ほりうち(ccbu8181) 2015-05-01 23:24:21 |
ユーレイルパスなど欧州の鉄道パスを日本に輸入している総代理店「レイルヨーロッパジャパン」の月刊ニュースの2015年4号の内容をご紹介します。旅行代理店向けのニュースですが、ヨーロッパの鉄道きっぷ・鉄道旅行商品についての情報が満載ですので、皆様に紹介させていただきます。
「旅のヒント」では、「手軽に訪れるモナコの旅の紹介を」とのコメントに応えて、ヴィニョンとニースを拠点に南仏とモナコを楽しむ列車の旅を紹介しています。 ///鉄道フォーラム リリース文入力担当 堀内 聡/// レイルヨーロッパ ジャパンニュース 2015年4月 2015年第4号(4月28日発行 通巻 第172号) 発行:RAIL EUROPE JAPAN Facebook : http://www.facebook.com/raileurope.jp 《今月のニュース》 ●公式サイトGrand Train Tour of Switzerland近日中オープン! ●タリス、パスホルダー料金改定で、より分かりやすく! ●フランスレイルパスキャンペーン!ミールクーポンプレゼント! ●「ヨーロッパ 旅の始まりはここから」キャンペーンがスタート ●キャンペーン中!タリス、イタロ、フランス-スペイン高速列車 ●Grand Train Tour of Switzerland 冊子が完成! ●間もなく終了!ユーレイルパス、大キャンペーン中 ●ヨーロッパの鉄道や街を紹介するテレビ番組(スロヴァキア、イタリア、ポルトガル、スペイン、フランス) 《注目のことば》 ユーレイルパス 《お知らせ》 ●日本語版「スイストラベルシステム2015」申込み受付け中 ●一般消費者向けメルマガ会員のご登録こついて 《旅のヒント》 ●ヴィニョンとニースを拠点に南仏とモナコを楽しむ列車の旅 〜エクス・アン・プロヴァンス、リル・シュル・ラ・ソルグ、ディーニュ・レ・バン、アントルヴォーも Rail Europe Japan Official site: http://www.raileurope.jp Facebook: http://www.facebook.com/raileurope.jp ヨーロッパ鉄道旅行ガイド: http://www.railguide.jp |
|
|
ほりうち(ccbu8181) 2015-05-01 23:25:57 |
今月のニュース
公式サイトGrand Train Tour of Switzerland近日中オープン! 2015年スタートしたスイス・キャンペーン「Grand Train Tour of Switzerland」の特設公式ウェブサイトが近日オープン予定です。キャンペーン内容はもちろん、対象となるルートと、利用可能な鉄道などを画像やマップを使って、分かりやすく紹介しています。ぜひご覧ください! タリス、パスホルダー料金改定で、より分かりやすく! パリとブリュッセルやアムステルダムなどを結ぶ高速列車タリスのパスホルダー料金が改定され、従来よりも料金体系が分かりやすくなりました。所持する鉄道パス(ユーレイルパスやフランスレイルパスなど)が乗車区間の1カ国をカバーしてると、新パスホルダー料金が適用されます。この際、乗車区間と座席クラスによって、パスホルダー料金は決まります。 たとえば、フランスレイルパスを所持しているお客様は、パリ〜アムステルダム間のタリスに乗車の際、パリ〜オランダ区間のパスホルダー料金として35ユーロ(1等)、25ユーロ(2等)を別途お支払いいただき、座席指定をしていただくことになります。フランスレイルパスはフランス国内で有効な鉄道パスですので、新パスホルダー料金をご利用いただけます。ただし、アムステルダム〜ブリュッセル間のタリスにご乗車の際は、フランスレイルパスを使うことが出来ませんので、パスホルダー料金は適用されません。詳しくは、弊社GSAにお問い合わせください。 ◎新パスホルダー料金 パリ⇔ベルギー 30ユーロ(1等) 20ユーロ(2等)パリ⇔ブリュッセル空港駅は5ユーロ追加となります。 