ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2014-01-21 22:04:39 |
第2章 JR北海道が講ずべき措置
これまでの特別保安監査を通じて確認された事実・状況及びJR北海道が講ずべき具体的な対策について、別紙2のとおり取りまとめた。具体的な対策の事項は、次のとおりである。 1.日々の輸送の安全確保 @ 会社全体を挙げての毎日の安全確認の励行 A 現場における毎日の業務の実施に当たっての留意事項の徹底 B 本社における現場の把握と問題への迅速な対応の実施 2.第一歩の改善 構造的な問題にも対応しつつ、安全な輸送を行うための徹底的な再生に向けての第一歩として、鉄道事業者に求められる不可欠な安全対策の実施 (1) 改ざんの根絶 @ 社内におけるコンプライアンスの徹底 A 安全意識の徹底及び安全知識の向上に関する職員教育体制の再構築 B 記録を重視するルールの策定及びその徹底 C 改ざんを防止する作業環境の整備 D 改ざんが行われた場合における厳しい処分環境の整備 (2) 安全管理体制の再構築 @ 安全統括管理者の業務体制の刷新 A 安全推進委員会の運用の見直し B 事故等の原因究明・再発防止対策の検討体制の確立 C 内部監査等の体制の充実 D 安全推進部の強化 E 安全管理規程等の見直し (3) 安全確保を最優先とする事業運営の実現 @ 現場の業務実施体制の確立 A 技術伝承のための教育体制の検討 B 当面の必要な安全投資の推進等 C 安全意識の徹底、記録を重視するルールの策定・徹底(再掲) (4) 技術部門の業務実施体制の改善 @ 各種規程等の検証、改正・整備、周知徹底、確認及び見直し A 本社の現場に対する指導体制の確立 B 車両部門における多重のチェック体制の確立 (5) 第三者による安全対策監視委員会(仮称)の設置 3.更なる安全確保へ 輸送の安全を確保し、信頼される鉄道会社への徹底的な再生に向けた更なる改革 @ 安全意識の啓発や安全風土の構築を実施するための組織の整備 A 安全確保のためのPDCAサイクルの確立 B 会社全体を通じた安全性向上のための取組み C 安全を確保する企業風土を構築するための全職員の参画 |
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