NEWS RELEASE:全般      3
No.177 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/11 (目次)
ほりうち(ccbu8181) 2007-12-01 23:50:17
ユーレイルパスなど欧州の鉄道パスを日本に輸入している総代理店「レイルヨーロッパジャパン」の月刊ニュースの2007年11号の内容をご紹介します。
旅行代理店向けのニュースですが、ヨーロッパの鉄道きっぷ・鉄道旅行商品についての情報が満載ですので、皆様に紹介させていただきます。

「旅のヒント」は、TGV東線でフランス北東部・ドイツ南部のクリスマスマーケットを訪ねる旅をご紹介しています。ぜひご一読ください。


///鉄道フォーラム リリース文入力担当 堀内 聡///


RAIL EUROPE JAPAN NEWS 2007/11
2007年 第11号(11月29日発行 通巻 第82号) 発行:RAIL EUROPE JAPAN



今月のニュース

●新レッチベルクトンネルが開通、12月9日
●ユーロスターカウントダウン・キャンペーン実施中!
●エリプソス、イタリア・ノヴァーラに停車
●TGV東線がミュンヘンへ、12月9日
●「ユーレイル グローバルパス2008」に2カ国追加
●ユーロスターのスケジュール変更
●ブリットレイルのスケジュール変更

お知らせ

●「ヨーロッパ鉄道パス&チケットカタログ2007」、申込み受付け中
●一般消費者向けメルマガ会員のご登録について


旅のヒント

●TGV東線で巡るフランス北東部とドイツ南部
〜クリスマスマーケットを訪ねて





NEWS RELEASE:全般      3
No.178 (Re:177) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/11 (今月のニュース)
ほりうち(ccbu8181) 2007-12-01 23:50:56
*【REJ】RAILEUROPE JAPAN NEWS 2007/11つづき*

今月のニュース


新レッチベルクトンネルが開通、12月9日

 新レッッチベルクトンネルが12月9日、開業します。新鉄道トンネルの開通によって、チューリッヒ/バーゼル〜ツェルマット間は、70分以上短縮されて3時間12分で結ばれるようになります。新鉄道トンネルはアルプスを貫く長さ34.5キロメートルで、列車は最高時速200キロメートルで運行されます。新トンネル開業によって、スイス南部の町とブリークやツェルマットといった国内各都市間の運行時間が大幅に短縮されるだけでなく、イタリアとスイス間の旅がよりスピードアップされることになります。

 計画では2008年には、バーゼル〜ベルン〜ミラノ間を1日6便予定しており、2009年までには、スイス〜イタリア間を走る新チザルピーノによって、さらに60分近く運行時間が短縮され、より快適な鉄道の旅が楽しめるようになります。

 スイスを旅する際、鉄道を利用するのがベストな選択肢といえるでしょう。鉄道網が充実しているため、料金的にも大変魅力的で、車窓の景色や快適な列車の旅をお楽しみいただけます。スイスパスなどの鉄道パスも充実しています。

◎新レッチベルクトンネル開通による都市間の列車の運行時間比較表

             現在   12月9日以降 短縮時間
Zurich/Basel〜Zermatt 4時間24分  3時間12分  72分
Zurich/Basel〜Brig   2時間42分  2時間 8分  34分
Bern〜Zermatt     3時間18分  2時間 8分  70分
Bern〜Brig       1時間36分  1時間 4分  32分
Milano〜Bern      3時間16分  2時間44分  32分
Milano〜Basel     4時間27分  3時間55分  32分



ユーロスターカウントダウン・キャンペーン実施中!