パリ⇔ドイツ 35ユーロ(1等) 25ユーロ(2等) パリ⇔オランダ 35ユーロ(1等) 25ユーロ(2等) リール⇔オランダ 25ユーロ(1等) 15ユーロ(2等) ベルギー⇔オランダ 25ユーロ(1等) 15ユーロ(2等) ベルギー⇔ドイツ 30ユーロ(1等) 30ユーロ(2等) ◎パスホルダー料金とは 有効な鉄道パスを利用して高速列車や夜行列車に乗車する際、座席/寝台指定券を別途購入する必要があります。この時に適用される特別な料金のことです。 フランスレイルパスキャンペーン!ミールクーポンプレゼント! ご好評につき、フランスレイルパスキャンペーンを再び実施します!<A href="http://www.raileurope-japan.com/deals">レイルヨーロッパウェブサイトまたは、対象の旅行代理店で、2015年5月29日までに、フランスレイルパスをご購入いただいたお客様に、先着順でTGVのバー車両で利用できる8.50ユーロ分のミールクーポンをプレゼントします。 フランスレイルパス(セーバー)をご購入のお客様には、お一人様につき1枚のミールクーポンをプレゼント。ミールクーポンはTGV国内線のみに有効(TGV国際線、TGV以外のフランス国内線は対象外)で、車内のバー/ビュフェ車両での軽食やドリンク類をご購入の際にご利用いただけます。 クーポン分の払い戻しはできません。バー/ビュフェ車両での商品購入に関する質問は、直接バー/ビュフェ車両スタッフにおたずねください。駅窓口などそれ以外のスタッフは、この件について回答できません。 「ヨーロッパ旅の始まりはここから」キャンペーンがスタート レイルヨーロッパでは2015年6月17日まで、「ヨーロッパ旅の始まりはここから」キャンペーンを実施しています。フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、ベネルクス、スイス、英国における早割チケットを販売中です。たとえば、鉄道チケット(区間乗車券)の早割の最低料金では、フランスのレンヌ〜パリ間は2800円〜、ドイツのベルリン〜ミュンヘンは3931円〜、イタリアのヴェネツィア〜ミラノは1220円〜、さらにロンドン〜パリ間は5829円〜、などがあります(いずれも2015年4月28日現在)。 キャンペーン中!タリス、イタロ、フランス-スペイン高速列車 既報の通り、高速列車タリスとイタロ、さらにフランス-スペイン高速列車のチケット割引きキャンペーンを実施しています。キャンペーン対象は、パリとブリュッセルやアムステルダムなどを結ぶ高速列車タリスの1等、スタイリッシュな車内が人気でイタリア主要都市間を走る高速列車イタロ、さらにフランスとスペインの主要都市などを結ぶフランス-スペイン高速列車です。いずれも2015年5月29日まで有効のキャンペーンコードをご利用いただくことで、割引きが適用されます。 Grand Train Tour of Switzerland冊子をプレゼント! 既報の通り、2015年にスタートしたスイスのキャンペーン「Grand Train Tour of Switzerland」のブックレットを、日本でスイストラベルパスをご購入のお客様全員に差し上げています。同ブックレットでは、「Grand Train Tour of Switzerland」のキャンペーン内容や対象ルート、また各ルートの見所などをご紹介しています。 間もなく終了!ユーレイルパス、大キャンペーン中 間もなく終了です!ユーレイル1カ国パスとユーレイルリージョナルパス(基本的に2カ国周遊)を対象とした大キャンペーンを実施しています。 期間中に対象となるユーレイルパスを購入すると、無料で通用日(パスが使用できる日)が1日追加されます。人気のユーレイルイタリアパスやユーレイルスペインパス、ユーレイルフランス-ジャーマンパス、ユーレイルイタリア-スペインパス、ユーレイルジャーマン-スイスパスなども含まれます。