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No.1313 【レイル】No.76 ED72・ED73/鳩胸機関車・拳骨電車/テルハの見える風景/重慶の専用線
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2010-10-26 17:24:30
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp


タイトル: THE rail No.76
      複数テーマ混載
発 行 日: 平成22/2010年10月21日
定  価: 本体3,600円+税 荷造送料450円
発  行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン
U R L: http://www.etrain.jp/
        e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp
図書符号: ISBN978-4-87112-476-8 C1065 \3600E

[スタッフ]
企画・編集  前里 孝
編 集 顧 問  寺田貞夫
発   行  平井憲太郎
写 真 補 正  脇 雅恵・秋山瑛美
デ ザ イ ン  前里規子
印刷・製本  昭栄印刷株式会社

もくじ
北九州電化の雄 ED72・ED73
 久保 敏/篠原 丞/加地一雄
 早川昭文/関 崇博/前里 孝……………………4

鳩胸機関車●拳骨電車
 久保 敏……………………………………………18

国鉄の荷物輸送ネットワーク 昭和50/1975年8月現在
 資料提供:久保 敏/解説:佐藤博紀…………48

荷物列車の勇姿を振り返る
 佐藤博紀/前里 孝………………………………52

テルハの見える風景.
 久保 敏/佐藤博紀………………………………58

現代中国蒸機の世界 第12回
重慶蒸機専用線探訪記
 蔵重信隆……………………………………………80

ヤードマン……………………………………………98


★以下、「ヤードマン」(編集後記)です

■ED72・ED73といえば,鹿児島本線北部の電化に際して登場し,九州の国鉄を代表する電気機関車として親しまれました.またそのユニークな前頭部のデザインは,国鉄電気機関車の標準スタイルを打破したとして話題を呼んだものです.

■そのED72とED73のスタイルに着目した久保 敏さんから“鳩胸機関車”と題する稿が寄せられました.その考察は諸外国の類似デザイン機や,現代の鳩胸機関車,さらに,同様にユニークなデザイン手法である,“拳骨電車”にまで及んでいます.

■巻頭には,ED72・ED73がデビューした当時から廃車間近な頃までの姿を,地元のベテランである加地一雄さんをはじめとする皆さんからの,貴重でなおかつ美しい写真でグラフを構成しました.

■続いては“テルハの見える風景”です.筆者である佐藤博紀さんも編集子も予想していた以上の反応を頂いた結果の反映です.テルハのバラエティとともに,国鉄華やかなりし頃の駅風景をお楽しみください.

■今回はそれに加えて,テルハの存在理由である,国鉄の荷物輸送についても触れてみました.荷物専用列車は,ED72・ED73のグラフでも姿を見ることができます.併せてご覧くだされば幸いです.

■そして中国大陸.内陸部の大都市,重慶とその周辺の蒸気機関車たちです.残念ながら,そのほとんどは1〜2年前に火を落としてしまいましたが,見方を変えれば,重慶付近蒸機の最終期の記録ともいえる,貴重なレポートだと思います,

■今回は構内軌道で働くナローの機関車たちの姿もたくさん含まれていましたのでいつもよりはナローの写真の比重を高くしてみました.いかがでしたでしょうか.

■懐の深い中国大陸でも,現役蒸機の煙はいよいよ途絶えようとしています,これから先,蔵重さんのレポートがどのように続くのか,編集子も興味津々です.

■75号の日光線グラフで,冒頭の4頁に掲載した80系の編成について,最後尾はクハ86の300番代ではなく,サハ48を改造したクハ47050番代のうち,昭和36/1961年に竣功した47074か47076ではないかとのご指摘がありました.改めて写真をチェックしますと,確かに他の4輌とは窓高さが異なり(それをもって300番代ではないかと推定したわけですが),さらにウインドシル,ヘッダーがあるように見えます.失礼いたしました.

■レイルNo.69で仙山線の写真をお寄せいただいた平井宏司さんが7月26日に逝去されました.昭和6/1931年のお生まれでしたご冥福をお祈りします.
撮影日: 1982年07月23日
撮影場所: 小倉工場
キャプション: “あさかぜ”のヘッドマ一クを掲げて誇らしげなED73.鉄道友の会主催のお別れ撮影会での勇姿.  写真:久保 敏
画像サイズ: 349×475(92%表示)