 11月14日、ユーロスターが英国初の高速路線ハイスピード1(最高時速約300km)の運行を開始しました。記念すべき運行開始にあわせ、レイルヨーロッパでは12月20日(木曜)24時まで、カウントダウンキャンペーンを実施中です。キャンペーン期間中、レイルヨーロッパジャパンのサイト(www.raileurope.jp)にアクセスし、クイズに答えていただいた中から抽選で10人に、人気の高いシャンパンブランド、シャンパーニュ ニコラ・フィアット社の「BRUT RESERVEPARTICULIERE 750ml」をプレゼントします。応募資格は、20歳以上の方で、日本国内在住者に限らせていただきます。応募要領の詳細については、レイルヨーロッパジャパンのサイト(www.raileurope.jp)をご覧ください。

 ユーロスターは11月14日、ロンドン側の駅がセントパンクラス・インターナショナル駅に移転し、さらに、高速路線ハイスピード1 の運行スタートにより、ロンドン〜パリ間を2時間15分、ロンドン〜ブリュッセル間を1時間51分で結び、運行時間が大幅に短縮されました。

 一方、シャンパーニュ ニコラ・フィアット社のその若くて斬新なコンセプトから作り上げられるシャンパンは、ブランド誕生からわずか30年あまりという若さにもかかわらず、2006年度にはフランスで第1位、世界で第4位の販売実績を誇ります。



エリプソス、イタリア・ノヴァーラに停車

 スペイン〜フランス/イタリア/スイスを結ぶ寝台列車「エリプソス」のサルバドール・ダリ号(ミラノ〜バルセロナ)は12月9日から、イタリア・ピエモンテ州の主要都市のひとつノヴァーラに停車します。ノヴァーラは、ミラノから約50キロメートル、トリノから約100キロメートルに位置します。

 エリプソスには、サルバドール・ダリ号のほか、フランシスコ・デ・ゴヤ号(パリ〜マドリッド)、ホアン・ミロ号(パリ〜バルセロナ)、パブロ・カザルス号(チューリッヒ〜バルセロナ)がルート別に運行されています。



TGV 東線がミュンヘンへ、12月9日

 TGV 東線は12月9日、シュトゥットガルトからミュンヘンまで運行路線を延ばし、パリ〜ミュンヘン間を6時間15分で結ぶことになります。

 TGV 東線は、6月10日の開通以来、パリからフランス北東部アルザス地方へのアクセスを飛躍的に向上させ、アルザス地方からは、さらにカールスルーエ、シュトゥットガルト、ミュンヘンといったドイツ南部への路線網を拡充しています。

◎各都市間の最短所要時間

 ■南部ルート(TGV が運行)
  パリ〜カールスルーエ    3時間 5分
  パリ〜シュトゥットガルト  3時間40分
  パリ〜ミュンヘン      6時間15分

 ■北部ルート(ICE が運行)
  パリ〜カイザースラウテルン 2時間30分
  パリ〜マンハイム      3時間10分
  パリ〜フランクフルト    3時間50分



「ユーレイル グローバルパス2008」に2カ国追加

 2008年の各種鉄道パス商品が発表されるなか、「ユーレイル グローバルパス 2008」で利用できる国に、新たにクロアチアとスロベニアが加わります。これにより、計20カ国の国鉄、またはそれに相当する鉄道会社と代表的な航路で、ユーレイル グローバルパスをご利用いただけます。利用可能な20カ国は次の通り。

◎ユーレイル グローバルパス

 オーストリア(リヒテンシュタイン含む)、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス(モナコ公国含む)、ドイツ、 ギリシャ、ハンガリー、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、アイルランド共和国、ルーマニア、スペイン、スウェーデン、スイス、クロアチア、スロベニア、計20カ国。



ユーロスターのスケジュール変更

12月25日、ユーロスターの運行はキャンセルとなります。また、12月26〜29日と30日のユーロスターは大幅に減便されますので、ご注意ください



ブリットレイルのスケジュール変更

 ブリットレイルは12月24日、ロンドン〜エジンバラ間の運行をキャンセルしています。ご注意ください。

NEWS RELEASE:全般      3
No.179 (Re:177) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/11 (お知らせ)
ほりうち(ccbu8181) 2007-12-01 23:51:32
*【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS 2007/11 つづき*