さらに、たとえば、ベネルクス3カ国はユーレイルパスにおいて1つの“国”と見なされているので、ユーレイルベネルクス-フランスパスなら4カ国周遊、ユーレイルクロアチア/スロヴェニア-ハンガリーパスなら3カ国周遊と、とてもお得感があります。この機会にぜひお客様におすすめください。 詳細は、レイルヨーロッパの公式ウェブサイトまたはExtranetでご確認ください。 ◎フリーデイキャンペーン キャンペーン内容:無料で通用日を1日追加 キャンペーン対象:ユーレイル1カ国パス、ユーレイルリージョナルパス 1、2等の大人、子供、ユース、セーバーパス 購入期間:2015年4月30日まで ※弊社ウェブサイトからは、4月27日までを予定 旅行(利用可能)期間:発券から6カ月間以内にパスをヴァリデーションしてご利用ください。 ご利用条件:各ユーレイルパスの通常のご利用条件が適用されます。 ヨーロッパの鉄道や街を紹介するテレビ番組(スロヴァキア、イタリア、ポルトガル、スペイン、フランス) BSフジの「欧州鉄道の旅」、NHKBSプレミアムの「世界ふれあい街歩き」、BS12TwellVの「ヨーロッパの車窓だけ2」、BS日テレの「THE 世界遺産」、BS日テレ「世界水紀行」(火曜20:00〜20:54)の放送予定内容を紹介します。 このほかにも、BS日テレの「トラベリックスV〜世界体感旅行」(日曜19:00〜19:54)、テレビ朝日の「世界の車窓から」、BS朝日の「ヨーロッパいちばん旅行記」、BS-TBSの「世界一周魅惑の鉄道紀行」(月曜20:00〜20:54)、BS12TwellVの「地球散歩」、など、ヨーロッパの旅の魅力を紹介する番組も放送されています。 ◎テレビ番組 タイトル:欧州鉄道の旅(BSフジ) 第133回ヨーロッパ文化の交差点〜ザグレブからプーラまで〜 放送日:▼2015年5月3日(日曜)18:00〜18:55 タイトル:世界ふれあい街歩き(NHKBSプレミアム) ポリニャーノ・ア・マーレ/イタリア 放送日:▼2015年4月28日(火曜)、20:00〜 ミラノ/イタリア(再放送) 放送日:▼2015年5月1日(金曜)、18:00〜 ポルト歴史地区/ポルトガル 放送日:▼2015年5月12日(火曜)、20:00〜 タイトル:ヨーロッパの車窓だけ2(BS12TwellV) #3ボルドー〜イルン(再放送) 放送日:▼2015年5月3日(日曜)、14:30〜15:00 タイトル:THE世界遺産(BS日テレ) ヴァレッタ市街/マルタ 放送日:▼2015年5月17日(日曜)、18:00〜18:30 タイトル:世界水紀行(BS日テレ) アートに彩られた世界遺産の街スペイン・バルセロナ 放送日:▼2015年5月6日(水曜)、20:00〜 |
|
|
ほりうち(ccbu8181) 2015-05-01 23:26:45 |
注目のことば
ユーレイルパス レイルヨーロッパでは、各種ユーレイルパスを販売しています。1カ国を周遊するパス、2カ国周遊のパス、3カ国以上を巡るパスなどさまざまあり、現在、29種類まで増えました。ユーレイルパスでは、たとえば、ベネルクス3カ国(オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ)は1つの“国”とみなしていますので、お得感があります。2014年には、イタリアとギリシャを結ぶ航路に適用されるユーレイルアッティカパスも発売となりました。このほか、4カ国を周遊するユーレイルセレクトパス、ユーレイル加盟の28カ国を巡るユーレイルグローバルパスがあります。 因みに、1カ国周遊の鉄道パスでも、ユーレイルではなく、それぞれの国の国鉄(またはそれに相当する鉄道会社)が提供するパスがあります。たとえば、フランスレイルパス、ジャーマンレイルパス、スイストラベルパス、ブリットレイルパスなどです。スイスと英国ではこれらパスに、いくつかの種類があります。 また、鉄道パスの大きなメリットのひとつは、単に列車に乗るためのものだけでなく、美術館や博物館の入館やレストランでの割引など、さまざまな特典が設けられていることです。鉄道パスを使ってご旅行の際には、ぜひこうした特典もチェックしてみてください。 |
|
|
