ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2008-03-08 05:22:59 |
■ 鉾田駅保存会ニュースリリース 第1号
平成20年3月7日 旧鹿島鉄道鉾田駅の交通公園化を目指す『鉾田駅保存会』設立について 鉾田駅保存会 メールアドレス hokota-station@rail.nifty.jp ホームページアドレスhttp://homepage3.nifty.com/hokota-station/ ウェブログアドレス http://hokota-station.cocolog-nifty.com/blog/ 去る2月1日、昨年3月31日で廃止となった鹿島鉄道で使用されていた、当時の全国最古の気動車だった「キハ601」と、当時の鹿島鉄道最新の気動車だった「KR−505」の保存、及び、鹿島鉄道鉾田駅跡地の鉄道交通公園化を目的とした『鉾田駅保存会』を設立致しました。 (1)鹿島鉄道鉾田駅跡地への交通鉄道公園の設置を目標に活動しています。 (2)車両2両(キハ601・KR−505)は当会の所有となっています。 (3)現在は鉾田駅跡地の一部(約3千m2)を鹿島鉄道より賃貸しています。 (4)今後、所有車両の補修・整備や展示イベント開催を行なっていきます。 (5)平行して跡地利用が出来なくなった場合の保存方法を検討しています。 ●『鉾田駅保存会』設立の経緯 我々鉾田駅保存会設立メンバー3名は、「鉾田ネバーギブアップかしてつ」の会員として今まで活動をしてきています。 現在、「鉾田ネバーギブアップかしてつ」は、募金予約での調達資金による、鹿島鉄道との鉾田駅跡地の購入交渉が、鹿島鉄道提示価格と募金予約額に大きな隔たりがあったため不調に終わった事を受けて、鉾田市議会に対し、「鉾田駅跡地への鉄道交通公園の設置」の請願を行っており、議案は総務委員会での継続審議となっています。 その後鹿島鉄道側からは、「鉾田ネバーギブアップかしてつ」に対して、次善の策として車両3両の買取と、鉾田駅跡地の約1/3を賃貸してはどうかとの打診がありましたが、 (1)募金予約については既に取り消し通知を完了し、現金募金についても返納を完了しており原資が無いこと。また、募金予約時に募金者に提示した募金の主旨とも内容が異なること。 (2)鉄道公園計画としては鉾田駅跡地の全面積の活用を前提としていること。 (3)鉄道公園計画自体が現在市議会で審議中であり行政の判断無しに計画から逸脱した行動は差し控えるべきであると判断されること。 以上の理由により、会員間の協議の結果、「ネバーギブアップかしてつ」としては、鹿島鉄道側の提案を受諾することはできないとの判断に至りました。 一方、鉾田駅に残された3両の車両のうち1両(キハ431)は、購入を希望されていた個人に売却搬出されることとなり、鉾田駅に残る車両2両については搬出作業と相前後する時期に解体される予定であるとの情報がありました。 このため、我々鉄道趣味者3名は、残った2両の購入による保護と、敷地の賃貸による車両維持を図ることしか交通公園化計画を実現するための選択肢が残されていないという判断で一致をし、1月の「鉾田ネバーギブアップかしてつ」の会合において、他のメンバーと打ち合わせを行い、今後の車両の保存運動については、我々3名が均等に出資する『鉾田駅保存会』という別組織を立ち上げて対応することに合意をしていただきました。 なお、今後も我々3名は「鉾田ネバーギブアップかしてつ」の会員であり、従来同様、請願の審議のための現地視察等に対しては積極的に協力し、議会の傍聴等にも参加していきます。 ●『実務上の現在までの経緯』 12月下旬に関東鉄道の開発部に対して電話にて連絡をとり、鉾田駅に留置されている3両の車両の購入と、「鉾田ネバーギブアップかしてつ」に対して申入れのあった駅敷地の一部の賃貸について、鉄道趣味者3名で組織した新団体によって実現したいとの意思を伝達しました。 このとき、関東鉄道からは3両の車両のうちキハ431については別の個人の方の希望により売却が決定し、鉾田駅からの搬出の準備が進んでいるとの説明がありました。 関東鉄道には残り2両の売却と鉾田駅敷地の賃貸を行う方向で検討をしていただくこととし、年明け後に賃貸料・車両購入価格などの細部について打ち合わせを行うこととなりました。 