TOBU NEWS 2014年12月18日
回生電力を有効活用し、省エネルギー化を図ります
東武アーバンパークライン運河駅構内に 「回生電力貯蔵装置」を導入します!
東武鉄道株式会社
東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、東武アーバンパークライン運河駅構内(千葉県流山市)に回生電力貯蔵装置を導入し、2014年12月22日(月)より供用を開始します。 この装置は、電車がブレーキを使用した際に発生する回生電力を吸収・貯蔵し、その貯蔵した電力を電車が加速する時に供給するなど、電力の安定供給と有効活用できる装置であり、東武鉄道では東上線の「上福岡き電区分所」(埼玉県ふじみ野市)に続き、2か所目の導入となります。 東武アーバンパークラインは、2013年度から電力回生ブレーキを搭載した省エネ車両(回生車両)である新型車両60000系などの運転を開始し、2014年度末には同線を運行する車両の過半数が回生車両となります。このたびの電力貯蔵装置の導入により、回生車両の性能をより効率的に発揮させることで安定した電力の供給と有効活用が可能となり、より一層の省エネルギー化が図られます。 当社では、今後も省エネルギーによる環境保全に努め、地球環境に貢献する機器の導入を積極的に進めてまいります。 詳細は別紙のとおりです。 以 上
<別紙>
回生電力貯蔵装置の概要
1 名称 回生電力貯蔵装置
2 供用開始 2014年12月22日(月)
3 設置場所 東武アーバンパークライン運河駅構内(千葉県流山市東深井405)
4 仕組み (1)回生ブレーキにより、電車が減速した際に電力が発生する。 (2)発生した電力のうち、電車に供給されなかった電力を当装置に貯蔵する。 (3)走行する電車が接近した際、貯蔵した電力を供給する。
5 装置仕様 電池 リチウムイオン電池 設備容量 1,000[kW](2台合計) 最大充放電電流 667[A](架線側直流1,500[V]) サイズ 制御部 幅1.8m×奥行2.3m×高さ2.3m 蓄電池部 幅2.4mX奥行1.3m×高さ2.1m 製造元 (株)東芝 販売元 (株)千代田組
以上
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