ほりうち(ccbu8181) 2015-05-01 23:27:45 |
お知らせ
日本語版「スイストラベルシステム2015」申込み受付け中 スイス連邦鉄道、およびその他の交通機関で構成されるスイストラベルシステム(STS)の鉄道パスの詳細と路線図などを網羅した、2015年度版最新日本語販促ツール「スイストラベルシステム2015」(マップ)の申し込みを受付けています。 STSマップはスイス旅行に役立つ情報を網羅し携帯にもとても便利な大きさです。シーニックトレイン(景観列車)のルートを含む詳細な鉄道路線が記載された大型のスイス鉄道マップのほか、スイスパスやフレキシーパスなどの詳細(パスの種類や適用エリア)、スイス旅行に必要な情報を盛り込み、コンパクトなサイズに仕上げました。スイス旅行に持参しても、旅行プランを立てる際にも役立ちます。 一般消費者向けメルマガ会員のご登録について レイルヨーロッパジャパンでは、一般消費者を対象にした「レイルヨーロッパジャパンメールマガジン」の配信を行っています。このメールマガジンには、鉄道に関する最新ニュースだけでなく、政府観光局とリンクした各国の現地情報などが満載。一般消費者のヨーロッパ鉄道旅行へのモチベーションを高める内容となっています。配信は月1回、登録は無料です。 受信ご希望の方はhttp://www.raileurope.jp/subscribe/request_magazine.htmlまで。 |
|
|
ほりうち(ccbu8181) 2015-05-01 23:28:38 |
旅のヒント 高速列車、夜行列車、景観列車(シーニックトレイン)や登山列車など、ヨーロッパにはさまざまなタイプの列車が縦横無尽に走り、観光客はもちろん、地元の人々にとっても大変身近な交通手段となっています。便利さだけでなく、車窓を流れる風景や地元の人々とのふれあい、列車での国境越えという体験など、鉄道旅行の魅力は尽きません。このコーナーでは、テーマを決めて鉄道を楽しむ旅のモデルコースとともに、駅構内や列車内でのサービスや設備などについてご紹介いたします。 アヴィニョンとニースを拠点に南仏とモナコを楽しむ列車の旅 エクス・アン・プロヴァンス、リル・シュル・ラ・ソルグ、ディーニュ・レ・バン、アントルヴォーも 3月号で、「お手軽に訪れるモナコの旅の紹介を」というコメントをいただきました。今月号の旅のヒントは、南仏プロヴァンスとコート・ダ・ジュール、そしてモナコを巡る旅を紹介します。アヴィニョンに4連泊し、高速列車TGVやTERを利用して、周辺地域をめぐります。エクス・アン・プロヴァンスで1日過ごし、アンティークの町リル・シュル・ラ・ソルグや古代ローマ遺跡が点在するオランジュといった、アヴィニョン近郊の町を巡ります。その後、TGVでニースに移動して3連泊。プロヴァンス鉄道に乗って、ラベンダーの産地としても知られるディーニュ・レ・バンへ。途中、中世の雰囲気が漂うアントルヴォーで下車します。ニース〜モナコ間はTERで約15分です。1日はモナコ滞在を楽しみます。ニースではなくモナコに3連泊してもいいかもしれません。 旅程 1日目 日本から、ヨーロッパの都市を経由するなどしてパリへ。パリ・シャルル・ド・ゴール空港TGV駅から高速列車TGVでアヴィニョンへ(約3時間10分)。着後、ホテルへ。 アヴィニョン泊 2日目 終日、アヴィニョン市内散策。 アヴィニョン泊 3日目 朝、TGVでエクス・アン・プロヴァンスへ(約20分)。 アヴィニョン泊 4日目 朝、TERでリル・シュル・ラ・ソルグへ(約20分)へ。午後は、オランジュへ(約15分)。 アヴィニョン泊 5日目 朝、アヴィニョンからTGVでニースへ(約2時間54分)。到着後、ニース市内散策。 ニース泊 6日目 朝、プロヴァンス鉄道でニース郊外のディーニュ・レ・バンへ(約3時間15分)。途中、アントルヴォーで途中下車。 ニース泊 7日目 朝、TERでモナコへ(約14分)。モナコ散策。 ニース泊 8日目 ニース・コート・ダ・ジュール空港から、ヨーロッパの都市を経由して日本へ。 