NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.6227 (Re:6225) 【JR東海】平成24年度 地震防災訓練の実施について(3/3)
ほりうち(ccbu8181) 2012-08-24 23:04:52
[別紙]

1.対策本部運営訓練及び情報収集・伝達訓練
 本社及び鉄道事業本部等に対策本部(本社対策本部、東海鉄事対策本部、新幹線鉄事対策本部、静岡支社対策本部、関西支社対策本部)を設置し、情報収集、応援要請、指示等の対策本部運営訓練を実施します。この訓練では、対策本部設置箇所も被災により使用可能な通信機器等が通常時と比較して制限された状況を想定した中での必要な情報収集、対応を行う訓練も実施いたします。
 また、当社エリア内が大規模に被災したことを想定して、本社を含む各対策本部間で連携を取り、旅客・社員の安否状況の確認、地震動・津波による列車の状況や設備被害等の情報収集、被災地域への支援方法の検討などを行うことを想定した訓練も実施いたします。

2.主な避難誘導訓練及び災害復旧訓練等
 ○紀伊長島駅
  津波警報発令時において、指令との通信ができないことを想定し、紀伊長島駅〜梅ケ谷駅間で停車した列車内の旅客を避難箇所まで誘導する訓練を行います。(8月31日)

 ○名古屋車両区
  津波発生に伴い、車内の旅客を列車内から安全に降車させるとともに、安全な場所に誘導する訓練を行います。(8月31日)

 ○伊那松島運輸区
  地震発生により列車が駅中間に緊急停車し、列車無線使用不可の状態を想定し、列車内の旅客を避難させる訓練を行います。また、消防と連携を行い、救急隊による負傷者救出・搬送訓練も併せて行います。(8月31日)

 ○浜松工場・大井車両基地
  地震発生により、新幹線が脱線したことを想定し、横送り装置を使用して脱線車両を復旧する訓練を行います。(浜松工場:8月31日、大井車両基地:9月22日)

 ○施設・電気現業機関
  地震発生後の安全確認を想定した軌道用自動自転車(アルミカート)の取扱い訓練、緊急自動車の取扱訓練、災害復旧訓練、地震により被害を受けた保守用車を救援併結する訓練(新幹線)等を実施します。(防災週間を中心に実施)

 ○沼津駅
  地震発生により、車両が脱線し、周辺設備が被災したことを想定し、復旧訓練を行います。(8月31日)

 ○吉原駅
  津波により、自治体から避難指示が出された場合を想定し、列車内の旅客を避難箇所まで誘導する訓練を自治体と連携して行います。(8月31日)

 ○旅客避難誘導訓練実施箇所(主な箇所)
 東京駅、品川駅、豊橋駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅、吉原駅、岐阜駅、中津川駅、高山駅、紀伊長島駅、尾鷲駅、熊野市駅等で行います。