ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2012-05-18 00:57:24 |
平成24年5月11日
株式会社東京堂出版 http://www.tokyodoshuppan.com/ 駅は、その街の顔であり、旅行者を迎える場でもあります。老朽化や、駅前の再開発等によって、多くの駅舎が取り壊され、改築されてきました。 本書では、そのようなかつての駅舎と現在の駅舎を比較しています。オールドファンには懐かしい駅舎、若い鉄道趣味者には、以前にはこのような駅舎だったのかと、新しい発見ができる本であります。 また、後半では、長期にわたり使われ今も現役の、これからも長く残って欲しい駅舎を紹介し、そして最終章では、路線廃止によって失われた駅舎の懐かしい写真を掲載しています。 長く鉄道ライターとして活躍してきた著者だからこそ持っていた懐かしい駅舎の数々の写真をじっくりとご覧下さい。同封にて献本させていただきますので、ご高覧いただければ幸甚です。 建て替えられ、巨大なビルになった駅 機能性と効率化でコンパクト化した駅 100年の月日を経て、なお現役の駅 路線廃止にともなって役目を終えた駅 何が消えて、何が残ったのか・・・ 定点撮影された写真が、駅の姿を物語る あの頃の記憶を呼び覚ます よ〜く観察してください 意外な発見があるかも! 書 名: 消えた駅舎 消える駅舎 編 著 者: 松尾定行(まつお・さだゆき) 判 型: A5判 造 本: 並製カバー装 頁 数: 224ページ 定 価: 1900円(本体価格) 発 行: 平成24年4月20日 初版印刷 平成24年4月30日 初版発行 発 行 者: 松林孝至 印刷製本: 東京リスマチック株式会社 発 行 所: 株式会社東京堂出版 http://www.tokyodoshuppan.com/ 図書符号: ISBN978-4-490-20781-1 〔著者略歴〕松尾定行(まつおさだゆき) きしゃ旅フォトライター。昭和24年(1949)、長崎県生まれ。広島大学教育学部卒業。出版社の雑誌編集部に勤務した後、昭和54年(1979)に独立して、鉄道および旅をテーマとする出版物の編集・執筆に取り組んできた。 著書に、『「鉄のぬけ道」をあるく』(東京堂出版)、『東京電車地図』『青春18きっぷ達人の旅ワザ』(ともに、ランダムハウス講談社)、『駅前旅館をいとおしむ』(クラッセ)、『大手私鉄なつかしの名車両をたずねる旅』(講談社)、『ローカル線各駅下車の旅』(筑摩書房)、『大人の青春18きっぷのんびり旅行術』(河出書房新社)など、共著に『新幹線・特急1000』(学研教育出版)などがある。平成24年(2012)は『週刊SL鉄道模型』(講談社)の連載記事執筆を進めている。 ホームページアドレスは、http://www2.ocn.ne.jp/~c6217/ |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2012-05-18 01:10:09 |
消えた駅舎 消える駅舎●目次
はじめに−1 第一章 ターミナルの新旧 旅立ちのときめきは郷愁のかなたへ 札幌(北海道)−−−−−−−−−−−−−−14 国指定重要文化財と超高層ビルのコラボレーション 東京(東京都)−−−−−−−−−−−−−−18 摩天楼の街に見る鉄道ジオラマの世界 名古屋(愛知県)−−−−−−−−−−−−−21 「つばめ」に通じる「和らぎの庭」 大阪(大阪府)−−−−−−−−−−−−−−24 サンポートの“ほのぼの温か”ターミナル 高松(香川県)−−−−−−−−−−−−−−28 「高架化と駅ビル建設」のその先へ 博多(福岡県)−−−−−−−−−−−−−−31 ※コラム 室蘭(北海道)−−−−−−−−−−−−−−34 第二章 津々浦々駅の新旧 特別天然記念物と「共生」する駅 茅沼(北海道)−−−−−−−−−−−−−−36 シーズンにせめて観光列車を! 静内(北海道)−−−−−−−−−−−−−−38 「八〇年の駅舎」は泰然自若 小樽(北海道)−−−−−−−−−−−−−−40 連絡船の情緒とは、きっぱり決別 函館(北海道)−−−−−−−−−−−−−−42 駅ビルにつづく巨大な自由通路 秋田(秋田県)−−−−−−−−−−−−−−44 第三セクター鉄道の“進化した終着駅” 矢島(秋田県)−−−−−−−−−−−−−−46 橋上駅なのに横に長い駅舎 大曲(秋田県)−−−−−−−−−−−−−−48 類例を見ない究極のバリアフリー駅 新庄(山形県)−−−−−−−−−−−−−−50 建築賞を受賞した交流ステーション 左沢(山形県)−−−−−−−−−−−−−−52 駅ビルが駅本屋とは限らない 山形(山形県)−−−−−−−−−−−−−−54 東京駅の丸の内駅舎を真似た? 