お知らせ

「ヨーロッパ鉄道パス&チケットカタログ2007」、申込み受付け中
 レイルヨーロッパジャパンでは、毎年ご好評いただいている、一般消費者向けの「ヨーロッパ鉄道パス&チケットカタログ」の2007年版の申込みを受付けています。同カタログは、日本で販売している鉄道パス、列車などの情報を網羅しているもので、幅広くヨーロッパ鉄道の販売にご利用いただけるものと確信しています。
(カタログ申し込み自体は代理店向けですが、ニュースとして掲載しました)



一般消費者向けメルマガ会員のご登録について
 レイルヨーロッパジャパンでは、一般消費者を対象にした「レイルヨーロッパジャパン メールマガジン」の配信を行っています。このメールマガジンには、鉄道に関する最新ニュースだけでなく、レイルエキスパート作成のモデルコース、政府観光局とリンクした各国の現地情報などが満載。一般消費者のヨーロッパ鉄道旅行へのモチベーションを高める内容となっています。

 配信は月1回、登録は無料です。受信ご希望の方は、http://www.raku-mag.jp/~re/reg-unreg.htmlまで。

NEWS RELEASE:全般      3
No.180 (Re:177) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/11 (旅のヒント1/5)
ほりうち(ccbu8181) 2007-12-01 23:52:15
*【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/11つづき*

旅のヒント
レイルヨーロッパがおすすめする鉄道の旅

 今号では、レイルヨーロッパがおすすめするヨーロッパ鉄道旅行を紹介します。来月号では再び、レイルエキスパートが体験した鉄道の旅をご紹介します。

TGV 東線で巡るフランス北東部とドイツ南部
〜クリスマスマーケットを訪ねて



旅程


1日目
 成田空港からパリへ。着後、パリ市内ホテルへ。
 【パリ泊】

2日目
 午前中、TGV 東線で約2時間20分、ストラスブールへ。
 着後、ストラスブール市内観光。ストラスブールのクリスマスマーケットを堪能。
 【ストラスブール泊】

3日目
 終日、近郊のコルマールを観光。中世の町並みを散策し、クリスマスマーケットを楽しむ。夜、ストラスブールへ。
 【ストラスブール泊】

4日目
 午前中、TGV 東線で約75分、シュトゥットガルトへ。
 着後、ドイツ最大規模のクリスマスマーケットを散策。
 夕方には列車でミュンヘン着。夜はミュンヘンのクリスマスマーケットへ。
 【ミュンヘン泊】

5日目
 朝、列車でニュルンベルクへ。終日、市内観光と旧市街のクリスマスマーケットを楽しむ。
 【ミュンヘン泊】

6日目
 終日、ミュンヘン市内観光。
 夜、パリ-ドイツナイトトレインで、パリへ。
 【車中泊】

7日目
 朝、パリに到着。着後、ホテルへ。午後はパリ市内観光。
 【パリ泊】

8日目
 終日、パリ市内観光。
 【パリ泊】

9日目
 午後、パリから日本へ。
 【機中泊】

10日目
 朝、成田空港到着。


NEWS RELEASE:全般      3
No.181 (Re:177) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/11 (旅のヒント2/5)
ほりうち(ccbu8181) 2007-12-01 23:52:54

セールスポイント

◎TGV 東線でアルザス地方ストラスブールへ

パリとフランス東部を結ぶTGV 東線に乗って、パリからアルザス地方の中心都市、ストラスブールへと移動します。この間、約2時間20分。TGV 東線を走る車両は、世界的に知られるフランス人デザイナー、クリスチャン・ラクロワ氏がデザインを手がけました。斬新な車内インテリアはフランス風なシャレた色使いでモダンな雰囲気。車内照明にも気を遣っています。1等、2等車両ともに快適なリクライニングシートにヘッドレストやフットレストを備え、従来以上に広くゆったりとした座席となっています。また、小さな子供連れのお客様向けのファミリースペース、2〜3人の小規模ミーティングができるオフィススペースのほか、車椅子専用の特別座席などのお身体が不自由なお客様向けの設備も整えています。

 アルザス地方は、ドイツと国境を接し、ライン川とヴォージュ山脈に挟まれた自然豊かな地域で、ワインの産地としても知られています。ヴォージュ山脈の東側斜面にはブドウ畑が広がり、アルザス・ワイン街道沿いには古い町並みが残る小さな町や古城が点在します。

