NEWS RELEASE:全般      3
No.141 【夢くりはら21】11/8-12 くりでん復活!
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2007-10-18 17:05:42
特定非営利活動法人 夢くりはら21
 http://www.yumekuri21.com
 本部事務所 〒 989-5301
 宮城県栗原市栗駒岩ケ崎八日町 33 番地 1
 TEL0228-45-2921 FAX 0228-45-2922
 代表理事  菅原 敏元


News Release


 くりはら田園鉄道(以下くりでん)の廃止後の資産を利用した地域活性化策を考えているNPO法人「夢くりはら21」(代表理事:菅原敏元/栗原市)では、栗原市・くりはら田園鉄道(株)の協力を得まして、今年3月に廃止されたくりでんの車両を使用して、旧栗駒駅構内を走行させ『くりでん乗車体験会』を開催することにいたしました。
 この乗車体験会は、11月10日、11日に開催される「2007栗原市産業祭り(らずもねぇ祭りinくりはら)」の協力の一環として、くりでん車両を活用した産業祭りのアトラクションとして企画したものです。当NPOでは、今回の乗車体験会を通じて、同祭りへの集客を図るほか、栗原市における産業遺産としてのくりでんの存在を市民にアピールしたいと考えております。
 また、この乗車体験会にあたり、11月8日、12日に旧栗駒駅・旧若柳駅間の線路を使って、体験会で使用する車両の移動を行います。車両の移動は、小型ディーゼル機関車がKD95形を牽引する形で、時速15キロの低速走行となります。旧栗駒駅での乗車体験と合わせて、ありし日のくりでんの姿をほうふつさせる車両の移動についても、多くの皆さんに見ていただきたいと考えております。
 車両の移動におきまして、写真撮影をされる方は、危険のないように十分注意して行っていただくと供に、自動車で踏み切りを通過する際には、必ず一旦停止をお願いいたします。


くりでん乗車体験会
 主  催 特定非営利活動 夢くりはら21 栗原市
 日  時 平成19年11月10日(土)/午前10:00-12:00 午後13:00-15:00
            11日(日)/午前10:00-12:00 午後13:00-14:30
 場  所 くりはら田園鉄道・旧栗駒駅(宮城県栗原市栗駒岩ケ崎)
 走行区間 旧栗駒駅構内を中心に踏み切りに挟まれた東西の約400mの区間
 運行方法 時速15キロにて1往復を1回(概ね15分程度)とし、1時間あたり2回〜3回を実施。
     1回の定員は40名。
 料  金 運営協力費として一人300円(未就学児童は無料)
 使用車両 くりはら田園鉄道KD95形ディーゼルカー(別紙資料有)
 乗車方法 当日、栗駒駅にて受付を行いホームから乗車 (事前の予約は行いません)
 協  力 くりはら田園鉄道(株)

【くりでん車両の移動】
・平成19年11月 8日(木曜日) 旧若柳駅14:00出発→旧沢辺駅14:30頃→旧栗駒駅15:10頃着
・平成19年11月12日(月曜日) 旧栗駒駅10:00→旧沢辺駅10:40頃→旧若柳駅11:10頃着
※車両の移動については、状況により変更になる場合もございます。



お問い合わせ先
 NPO法人 夢くりはら21 体験会プロジェクトリーダー 高橋
 Email web-kanrisya@yumekuri21.com
 くりでん復活!
 くりでん車両を使用した旧栗駒駅での構内運転について
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 2005年撮影
画像サイズ: 592×391(54%表示)
NEWS RELEASE:全般      3
No.142 (Re:141) 【夢くりはら21】くりはら田園鉄道KD95形気動車(ディーゼルカー)について
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2007-10-18 17:13:48
特定非営利活動法人 夢くりはら21
 http://www.yumekuri21.com
 本部事務所 〒 989-5301
 宮城県栗原市栗駒岩ケ崎八日町 33 番地 1
 TEL0228-45-2921 FAX 0228-45-2922
 代表理事  菅原 敏元


News Release


(別紙資料)

くりはら田園鉄道KD95形気動車(ディーゼルカー)について

■KD95形気動車(ディーゼルカー)■

 くりはら田園鉄道(株)は、平成7年に栗原電鉄鰍ゥら社名変更しましたが、同時に動力を電気から内燃化するために、新しく製作され導入された気動車です。形式のKD95は、「KD」=くりはら田園鉄道、「95」=導入年を表しています。KD951番から953番までの3両が平成19年3月31日の営業最終日まで、主力として石越駅と細倉マインパーク前駅の間を走りました。
 車体は、社名の栗原の「栗」に由来した「栗色」に近いものとして、正面上部のヘッドライトは、鉱山で使われていたカンテラ風のデザインにして、旧細倉鉱山の輸送に従事した歴史を現しています。
 車内は、通路を挟み1人掛けと2人掛けが向かい合わせになるクロスシートを基本として、入り口付近は乗客の乗り降りが行いやすいように、ロングシートとなっています。クロスシートには、折りたたみテーブルも設置され、座席の肘掛、テーブル、室内の床面や一部の手すりには、地元産の木材が使用されています。冷暖房完備ですが、全ての窓は開閉できるようになっています。
 くりはら田園鉄道では、全列車がワンマン運行をしていたため、ワンマンの路線バスと同様に、自動案内放送装置、整理券発行機、料金表示機、両替機付きの運賃箱が設備され、運転室の外側には、安全確認のためのバックミラーも取り付けてあります。
 1両編成での運転を基本としていましたが、団体輸送などのときは、最大3両まで連結して運行されることもありました。連結した際には、貫通幌で車両間の通り抜けが出来るように正面中央に貫通ドアがあります。

<車両データ>
 富士重工業・平成6年12月製造(くりでん使用開始は平成7年)
 全 長  16,500mm
  幅    3,090mm
 高 さ   4,090mm
 使用軌道幅 1,067mm(JR在来線と同じ)
 定 員    103人(内座席44人)
 重 さ   26.7トン
 機 関  ディーゼルエンジン250馬力1台
 燃 料  軽油
 最高速度 時速70キロ(くりでん使用時)