ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2014-10-21 22:56:42 |
鉄道博物館
THE RAILWAY MUSEUM 鉄道博物館からのお知らせ 2014年10月20日 2014年 第10回特別企画展 東京駅開業100周年記念 「100年のプロローグ」の開催について ○本年12月20日に開業100周年を迎える東京駅。この東京駅の歴史のうち同駅が開業にいたるまでの東京のターミナル駅の変遷についてたどります。 ○明治近代国家の首都・東京の都市計画の中で鉄道計画の検討が進められ、その中で新橋・上野・万世橋・両国橋といった方面別のターミナルが中央停車場へと集約されていった過程について取り上げます。 ○中央停車場とともに計画された市街高架線の建設について紹介するほか、これらの計画・建設に携わったフランツ・バルツアー(市街高架線、中央停車場駅舎の初期計画に関与)、辰野金吾(東京駅設計者)、原口要、野村竜太郎、岡田竹五郎といった市街高架線・中央停車場計画に関わった鉄道技師についても紹介します。 ■会 期 2014年11月22日(土)〜2015年2月16日(月) ■会 場 鉄道博物館2Fスペシャルギャラリー1・2 ■入場料 鉄道博物館の入館料のみで、企画展もご覧いただけます。 ※鉄道博物館の入館料は、一般1,000円、小中高生500円、幼児(3歳以上未就学児)200円です。 ■主 催 鉄道博物館 ■協 力 東日本旅客鉄道株式会社 ■主な内容 別紙 |
|
|
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2014-10-21 23:04:35 |
別紙
■主な展示内容 1.東京駅開業前史 1872(明治5)年に日本最初の鉄道が開業し、新橋停車場が開業します。新橋は東海道線の起点となり、東京から西日本へ向かう路線のターミナルとして成長していきます。その後、東北・北海道・信越・北陸方面への上野、甲信方面への飯田町(昌平橋、万世橋と変遷)、房総方面への両国橋(現・両国)と、各方面別にターミナル駅が設けられていきました。こうした、東京駅開業以前の東京のターミナル駅を紹介します。 [展示資料] 新橋駅(1872年開業) 上野駅(1883年開業) 万世橋駅(1912年開業) |
|
|
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2014-10-21 23:04:38 |
別紙
■主な展示内容 2.東京駅誕生 明治政府は、近代国家の首都としての機能を果たすため、東京の街作りを計画的に行うことにしました。鉄道については方面別にターミナルが置かれた不便な状況から、新橋〜上野間を結ぶ市街高架鉄道の建設と中央停車場の建設が決定します。当時、都市部での高架鉄道の建設経験がなく、ドイツ人技師の指導により高架鉄道、中央停車場の計画・建設が行われ、中央停車場は最終的に明治建築界を代表する辰野金吾に設計が依頼されました。これにより1914(大正3)年に完成した鉄道施設は、現在にいたるまで使用されています。 100年にわたり重要な鉄道施設であり続けるこれら施設の検討と建設の過程、それに携わった鉄道技師たちについて紹介していきます。 [展示資料] 市街線金杉橋銭瓶町間線路平面図・縦断面図(1914年) 新橋駅南方から中央停車場までの線路平面・縦断面図。このルートで市街高架鉄道が建設された 完成した市街高架鉄道(1914年) 東京中心部に優雅なレンガアーチの高架橋が建設された F.バルツァー(1857〜1927) ドイツ人技師。市街高架鉄道の設計を指導し、中央停車場のレイアウト・建築の提案を行う 辰野金吾(1854〜1919) 明治建築界を代表する建築家。 バルツァーのレイアウト案をもとに壮大な中央停車場駅舎を設計 中央停車場建物展覧図(1911年頃) 辰野金吾設計による丸の内駅舎の完成予想図 鉄骨工事完成(1911年) 中央停車場駅舎は地震に備え鉄骨レンガ造りで建設された 中央停車場西立面図(部分) 中央停車場設計時に作成された図面。【初公開資料】 |
|
|
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2014-10-21 23:04:45 |
別紙
■主な展示内容 3.その後の東京駅 開業以来、東京駅は日本の鉄道を代表する駅として、各時期を代表する列車の発着する駅として多くの人々に親しまれてきました。また1945(昭和20)年に戦災により南北ドーム部分を焼失した丸の内駅舎は、2階建て・八角形ドームに改修されて戦後も使用され、2012(平成24)年には保存・復原工事が竣工し、開業時の姿によみがえりました。 こうした東京駅100年の歩みを、同駅に発着した代表的な列車の姿を通じて紹介します。 [展示資料] 東海道新幹線開業(1964年10月1日) 東海道新幹線開業当時の八重洲口(1964年) |
|
|