 ストラスブールの旧市街は、世界遺産に登録されています。この地方の伝統的な木組みの家並が残るプティット・フランスは挿絵のような美しさと表現されます。260年の歳月をかけて完成させた、ゴシック建築の傑作ノートルダム大聖堂(15世紀ごろ完成)は町のシンボル。アルザス・ワイン街道の素朴で小さな田舎町を訪れる際の基点ともなります。

NEWS RELEASE:全般      3
No.182 (Re:177) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/11 (旅のヒント3/5)
ほりうち(ccbu8181) 2007-12-01 23:54:22

◎クリスマスツリー、始まりはアルザス地方

 クリスマスツリーを飾る習慣は、アルザス地方で始まったとされています。この地方では毎年、およそ35ものクリスマスマーケットが開かれるとここと。ストラスブールやコルマールなどのクリスマスマーケットは12月31日まで開かれているのも、観光客にとってはありがたいものです。

 クリスマスマーケットは、多くの場合、町の中心的な広場やストリートで開かれます。大きなクリスマスツリーが飾られ、スタンド(屋台)がずらりと並び、クリスマスツリーオーナメントやキャンドル、木製の人形などの手工芸品、グリューワインや、サンタや星を模った焼き菓子レープクーヘン、シュトーレンといった伝統的なケーキやナッツなどが売られます。

 ストラスブールのマーケット(マルシェ・ド・ノエル)は1570年にスタートし、フランスでもっとも古い歴史を持ちます。大聖堂前の広場など、幾つかの広場でマーケットが開かれていますので、散策して巡るのも楽しいもの。シナモンの香り高い温かく甘いヴァンショー(=グリューワイン)や焼き栗はぜひとも試したい味覚です。

 ストラスブールからフランス国内TGV で約30分のコルマールは、中世の町並みが残るアルザス風の木組み屋根と石畳が特徴的な古い街です。この2都市間は頻繁に列車が運行されているので、アクセスも便利です。

 コルマールは、クリスマスシーズンになると、店舗や民家のバルコニーや窓、ドアや壁はクリスマスデコレーションが施され、華やかなにライトアップされます。町にはプティットブニーズやドミニカン教会など、クリスマスマーケットが5カ所設置され、その多くは12月31日までオープンしています。また、アイスリンクが特設され、地元の人々で大いに賑わいます。

NEWS RELEASE:全般      3
No.183 (Re:177) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/11 (旅のヒント4/5)
ほりうち(ccbu8181) 2007-12-01 23:55:01

◎ドイツで楽しむクリスマスマーケット

 ストラスブールからTGV 東線でドイツのシュトゥットガルトへは75分ほどで到着です。途中下車して、ドイツ三大クリスマスマーケットのひとつ、ドイツ最大規模のシュトゥットガルトのクリスマスマーケットを散策します。シュトゥットガルトでは、華やかに美しくクリスマス装飾が施された約270軒ものスタンドが、新宮殿のバロック庭園から旧宮殿前のシラー広場まで広範囲にわたって軒を連ねます。

 ドイツでは約2500ものクリスマスマーケットが11月下旬からクリスマス頃までの約1カ月間に渡って、各地で開かれます。寒い屋外でのマーケットに欠かせないのが、温かくスパイスの効いた甘いグリューワインです。マグカップに注がれたグリューワインは飲んだ後、マグカップを持ち帰ってもOK。各マーケットによって毎年、異なる絵柄や色、デザインのマグカップが作られている。もちろん、返却すれば、マグカップ代が返金されます。グリューワインを飲み干した後のカップはべとべとしているので、持ち帰る人は、ビニール袋とティッシュを持参したほうがよさそう。もちろんソーセージも忘れずに!

