NEWS RELEASE:全般      3
No.1057 【レイル】No.73 京阪ロマンスカー史(上)
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2010-04-21 17:21:04
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp

タイトル: THE rail No.73
      京阪ロマンスカー史(上)
発 行 日: 平成22/2010年4月15日
定  価: 本体3,000円+税 荷造送料450円
発  行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン
U R L: http://www.etrain.jp/
        e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp
図書符号: ISBN978-4-87112-473-7 C1065 \3000E

[スタッフ]
企画・編集  前里 孝
編 集 顧 問  寺田貞夫
発   行  平井憲太郎
写 真 補 正  脇 雅恵・秋山瑛美
デ ザ イ ン  前里規子
印刷・製本  昭栄印刷株式会社

明治43/1910年4月15日,大阪天満橋と京都五条の間に京阪電車が開業しました.以来100年.その歴史を彩ったさまざまな電車の中から,元祖“ロマンスカー”をテーマとして京阪電車を語り,眺めてみました.
 ストーリーは京阪電鉄の元車両部長である澤村達也氏の筆で,綿密な裏づけによって綴られています.
 写真は明治期の絵葉書から現代のロマンスカーまで,各時代を代表するベテランファンのカメラによる貴重な情景の数々に加え,京阪電鉄秘蔵の公式写真によって,京阪ロマンスカーの,あらゆるシーンが展開されています.
 また,各車輛の図面や経歴表など,そのバリエーションを一望できる関連資料も充実しています.
 かつてないボリュームと密度で“京阪ロマンスカー”が集大成された本書は,京阪にはもちろんのこと,日本の電車全体の歴史を顧みるためにも必須の資料となることでしょう.ご期待ください.


京阪ロマンスカー史(上) もくじ

京阪ロマンスカーの風景(上)
 1.前史時代とロマンスカー1550号型の登場…………6
 2.新体制発足と本格的特急登場の前後…………………22
 3.想い出のカラー…………………………………………28
 4.次々登場する新特急車…………………………………31
 5.テレビカー車内 カラー………………………………33
 6.名残の天満橋駅…………………………………………42
 7.淀屋橋乗り入れ 叶う…………………………………44
 8.蒲生信号所−天満橋間の高架複々線化完成…………49

京阪ロマンスカー史
 =その栄光の100年=澤村達也…………………………56

※「京阪ロマンスカー史 =その栄光の100年=澤村達也」の「あとがき」から

京阪電車開業100周年を記念し,京阪線を駆けたロマンスカー…テレビカーにつき,略史をご紹介することが出来た.読者諸兄には拙文におつきあいいただき恐縮の限りである.
 ロマンスカーという呼び名は京阪が初めて使ったとして知られているが,その範囲をどのように規定するかについて悩んだ結果,京阪間の最速列車用として建造されたクロスシート車とその一族ということにした.従って形の上ではクロスシートの琵琶湖鉄道汽船100型や大津線800系については触れていない.
 筆者はかつて京阪電車に在籍し,幸運にも主に車輌関係部署で
仕事に就かせていただいた.本稿を纏めるに当たっては徹底した書類調査の他,諸先輩方にもヒアリングの上,記述を確かなものにしたかったが,事情により必ずしも十分な調査が出来ないまま期限を迎えることとなってしまった.また,専門外の分野である台車・機械関係についても記述が希薄になり勝ちであったことをお許し願いたいと思う.
 メーカーの東洋電機製造株式会社には主電動機,制御装置の仕様などにつき丁寧なご教授をいただくことが出来た.また,京阪電気鉄道株式会社技術課の西野信一氏には資料などで格別のお世話になった.誌上をお借りして厚く御礼申し上げる.



写真提供:杵屋栄二/高田隆雄/西尾克三郎/米本義之/木村令英/松村 豊/久保 敏/中島忠夫/高橋 弘/藤原 寛/佐竹保雄/沖中忠順/湯口 徹/篠原 丞/河村かずふさ/中村靖徳/北田正昭/中林英信/岡本武司/四方康夫/福田静二/西野信一/来住憲司/村林 篤/クローバー会/京阪電鉄
撮影日: 1958年__月__日
撮影場所: 四条−五条
キャプション: 桜満開の鴨川端を行く1700型特急 写真:京阪電鉄
画像サイズ: 348×467(92%表示)
NEWS RELEASE:全般      3
No.1093 (Re:1057) 【レイル】No.74 京阪ロマンスカー史(下)
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2010-05-22 21:23:11
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp

タイトル: THE rail No.74
      京阪ロマンスカー史(下)
発 行 日: 平成22/2010年5月21日
定  価: 本体3,000円+税 荷造送料450円
発  行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン
U R L: http://www.etrain.jp/
        e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp
図書符号: ISBN978-4-87112-474-4 C1065 \3000E

[スタッフ]
企画・編集  前里 孝
編 集 顧 問  寺田貞夫
発   行  平井憲太郎
写 真 補 正  脇 雅恵・秋山瑛美
デ ザ イ ン  前里規子
印刷・製本  昭栄印刷株式会社


あとがき
4月15日に開業100周年を迎えた京阪電鉄.その記すべきタイミングで,一世紀にわたって京阪間彩った車輌たちの歴史を纏めることができました.
 この本は,京阪電車を取り巻く人々の,京阪電車に対する情熱と愛着心のお陰で完成しました.どのページを見ていただいても,そのことはすぐに理解していただけるものと思います.
 編集子は偶々この沿線で生まれ育ち,愛着を持続けてきたわけで,今回の企画に個人的な思い入れが混じっていないかといわれれば否定できません.けれども,沿線から離れて数十年もの間,この路線に対する気持ちを維持できたのは,京阪電車の人のお陰なのです.
 とりわけ,3000系が就役した時の設計係長だった奥田行男さんは,高校生だった編集子に対しても実に親切に,電車のことを基礎からじっくりと教え下さいました.その奥田係長を紹介して下さったは,学校の先輩でもある岡本武司さんと田中良和さんでした.
 澤村達也さんと粟生弘太郎さんは,京阪電車の車や旧型車の歴史を,実務と趣味の両面において教えて下さいました.車輌表は西野信一さんを中心とする技術課の労作です.
 そして,鉄道事業部車両担当や経営統括室広報担当のみなさんは,多くのわがままを聞き入れて下いました.どれだけ感謝の言葉を連ねても足りません,ありがとうございました.

京阪ロマンスカー史(下) もくじ

京阪ロマンスカーの風景(下)
  9.カラーテレビと冷房の時代             6
 10.誉れの1日                   12
 11.京都市内地下化と鴨東線開業           13
 12.8000系 そして 次代へ           14
京阪ロマンスカー 番外編 藤本哲男
 異端のロマンスシート車800型            18
 波乱万丈の人生を歩んだ普通車近代化の先駆け1650型 24
カラーアルバム
 最後の京阪木造車800型 大阪−大津直用連節車60型 28
京阪ロマンスカーの周辺あれこれ 澤村達也
 1.DICK KEER SYSTEM         30
 2.貴賓車                      31
 3.60型“びわこ号”                36
 4.電車の向きと車番/5.画期的な台車のテスト    39
 6.“系”という表現/7.大京橋対策
           /8.特急の枚方停車と9000系 43
京阪ロマンスカ“図面集                 44
京阪ロマンスカーインテリアと形式写真          56
京阪ロマンスカー車輌表                 66

写真提供:
 杵屋栄二/高田隆雄/西尾克三郎/井上幸雄/米本義之/西尾源太郎/松村 豊/久保 敏/中島忠夫/高橋 弘/佐竹保雄/沖中忠順/篠原 丞/岩沙克次/鶴 紘明/岡本武司/藤本哲男/福田静二/西野信一/北田正昭/池田喜裕/藤井克己/村林 篤/汽車会社/川崎車輌/京阪電鉄
撮影日: 1982年10月09日
撮影場所:
キャプション: 豊かな実りと華やかな秋草を横目に駆ける京阪特急  撮影:村松 豊
画像サイズ: 347×474(92%表示)
NEWS RELEASE:全般      3
No.1094 (Re:1093) 【レイル】No.74 京阪ロマンスカー史(下) ……一部訂正です
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2010-05-23 19:00:53
前発言で、キャプション内にある表紙写真撮影者のお名前が間違っていましたので、ここにお詫びすると共に訂正致します。

【誤】撮影:村松 豊
 ↓
【正】撮影:松村 豊

鉄道フォーラム・マネジャー 伊藤 博康
NEWS RELEASE:全般      3
No.2562 (Re:1093) 【レイル】No.74 お名前の訂正
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2013-02-02 11:25:18
「レイルNo.74」誌紹介文において、下記の通りお名前が間違っておりましたので、ここに訂正するとともにお詫び申し上げます。

●「あとがき」内
 【誤】粟生弘太郎さん
  ↓
 【正】栗生弘太郎さん

鉄道フォーラム・マネジャー 伊藤 博康