米沢(山形県)−−−−−−−−−−−−−−56 “鉄道の町”の灯を守る二軒の駅弁屋さん 新津(新潟県)−−−−−−−−−−−−−−58 観光地の“華やぎ”に仲間入り 七日町(福島県)−−−−−−−−−−−−−60 お帰り〜、おもしろかったか〜い 上総中野(千葉県)−−−−−−−−−−−−62 二十一世紀の駅ビルと昭和40年代の空気 千葉中央(千葉県)−−−−−−−−−−−−64 ダサイタマなんてもういわせない 所沢(埼玉県)−−−−−−−−−−−−−−66 長い高架の下に狭い改札口、1カ所だけ 武蔵小金井(東京都)−−−−−−−−−−−68 橋上駅の背後の丘は新興住宅地 猿橋(山梨県)−−−−−−−−−−−−−−70 六社が線路を並べる巨大ステーション 小田原(神奈川県)−−−−−−−−−−−−72 ※コラム 軽井沢(長野県)−−−−−−−−−−−−−75 成層圏までおよそ10キロ、宇宙が近い 野辺山(長野県)−−−−−−−−−−−−−76 暫定開業からまもなく一五年 長野(長野県)−−−−−−−−−−−−−−78 真冬に雪が駅から消えた 戸狩野沢温泉(長野県)(元・戸狩)−−−−80 数々の賞に輝くライトレールの終点 岩瀬浜(富山県)−−−−−−−−−−−−−82 “駅弁立ち売り”の実直な守り人 美濃太田(岐阜県)−−−−−−−−−−−−84 大改造を受けて“米原の香り”は… 米原(滋賀県)−−−−−−−−−−−−−−86 テーマパークに押されて河岸へ移転 桜島(大阪府)−−−−−−−−−−−−−−90 「東」「西」「南」「北」入り乱れて…… 西宮北口(兵庫県)−−−−−−−−−−−−92 ※コラム 二条(京都府)−−−−−−−−−−−−−−95 震災で消えた昭和モダンの駅舎 三宮(兵庫県)−−−−−−−−−−−−−−96 「鉄道の駅舎は動く」の動かぬ証拠 加古川(兵庫県)−−−−−−−−−−−−−98 2両編成の特急が高架ホームに停まる 坂出(香川県)−−−−−−−−−−−−−100 駅では全国唯一の木製ドーム状大屋根 高知(高知県)−−−−−−−−−−−−−102 周りは市街地、すぐ南に臨海工業地帯 水島(岡山県)−−−−−−−−−−−−−104 SL列車と国鉄バスの“仁義なき戦い″ 呉(広島県)−−−−−−−−−−−−−−106 ※コラム 東広島(広島県)−−−−−−−−−−−−109 山陰ドン行、今いずこ 出雲市(島根県)−−−−−−−−−−−−110 海岸の夫婦岩からすこし離れた山間 長門二見(山口県)−−−−−−−−−−−112 願わくば「下関鉄道歴史館」を! 下関(山口県)−−−−−−−−−−−−−114 バブル景気の泡となって消えた“エル” 小倉(福岡県)−−−−−−−−−−−−−118 魁皇(元大関)は改札口をぬけられるか? 直方(福岡県)−−−−−−−−−−−−−120 一本の桜の木と「駅前ラーメン」が健在 西鉄香椎(福岡県)−−−−−−−−−−−122 ホームから新幹線電車が丸見え? 博多南(福岡県)−−−−−−−−−−−−124 線路の高速化が先だったのでは 佐世保(長崎県)−−−−−−−−−−−−126 五代目高架駅の建設が始まる 長崎(長崎県)−−−−−−−−−−−−−129 夏目漱石は今も上熊本駅前にたっている? 上熊本(熊本県)−−−−−−−−−−−−133 熊本独自の文化創造を目ざす設計者集団の作品 熊本(熊本県)−−−−−−−−−−−−−136 「宮崎」から「MIYAZAKI」へ 宮崎(宮崎県)−−−−−−−−−−−−−138 一大ターミナルの座からおりて半世紀 鹿児島(鹿児島県)−−−−−−−−−−−140 「中央」らしい活気に満ちた駅前 鹿児島中央(鹿児島県)(元・西鹿児島)−142 最果てレールのわびしさ、ここに極まる 枕崎(鹿児島県)−−−−−−−−−−−−146 ※コラム 大社−−−−−−−−−−−−−−−−−−148 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2012-05-18 01:10:15 |
第三章 老いて輝く駅舎
