ほりうち(ccbu8181) 2010-05-19 11:24:52 |
各駅の新規利用や東海道新幹線「ひかり」「こだま」停車駅の利便性向上に伴う利用増も期待できる。 2.需要予測モデルとの比較 1)今回の収入想定を需要に換算すると ・当社の長期試算見通しでは、名古屋開業までの収入について、足元5年の平均値に高速道路料金政策の影響を織り込んだ水準を前提としており、輸送量についても、これを踏まえた431億人キロの水準で推移する前提である。 ・名古屋開業後及び大阪開業後は、中央新幹線の運賃・料金について、「1.収入想定の裏付けとした考え方」に記載の通り、仮に東京〜名古屋+700円、東京〜大阪+1,000円、すなわち現在の運賃・料金に対して約7%のアップを想定している。これにより、東海道新幹線も含めた全体の賃率は3%程度アップすることとなり、収入を賃率で除して輸送量に換算すると、名古屋開業後の収入は累計10%増となった状態で460億人キロ、大阪開業後は529億人キロとなる。 ┌─────────┬─────────────────┬───────┐ | | 名古屋開業前に対する増加率 |換算した輸送量| | ├─────┬──────┬────┼───────┤ | | 収入想定 |賃率の想定値| 輸送量 | (定期外) | ├─────────┼─────┼──────┼────┼───────┤ |名古屋開業まで | ±0.0%| ±0.0%| ±0.0%| 431億人キロ| ├─────┬───┼─────┼──────┼────┼───────┤ |名古屋開業|当初 | +5.0%| +3.0%| +1.9%| 439億人キロ| | ├───┼─────┼──────┼────┼───────┤ | |10年後| +10.0%| 〃 | +6.8%| 460億人キロ| ├─────┴───┼─────┼──────┼────┼───────┤ |大阪開業 |※+26.5%| 〃 |+22.8%| 529億人キロ| └─────────┴─────┴──────┴────┴───────┘ ※ 大阪開業直前の収入に対しては、+15%である。 2)比較及び比較結果についての考量 ・一方、4項目調査で用いたモデル推計による需要の予測値は、次表の通りであり、当社の収入想定から換算した輸送量は、いずれの時点においても、この8割前後の水準である。 中央新幹線+東海道新幹線(定期外)の輸送量 ┌─────────┬──────┬──────┬────────────┐ | |当社の |4項目調査の|備考 | | | 収入想定|モデル推計の| | | |(輸送量換算)|需要予測値 | | ├─────────┼──────┼──────┼────────────┤ |名古屋開業まで | | | | | or | 431億人キロ| 503億人キロ|431億人キロ/503億人キロ| |2025年 | | |=85.7% | |中央新幹線なし | | | | ├─────┬───┼──────┼──────┼────────────┤ |名古屋開業|当初 | 439億人キロ| 568億人キロ|460億人キロ/568億人キロ| | ├───┼──────┼──────┼────────────┤ | |10年後| 460億人キロ| − |=81.0% | ├─────┴───┼──────┼──────┼────────────┤ |大阪開業 | 529億人キロ| 675億人キロ|529億人キロ/675億人キロ| | | | |=78.4% | └─────────┴──────┴──────┴────────────┘ - 28 - |
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