NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.869 (Re:857) 【東武】新タワーの名称候補が決定しました。4月1日より新タワーネーミング全国投票開始(13/14)
ほりうち(ccbu8181) 2008-03-27 16:00:09



 新タワー事業への取り組みについて




2003年12月
 在京放送事業者6社(NHK・民放キー局)が600m級の新タワーを求めて、「在京6社新タワー推進プロジェクト」を発足。

2004年12月
 墨田区・地元関係者が東武鉄道に対し、新タワー誘致の協力要請。

2005年 2月
 東武鉄道として新タワー事業に取組むことを放送事業者・墨田区に表明。
 地元組織の新タワー誘致推進協議会が決起大会を開催。

2005年 3月
 放送事業者が墨田区押上地区を第1候補地に選定。

2005年 7月
 墨田・台東両区の地元誘致組織が連携、「墨田・台東新タワー誘致推進連絡会」を結成。

2006年 3月
 新タワー建設地として最終決定。

2006年 5月
 新タワー事業の事業主体となる新東京タワー株式会社を設立。

2006年 6月
 地元関係者が「新タワー建設推進協議会」を設立。

2006年 7月
 新タワー事業について広く意見を募集するため、「新タワーアンケート」を実施。
 新タワーデザインの監修者を安藤忠雄氏・澄川喜一氏に決定。

2006年10月
 新タワーを核とした複合開発事業のコンセプトを公表。

2006年11月
 新タワーデザインの事業者案を公表。

2007年 8月
 新タワーライティングデザイナーを戸恒浩人氏に決定。

2007年10月
 新タワー名称案募集。

2007年12月
 放送事業者6社と新タワー利用予約契約を締結。



≪地上デジタル放送と新タワーの役割≫

 テレビコマーシャルでも話題の地上デジタル放送、略して「地デジ」。「地デジ」とは、テレビ放送用の電波をデジタル化すること。デジタル化すると、テレビがもっときれいに映るようになり、電波の有効活用にもつながるため、2011年には、現在のアナログ放送はデジタル放送へ完全移行されます。そこで、これを契機として、民放5社とNHKは、この重要な役割を担う新タワーの建設地として、「墨田区押上・業平橋地区」を最終決定し、600m級のテレビ塔からのデジタル放送に向けて準備を進めることになったのです。
 2006年4月にサービスを開始した携帯端末向けのデジタル放送サービス「ワンセグ」でも、都心部に林立する200m級超高層ビルの影響を受けにくい高さからの送信が望まれています。また、災害時等の防災機能のタワーとしての役割も期待されています。
 なお、この在京テレビ6社は、地上デジタル放送の電波障害の影響等についても検討しており、また、電波を発射する際には、総務省の定める「電波防護指針」の基準値を遵守するので、新タワー周辺の環境に影響を与えることはないとしています。