 今回の旅の拠点のひとつがミュンヘンです。シュトゥットガルト〜ミュンヘン間はICE なども運行され、アクセスは便利です。この間2時間20分ほどで到着です。ミュンヘンは、ネオゴシック様式の新市庁舎前のマリエン広場を中心に、古い町並みが残され、新市庁舎の仕掛け時計はドイツ最大規模で、等身大の人形が11時と12時の2回、約10分間動きます。14世紀から続く伝統あるクリスマスマーケットは、新市庁舎前のマリエン広場に立ちます。新市庁舎のバルコニーでは、アルプス地方のクリスマス音楽が奏でられ、クリスマスシーズンを盛り上げます。見所のひとつが、キリストの誕生を人形で再現したクリッペ市で、これはドイツ最大規模を誇ります。もちろん、夜は、ビアホールやビアレストランで、本場の地ビールとともにミュンヘン名物のヴァイスブルスト(白ソーセージ)をお楽しみください。

 ミュンヘンから列車で1時間あまりのニュルンベルク。1時間2本程度の運行頻度で、アクセスも至便です。中央駅は、旧市街を取り囲む城壁の南側にあります。すぐ側のケーニヒ門からケーニヒ通りを北上し、ムゼウム橋を渡ると、中央広場(ハウプトマルクト)に到着です。ここで開かれるクリスマス市は、世界でもっとも有名といわれています。中世の姿が今に残る旧市街の雰囲気もあって大変メルヘンチックなドイツらしいクリスマスマーケットです。年間約200万人の人々が訪れるほど、有名で人気があります。中央広場やフラウエン教会辺りで開かれ、150ものスタンドが並びます。さらに、メリーゴーランドや観覧車などもお目見えし、子供も楽しめるクリスマスマーケットです。

NEWS RELEASE:全般      3
No.184 (Re:177) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/11 (旅のヒント5/5)
ほりうち(ccbu8181) 2007-12-01 23:55:44

◎パリ-ドイツナイトトレインでパリへ

 パリとドイツの都市を結ぶ夜行列車パリ-ドイツナイトトレインは、よく知られた寝台列車のひとつです。ユーレイル フランス-ジャーマンパス所持者は、パスホルダー料金にて寝台列車に乗車できるのも魅力です。パリとミュンヘン、フランクフルト、ベルリン、ハノーバー、ハンブルグ、ブレーメンといったドイツの主要都市を結ぶ夜行列車で、デラックス寝台と普通寝台、クシェット(簡易寝台)、座席があります。同夜行列車は3人用の寝台(デラックス、普通)があるので、3人で旅行される方には大変便利です。寝台クラスを予約すると、朝食がチケット料金に含まれます。また、デラックス寝台は個室内にシャワーとトイレを完備しています。

 約10時間後、朝目覚めたら、パリです。クシェットに乗車したなら、そのままカフェに直行して、クロワッサンと暖かいカフェオレを楽しんではいかがでしょう。クリスマス時期のパリは特別。シャンゼリゼー通りはイルミネーションに輝き、コンコルド広場の観覧車は誇らしげに回っています。

◎四季の楽しみ、アルザス地方

 6月のTGV 東線開通によって、アルザス地方からドイツ南部へと抜けるルートは大変便利になりました。今回は、「ユーレイル フランス-ジャーマンパス」を利用し、TGV や夜行列車などはパスホルダー料金が適用されますので、大変お得な旅となっています。

 今回の旅行プランはクリスマスマーケットをテーマにしていますが、これら地域は、どの季節に訪れても魅力的です。この地域は世界遺産も多く、アルザス・ワイン街道沿いの町を訪れたり、豊かな植生を育むワロンデ・ヴォージュ自然公園をハイキングしたり。パリやシュトゥットガルトなどから日帰りで、ストラスブールやコルマールへと出かけても十分に楽しむことができます。


★利用する鉄道商品

ユーレイル フランス-ジャーマンパス(2カ月間の有効期間内に4日間使用)。TGV 東線、ICE、パリ・ドイツナイトトレインに乗車。

なお、TGV 東線やパリ-ドイツナイトトレインの運行スケジュールや料金については、レイルヨーロッパジャパンのサイト(http://japan.raileurope.com/japan/)でも簡単に検索できます。