機内泊 9日目 日本着 旅のポイント: パリ・シャルル・ド・ゴール空港から TGV直行便でアヴィニョンへ、3時間10分! パリ・シャルル・ド・ゴール空港に到着したら、空港直結の鉄道駅から高速列車TGVに乗って、約3時間10分、乗り換えなしでアヴィニョンTGV駅に到着です。また、パリ・リヨン駅からTGVに乗ると、アヴィニョンTGV駅までは約2時間39分でアクセスできます。 アヴィニョン市街地へは、アヴィニョンTGV駅前から路線バスで15分ほど。世界遺産にも登録される城壁に囲まれたアヴィニョンの歴史地区を散策しましょう。市街地、歴史地区の最寄り駅はアヴィニョン中央駅(アヴィニョン・サントル駅)になります。 3日目は、エクス・アン・プロヴァンスで終日、過ごします。アヴィニョンTGV駅からTGVに乗って、わずか19分でエクス・アン・プロヴァンスTGV駅に到着します。同TGV駅は郊外にありますので、シャトルバスを使って15分ほどでエクス・アン・プロヴァンス市街地へ。シャトルバスはエクス・アン・プロヴァンス・サントル駅の近くにあるバスターミナルに到着します。シャトルバスの車窓にはエクス・アン・プロヴァンスらしい風景が広がっています。 同サントル駅からも程近く、大きな噴水のあるド・ゴール広場へ。広場から東へミラボー大通りのプラタナスの街路樹には噴水が点在し、週末なら蚤の市などが開かれます。ミラボー大通りの北側に広がる旧市街では昔ながらの細い路地を歩きましょう。ショップやレストランが並び、ラベンダーの石鹸やハーブなども売っています。印象派の画家セザンヌが好きなら、セザンヌの足跡を辿る散策がおすすめ。セザンヌ見学コースはその道順を示す標識があり、カフェ・レ・ドゥー・ギャルソン、コレージュ・ミニエ、大学や教会などを辿ります。 アヴィニョン近郊の小さな町へTERで出かけよう TGVでアヴィニョン〜ニース間は2時間38分! 4日目はアヴィニョン近郊の小さな町を巡ります。アヴィニョン中央駅からTER(在来線)に乗ってアンティークの町リル・シュル・ラ・ソルグへ。所要時間は約20分です。国鉄駅は町の中心部にありますので、散策に便利です。リル・シュル・ラ・ソルグの町は運河に囲まれ、水車がいくつもあるのが特徴的。駅近くなど、市街地にはアンティーク村がいくつもあります。また、日曜は終日アンティーク市が開かれ、地域の人々で大いに賑わいます。 午後はリル・シュル・ラ・ソルグ駅からアヴィニョンを経由してオランジュへ。アヴィニョン・サントル駅からオランジュ駅はTERで約14〜20分です。オランジュ駅から旧市街地へは徒歩15分ほど。旧市街には古代ローマ帝国時代の古代劇場や凱旋門などの遺跡が数多く残されています。夏は、世界有数の保存状態を誇る古代劇場で、音楽祭「レ・コレジー・ドランジュ」が開かれることでもよく知られています。 翌日はニースへ。アヴィニョンTGV駅からTGVでニース・ヴィル駅へ。TGVで約2時間38分でアクセスできます。駅構内にはコインロッカー、カフェやレストラン、待合室などを完備し、駅のすぐ側に観光案内所があります。駅から旧市街へは歩いて20分ほど、駅前からトラムに乗って旧市街へ行くこともできます。 プロヴァンス鉄道で山岳部へ リヨン〜モナコ間はわずか19分 6日目は、ニース・ヴィル駅の北に10分ほど歩いたところにあるプロヴァンス鉄道駅からプロヴァンス鉄道に乗ってディーニュ・レ・バンへ。フランスレイルパス所持者は、プロヴァンス鉄道の乗車券が50%割引きとなるボーナス特典があります。乗車券を購入時にフランスレイルパスを提示してください。列車はヴァール川沿いを走ります。川と山と谷を車窓に見ながらののんびりとしたローカル列車の旅をお楽しみください。地域の人々が日常生活のなかで利用する列車でもあります。途中、中世の町並みと雰囲気を今に伝えるアントルヴォーで途中下車。散策してはいかがでしょう。さらに、プロヴァンス鉄道に乗って、6月下旬頃になるとラベンダー畑が紫色に色づく風景を見ながら終点のディーニュ・レ・バンへ。ニースから終点までは約3時間20分で到着します。町歩きを楽しみつつ、ハーブやオリーブ、プロヴァンス模様の布製品など、この地域の特産品をショッピングしてもいいかもしれません。 