ほりうち(ccbu8181) 2011-06-16 23:08:53 |
≪ご参考≫ 東京スカイツリーライティング計画について 【1】スケジュール 2009年10月 ライティングデザイン「粋」「雅」を決定 2010年 3月 パナソニック電工がライティング機器のパートナー企業に決定 2011年 3月 照明器具の取付工事を開始 6月照明器具のオールLED化が決定 【2】デザインについて <基本コンセプト> ・下町〜東京〜日本へ広がる地域性 ・江戸〜現代〜未来へつながる歴史性 ・地球にやさしく環境時代にふさわしい象徴性 <演出ポイント> ※添付画像参照 心意気の「粋」 心意気を示す「粋」の姿では、隅田川の水をモチーフとした淡いブルーの光でタワーを 貫く心柱を照らし出します。大地から力強く 立ち上がり、隠さないで中を見せるイメージ からは、気風の良さや潔さを感じることが できます。 美意識の「雅」 美意識を示す「雅」の姿では、鉄骨の細かな構造体を衣に見立て優雅で気品あるイメージを表現します。江戸紫をテーマカラーとし、 金箔のようなきらめきのある光をバランスよく ちりばめます。 【3】照明設計・監理株式会社日建設計コメント 設計当初、HID(高輝度放電灯)を中心として考えてきましたが、LEDの著しい技術革新により、設計中にオールLED化が視野に入ってきました。照明設計とそれに伴なう器具開発における技術的なハードルは高いものでしたが、照明演出効果、耐久性、対候性、安全性、メンテナンス性などの様々な課題に対する検討を事業主およびパナソニック電工とともに進めた結果、実現に至りました。 今回のLED器具開発における、大容量、正確な配光制御の実現は、タワーのライティングのみならず、様々な空間におけるLEDの使用領域を大幅に広げるものと考えています。 【4】ライティングデザイナー シリウスライティングオフィス代表 戸恒浩人氏コメント 職人の街・下町に根ざす東京スカイツリーのライティングが、新時代の技術であるLEDによって実現されることは、その地域性・歴史性において、とても運命的で素敵な出会いに感じられます。心意気の「粋」と美意識の「雅」のライティングデザインは、LEDだからこそ美しい色で表現され、タワーは街に溶け込むような自然な佇まいで東京の夜空に浮かびます。 永遠に続く江戸の心を表現する光が、日本だけでなく海外の方々にも親しまれるように、ライティングが完成するまで光の質を追求していきたいと考えています。 |
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