乗って
  スペインの雰囲気たっぷりのペルピニャンへ


 カルカッソンヌ駅からTERに乗って、途中ナルボンヌで乗り換えてペルピニャンへ。所要時間は約1時間33分(乗り換え時間含む)でアクセスできます。ペルピニャンはかつてスペイン領だった町。このため、スペイン・カタロニア地方の雰囲気が残された町です。ペルピニャン駅からは徒歩20分あまりで旧市街の中心にあるラ・ロージュ広場に行くことができるはず。市庁舎やサン・ジャン大聖堂、少し離れたバスウンガ沿いに赤レンガのカスティエ門があります。旧市街の南側の高台にあるのがマジョルク王宮。13世紀に建造された星形の城塞で、ここから遠望するピレネー山脈や、あるいは地中海は最高で、オレンジ色の屋根の家並みとのコントラストが素敵です。
 カルカッソンヌからは、アンテルシテやTERに乗れば、開催都市の1つであるトゥールーズまでは乗り換えなしに、40〜60分程でアクセスできます。
 ペルピニャンからマルセイユへは、TERで約3時間53分、パリ・シャルル・ド・ゴール空港へはTERとTGVを乗り継いで約6時間43分〜7時間43分かかります。


 ここで明記している乗車時間や乗換駅は、季節や曜日、発車時刻などによって異なる場合があります。乗車される際は実際に時刻表でご確認ください。


鉄道パス&チケット

・チケット(区間乗車券):アンテルシテ(マルセイユ・サン・シャルル駅⇒カルカッソンヌ駅)、TER(カルカッソンヌ⇒ペルピニャン駅)


旅程(2):

1日目
 朝、リヨン・パールデュー駅からTERでブール・カン・ブレス駅へ(所要約1時間9分)。着後、市内散策。夜は名物フランス最高の鶏料理で。
 【ブール・カン・ブレス泊】

2日目
 朝、ブール・カン・ブレス駅からTERに乗ってメクシミー・ペルージュ駅へ(約31分)。着後、「フランスで最も美しい村」を散策。




旅のポイント:

 美食の旅、リヨンからTERでブール・カン・ブレスへ
  TERに乗って「フランスの最も美しい村」ペルージュへ


 ローヌ・アルプ地方の中心都市リヨンは美食の町であり、世界遺産「リヨン歴史地区」である旧市街の散策が楽しめます。リヨンには、主要駅として、高速列車などが発着するリヨン・パール・デュー駅と、市街地により近いリヨン・ペラーシュ駅があります。パール・デュー駅から市街地へはメトロを使うと便利です。
 町の中心は、ソーヌとローヌという2つの川に挟まれた新市街にあるベルクール広場。さらに北へと歩くと、リヨン美術館があります。17世紀には修道院だった建物がとても印象的。藤田嗣治をはじめ、モネやルノワール、ロダンらの作品が楽しめます。ソーヌ川を渡ると旧市街。サン・ポール教会やガダニュ博物館、サン・ジャン大司教教会、フルヴィエールの丘にある同じ名前の美術館やガロ・ロマン博物館、ローマ劇場など見所は尽きません。旧市街のサン・ジャン広場付近からケーブルカーに乗って丘の上へと行くこともできます。
 リヨン・パール・デュー駅からTERに乗って1時間9分(時間帯によっては39分)でブール・カン・ブレス駅に到着です。ここは、フランスでも最高級の鶏、「ブレス鶏」で知られています。ぜひご賞味を。この町でもう1つ有名なのが、ブルー王立修道院です。市街地中心部から徒歩15分あまりでブルー修道院へとたどり着きます。16世紀初期に建造されたフランボワイヤン・ゴシック様式の傑作とされ、墓碑は圧倒されるほどの美しい装飾が施され、彫像や祭壇画など見所がたくさんあります。また、併設する美術館では15世紀のフランドル派の彫刻が多数展示されています。
 翌日は、ブール・カン・ブレス駅からTERに乗ってわずか30〜50分で、「フランスの最も美しい村」にも登録されているペルージュへ。下車駅はメクシミー・ペルージュ駅です。かつて城壁に囲まれていた町には15〜16世紀の古い町並みが残され、石畳と石造りの建物に中世らしい雰囲気を感じることでしょう。村へは下の門と上の門から入ることができます。駅に近いのは下の門。上の門の側にあるサント・マリー・マドレーヌ教会、市の広場の角にある古ペルージュ博物館などは、ぜひとも訪れたい場所です。べルージュには現在、芸術家が多く暮らし、味に定評のあるレストランも少なくありません。ペルージュ名物のガレットもお忘れなく。

 ここで明記している乗車時間や乗換駅は、季節や曜日、発車時刻などによって異なる場合があります。乗車される際は実際に時刻表でご確認ください。


鉄道パス&チケット

・チケット(区間乗車券):TER(リヨン・パーデュー駅⇒ブール・カン・ブレス駅)、TER(ブール・カン・ブレス駅⇒メクシミー・ペルージュ駅)


Tips & インフォメーション

・ここに記載する列車や船、バスなどのスケジュールは時期などによって異なる場合があります。必ず事前にご確認ください。

・目的駅に到着したら、復路の列車の時刻表を必ず確認してから観光へとお出かけください。不慣れな駅構内では目的とする場所に辿りつくのに多少時間を要することも考えられますので、時間に余裕を持って駅に到着するようにしてください。

・列車、またはバスにご乗車の際には、時刻表を確認し、遅延なども考えられますので、余裕をもって行動するようにしてください。乗り継ぎの際は、余裕ある乗り継ぎ時間を確保することをおすすめします。

・フランス観光開発機構公式サイト ⇒ http://jp.franceguide.com/

撮影日:
撮影場所:
キャプション: TER((C)Enzojz)
画像サイズ: 480×320(67%表示)