翌日は、終日、モナコ観光です。ニース・ヴィル駅からTERに乗って、わずか19分でモナコ・モンテカルロ駅に到着です。モナコは6地区に分けることができます。駅に到着したら、モナコ・ヴィル地区へ。大公宮殿、歴史博物館などを見学した後、海沿いを歩いて海洋博物館と水族館へ行きましょう。海洋博物館前から出発する可愛らしい列車の形をしたバス「プチトラン」に乗れば、30分でモナコの観光名所をぐるりと巡ります。緑が豊かなフォンヴィエイユ地区へも立ち寄りたいところ。グレース公妃のバラ園、モネゲッティ地区の熱帯公園、現代アートに興味があれば、新国立美術館、車が好きなら、レニエ公クラシックカー・コレクションへ。切手とコインの博物館などもあります。モナコは高級リゾート。高級ホテルでのスパを楽しんだり、カジノへ出かけるといった楽しみもあります。 ニース・コートダジュール空港へは、ニース・ヴィル駅近くからバスで30分ほどでアクセスできます。 ここで明記している乗車時間や乗換駅は、季節や曜日、発車時刻などによって異なる場合があります。乗車される際は実際に時刻表でご確認ください。 鉄道パス&チケット ・フランスレイルパス5日間/1カ月有効:TGV(パリ・シャルル・ド・ゴール空港駅⇒アヴィニョンTGV駅<1日目>)、TGV(アヴィニョンTGV駅⇔エクス・アン・プロヴァンスTGV駅<3日目>)、TER(アヴィニョン・サントル駅⇒リル・シュル・ラ・ソルグ駅⇒アヴィニョン・サントル駅⇒オランジュ駅⇒アヴィニョン・サントル駅<4日目>)、TGV(アヴィニョンTGV駅⇒ニース・ヴィル駅<5日目>)、プロヴァンス鉄道(ニース・プロヴァンス鉄道駅⇔ディーニュ・レ・バン駅<6日目>)、TER(ニース・ヴィル駅⇔モナコ・モンテカルロ駅<7日目>) ・有効なフランスレイルパスを使って高速列車TGVにご乗車の際には、別途、座席指定が必要です。ご乗車の際には別途、大変お得なパスホルダー料金にて座席指定券をご購入ください。 ・フランスレイルパスは、ボーナス特典が満載です。ホテルやレストラン、ショップ、博物館や美術館、アトラクション、クルーズ、現地発着ツアーなどさまざまな特典がフランスの多くの都市で設定されています。ボーナス特典として割引を受ける際には、忘れずにその都度、フランスレイルパスを提示してください。 ・フランスレイルパスは、2人以上で同一行程を一緒に旅する際にお得なセーバーパス、26歳未満を対象にしたユースパス、60歳以上の旅行者を対象としたシニアパスがあり、いずれもお得です。 Tips & インフォメーション ・ここに記載する列車や船、バスなどのスケジュールは時期などによって異なる場合があります。必ず事前にご確認ください。 ・目的駅に到着したら、復路の列車の時刻表を必ず確認してから観光へとお出かけください。不慣れな駅構内では目的とする場所に辿りつくのに多少時間を要することも考えられますので、時間に余裕を持って駅に到着するようにしてください。復路の列車の時刻も必ずご確認ください。 ・列車、またはバスにご乗車の際には、時刻表を確認し、遅延なども考えられますので、余裕をもって行動するようにしてください。乗り継ぎの際は、余裕ある乗り継ぎ時間を確保することをおすすめします。 ・フランス観光開発機構 ⇒ http://jp.rendezvousenfrance.com/ ・モナコ観光会議局 ⇒ http://www.visitmonaco.com/jp/ ・フランス、モナコ旅行のためのアイデア: 「世界で一番美しい村プロヴァンス」(著者:マイケル・ジェイコブス、産調出版、2013) 「フランスものしり紀行」(著者:紅山幸夫、新潮社、2005) 「世界の車窓からDVDブック(2)<フランス1コートダジュールと南仏の旅>」(朝日新聞出版、2007) 「旅名人ブックス6モナコ公国」(著者:木村結子、安田和代、吉村葉子、日経BP、2006) 「モナコ公国グレース公妃の花の本」(著者:グェン・ロビンス、モナコグレース公妃、日本ヴォーグ、1998) |
|
|