北海道らしい「煙突の突き出した屋根」 新旭川(北海道)−−−−−−−−−−−−150 三角形のかすかな丸みに匠の技を見る 大沼公園(北海道)−−−−−−−−−−−151 薄い青緑で塗りかためた小さな駅舎 上浜(秋田県)−−−−−−−−−−−−−152 「つららの暖簾」が駅名を隠す 蔵王(山形県)−−−−−−−−−−−−−153 「駅の美とは?」に答えたひとつの作品 足利(栃木県)−−−−−−−−−−−−−154 のんびりした昭和の時間が流れる 野田市(千葉県)−−−−−−−−−−−−155 いずれにしても、レトロなとんがり屋根 長瀞(埼玉県)−−−−−−−−−−−−−156 戦前生まれの五角形の建物 横須賀(神奈川県)−−−−−−−−−−−157 南アルプスの山々が眼前に迫る 日野春(山梨県)−−−−−−−−−−−−158 見慣れた駅舎の消える日は近い 小諸(長野県)−−−−−−−−−−−−−159 昭和の香りと最新型特急電車 湯田中(長野県)−−−−−−−−−−−−160 「山」を思わせる高い柱に三角屋根 電鉄黒部(富山県)−−−−−−−−−−−162 匠の技で「今」を超える駅舎を! 高山(岐阜県)−−−−−−−−−−−−−163 霧に浮かび出る「駅の道しるべ」 飛騨金山(岐阜県)−−−−−−−−−−−164 近江商人の“心”を「百年の駅舎」に見る 新八日市(滋賀県)−−−−−−−−−−−165 「まもなく百歳」の駅舎が野辺にたたずむ 法華口(兵庫県)−−−−−−−−−−−−166 月に数回、事務室も開放 播磨下里(兵庫県)−−−−−−−−−−−167 八つの頭をもつ大蛇が姫をのむ 出雲横田(島根県)−−−−−−−−−−−168 駅前にそびえる桜の巨木 川平(島根県)−−−−−−−−−−−−−169 ディーゼル急行が似合った「盆地の小都市」 備後庄原(広島県)−−−−−−−−−−−170 あっぱれ! 特急の「1番線直列接続」 松山(愛媛県)−−−−−−−−−−−−−171 一日に列車は八往復、さて 吉野生(愛媛県)−−−−−−−−−−−−172 天井の高い登録有形文化財 萩(山口県)−−−−−−−−−−−−−−173 ホームに白い石の案内標がたつ 重安(山口県)−−−−−−−−−−−−−174 高架化で駅弁の味は…… 折尾(福岡県)−−−−−−−−−−−−−175 “白いかもめ”で通って気になる駅舎 肥前鹿島(佐賀県)−−−−−−−−−−−176 鉄路の交差点にたくさんの人が集う 諫早(長崎県)−−−−−−−−−−−−−177 保存が決まった「百年の駅舎」 南島原(長崎県)−−−−−−−−−−−−178 「時空を超えて生きるもの」をいとおしむ 打越(熊本県)−−−−−−−−−−−−−179 イメージチェンジもほどほどに…… 阿蘇(熊本県)−−−−−−−−−−−−−180 山中にひっそりとたたずむ「百年の駅舎」 大畑(熊本県)−−−−−−−−−−−−−181 駅弁が人気投票で毎年上位にランクイン 嘉例川(鹿児島県)−−−−−−−−−−−183 ステンドグラスと車寄せの「風格」 谷山(鹿児島県)−−−−−−−−−−−−185 ※コラム 加悦(京都府)−−−−−−−−−−−−−186 第四章 失われた駅 北見山地に阻まれ行き止まりの駅 北見滝ノ上(北海道)−−−−−−−−−−188 “流氷の町”の表玄関だった駅 紋別(北海道)−−−−−−−−−−−−−189 能取湖とサロマ湖にはさまれた海辺 常呂(北海道)−−−−−−−−−−−−−190 石狩川支流の雨竜川に沿って北へ 湖畔(北海道)−−−−−−−−−−−−−191 “冬眠中”の駅に臨時停車 蕗ノ台(北海道)−−−−−−−−−−−−192 そして開拓民も駅も線路も…… 白樺(北海道)−−−−−−−−−−−−−193 栄華の時代をしのばせる終着駅 幾春別(北海道)−−−−−−−−−−−−194 米どころを“くりでん”は力走した 石越(宮城県)−−−−−−−−−−−−−195 太平洋航路の船車連絡駅 横浜港(神奈川県)−−−−−−−−−−−196 旅客を乗せる列車は一日に一往復 三保(静岡県)−−−−−−−−−−−−−198 悲恋伝説の残る海岸を見下ろす 恋路(石川県)−−−−−−−−−−−−−199 大正〜昭和初期、高貴な列車が発着 敦賀港(福井県)−−−−−−−−−−−−200 今も下り特急と貨物列車が通過する 新垂井−−−−−−−−−−−−−−−−−202 寝屋川をはさんで超高層ビルを望む 片町(大阪府)−−−−−−−−−−−−−204 徳島県の玄関口だった船車連絡駅 小松島港(徳島県)−−−−−−−−−−−205 行楽客に親しまれて三十数年 三段峡(広島県)−−−−−−−−−−−−208 石炭の匂いが満ち満ちていた駅 大嶺(山口県)−−−−−−−−−−−−−209 炭鉱の坑口近くに設けられた終着駅 香月(福岡県)−−−−−−−−−−−−−210 鉱業所へ延びる引込み線の起点 起行(福岡県)−−−−−−−−−−−−−211 黒髪の女生徒たちは今いずこ 黒木(福岡県)−−−−−−−−−−−−−212 自然災害から復旧ならず 天岩戸(宮崎県)−−−−−−−−−−−−213 ※コラム 奈良(奈良県)−−−−−−−−−−−−−214 索引………218 |
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