「鉾田ネバーギブアップかしてつ」の会合において他の会員への事情説明を行い、新団体立上げへの一定の理解を得た事により、年明けから関東鉄道との打ち合わせを本格的に行う事になりました。 1月20日に、土浦市の関東鉄道の本社にて担当者の方と面談し、車両の現況等についての説明を受けるとともに売却・賃貸条件の交渉を行いました。この結果2月1日までに車両の受取を終え、2月1日から1年間(特に事案の無い場合更に1年間)の駅敷地の一部(約千坪)の賃貸を開始することで合意しました。借地料については特段のご配慮をいただいた価格での賃貸としていただきました。 1月22日に賃貸契約書の提示を受け、文面に対する変更要望や条項の前提等の確認を行った上で1月24日に最終版の契約書用紙を受け取り、1月25日に鉾田駅で『鉾田駅保存会』3名による契約書への自署、捺印を行いました。また、各人3等分した車両の購入代金と2月分の土地賃貸料を鹿島鉄道の指定口座に送金しました。賃貸料の送金は今後賃貸前月末日までに毎月行うこととなります。 1月31日に鉾田駅跡地にて、関東鉄道のご担当者と、『鉾田駅保存会』3名の立会いで賃貸敷地境界の確認や、購入車両の取扱についての説明を受けました。鹿島鉄道側からは同時に各車両のブレーキハンドル等の引渡しを受けました。また、キハ601については従来の留置場所から、県道脇のバス・タクシー乗り場から良く見える位置に移動し、保存活動が始まった事をアピールすることとしました。 こうして車両2両は『鉾田駅保存会』の所有となり、敷地については現況のまま『鉾田駅保存会』が鹿島鉄道から賃貸することとなりました。 2月1日に『鉾田駅保存会』のホームページを立上げ、当会は鉾田駅での保存活動を正式にスタートしました。 ●今後の活動 今後は、鉾田駅跡地での恒久的な車両の保存を目標に活動してまいります。 活動は原則として毎週末を予定しており、2/3・9・10・17・23・3/2・8に鉾田駅での保存活動を実施しました。次回は3/9(土)午前10時からの実施を予定しています。保存活動の予定については、当会のホームページ内のブログ上で原則としてその週の木曜日までに告知を行います。 また、3/19(水)には、近隣の幼稚園児童のお散歩行事に合せて、保存車両の車内の公開を予定しています。 更に、鹿島鉄道廃線から1年となることから、3/29(土)には、かしてつグッズ等の販売や気動車車内でのプラレールコーナー等のイベント開催を予定しています。 ●3月の定例市議会での鉾田交通公園の設立請願可決時の対応について 請願可決時後に鉾田市が具体的に鉾田駅跡地の整備計画を策定する際には、当会は所有車両の鉾田市への寄付も視野に入れ、賃貸中の敷地についても、鉾田市の鉄道公園整備計画に対して不都合がある場合には、鹿島鉄道との契約の解消等も検討するものとし、行政との連携を図っていきます。 その場合でも、保存車両の整備・清掃・イベントの開催等には積極的に協力していきます。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2008-03-19 18:32:02 |
■ 鉾田駅保存会ニュースリリース 第2号
平成20年3月18日 鉾田駅での鹿島鉄道廃線一周年イベントの実施について 鉾田駅保存会 メールアドレス hokota-station@rail.nifty.jp ホームページアドレスhttp://homepage3.nifty.com/hokota-station/ ウェブログアドレス http://hokota-station.cocolog-nifty.com/blog/ 鹿島鉄道の廃止から1年となる事を機に、来る3月29日(土)午前11時より、旧鉾田駅跡地において、廃線一周年イベントを開催いたします。 当会が所有しております、鹿島鉄道廃線当時国内現役最古の気動車だった「キハ601」と、当時の鹿島鉄道最新の気動車だった「KR−505」の車内の公開、及び、お子様向けの車内でのプラレール遊びコーナー、当会特製のかしてつグッズの販売等のイベントを予定しています。 ● 開催場所 : 旧鹿島鉄道鉾田駅跡地 ● 開催日時 : 2008年3月29日(土) 11:00〜15:00 ● イベント : (1) キハ601及びKR−505の車内公開 (2) キハ601車内でのプラレールコーナー (3) 当会特製かしてつグッズの販売 ― 以 上 ― |
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