ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2013-04-20 22:58:29 |
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp タイトル: THE rail No.86 発 行 日: 平成25/2013年4月21日 定 価: 本体3,600円+税 荷造送料450円 発 行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン U R L: http://www.etrain.jp/ e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp 図書符号: ISBN978-4-87112-486-7C C1065 \3600E [スタッフ] 企画・編集 前里 孝 編 集 顧 問 寺田貞夫 発 行 平井憲太郎 写 真 補 正 脇 雅恵・秋山瑛美 デ ザ イ ン 前里規子 写真スキャニング 株式会社日報 印刷・製本 昭栄印刷株式会社 もくじ C12の時代変遷による細部変化 正村修身 4 C12とその活躍 各態 本島三良/西尾克三郎/鉄道省大阪鉄道局/川崎車輌/松井 淳/西尾恵介/荒木 徹 14 舞鶴のC12 前里 孝 30 西舞鶴機関区 昭和33年 篠原 丞 38 駅の今昔1 冬の島ヶ原 −関西本線の小駅− 河田耕一 40 駅の今昔2 西吉田(現:吉田)−越後線と弥彦線の交叉点− 西尾克三郎 50 “中国鉄道と室戸台風”に寄せて 補遺 西 和之 58 国鉄津山線 C11の時代の風景から 赤木幸茂 66 グラフ C2形機関車活躍の頃の亜布力 旧満洲における 森林鉄道の蒸気機関車 大穂孝悦 72 レイルサロン 68 ヤードマン 98 ★以下、「ヤードマン」(編集後記)です ■今回は,C12に関する,正村修身さんの形態観察記録が柱です.C55以外にもスポークの間に水かき状の補強を加えた機関車が存在したという事実が,稿としてまとめられたのは,おそらく初めてのことと思います. ■この機会に,これまで省みられることの少なかったC12という機関車を,C59に引き続いて西尾克三郎鉄道写真コレクションを中心とする編集部所蔵資料から,鮮明な形式写真と主要各地での活躍振りをお目に掛けています.カラー写真は本島三良さんの指宿枕崎線.そして荒木 徹さんによる現在唯一現役であるC12 66の,真岡鉄道での姿です. ■C12に関連して,編集子がかつて訪問した,舞鶴のC12を紹介しています.西舞鶴と東舞鶴の両方に臨港線があり,いずれも海軍に関連していたり,線路の延長や変更が頻繁に行なわれていたりと,興味深い歴史を持っているようです.今回はその手がかりとして,昭和46/1971年夏の様子と地形図をお目に掛けました. ■そのC12の拠点だった西舞鶴機関区は,本当に小規模でした.昭和40年代以降はD51やC57も出入りしていましたが,それらが,狭い構内でたたずんでいる姿は,気の毒に思えるほどでした.そこで,昭和40年代の線路配置図とともに掲載したのは,篠原 丞さん撮影による8620と9600の時代です.このぐらいの大きさの機関車が,この小規模な機関区にはお似合いでしょう. ■“駅の今昔”は,No.65に掲載した“50年前の西武鉄道池袋線江古田駅”からさらに一歩踏み込んだ,新しい試みです.きっかけは,本文にも記した通り,編集子がこの趣味に浸りはじめた頃に鉄道模型趣味誌で読んで強く印象に残った,河田耕一さんによる,関西本線島ヶ原駅観察記でした.今回の企画に対して,元記事の発行元である機芸出版社と撮影者の河田耕一さん,ともに快くご協力をいただけたことに,改めて心から感謝申し上げます. ■越後線・弥彦線の吉田(西吉田)駅は,もっと古く昭和11/1936年と現代の比較です.昔の写真は西尾克三郎さん撮影です. ■もっと短い周期でもかまいません.皆さんのお手元にある古い駅や機関区や鉄道情景と現代を比較した“今と昔”の写真など,お気軽にお寄せくださいますよう.お待ちしております. ■岡山市在住の西 和之さんは,中国鉄道の旭川橋梁復旧に関する,強力な補強の観察記録を提供して下さいました. ■西さんは,併せて中国鉄道時代の同橋梁近辺の情景写真を発掘し,寄せて下さいました.そして昭和30年代半ば,C11が全盛だった頃の津山線情景も,赤木幸茂さん撮影の写真でご紹介しました. ■大穂孝悦さんの,旧満洲における森林鉄道の機関車は,外地でのできごとではありますが,日本国内の機関車メーカーが深く関与していますし,また,現地で林業を営んでいた日本人の姿も浮かび上がってくる貴重な研究です. ■この稿には,宮田寛之さんから,公刊印刷物へは初公開と思われる,汽車会社製の満洲林業向けDタンク機のメーカー写真をご提供いただきました.じっくりとご鑑賞ください.(前里) |
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