NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.3187 (Re:3186) 【小田急】2010年度の鉄道事業設備投資計画 輸送サービスの向上に342億円(2/3)
ほりうち(ccbu8181) 2010-05-15 18:54:15

3.サービスの向上

(1) 車両の製造とリニューアル

1) 通勤車両の製造と10両編成化
 新型通勤車両の4000形を20両(10両×2編成)製造します。また、3000形通勤車両の中間車両※を8両製造し、6両編成の既存の車両に組み込むことで10両編成にします。※運転台のない車両

2) 通勤車両のリニューアル
 8000形通勤車両を8両(4両×2編成)リニューアルし、車いすスペース、車内LED表示器、自動放送装置、車両間の転落防止幌を設置します。また、制御装置を変更することで運行に使用する消費電力を削減するほか、補助電源装置、コンプレッサーなどの床下機器の低騒音化を図るなど環境面にも配慮します。


(2) 駅施設の改良、サービス向上

1) 駅施設の改良
 海老名駅では大規模改良工事を実施しており、本年9月の完成を予定しています。この完成に合わせて、ホームで列車を待つ間にご利用いただける、冷暖房完備のホーム待合室を2カ所設置します。これにより、全70駅のうち46駅78カ所に設置されることになります。

2) 行先案内表示装置の新設
 現在、主要駅を中心に設置している行先案内表示装置を、全駅に設置する工事に着手します。今年度は小田原線の愛甲石田駅と伊勢原駅のほか、多摩線の五月台、栗平、黒川、はるひ野の各駅への設置を予定しています。

3) 多目的トイレの設置
 車いすをご利用のお客さまやオストメイト※のお客さまに加えて、乳幼児をお連れのお客さまにも安心してご利用いただける多目的トイレを藤沢駅に設置します。
※人工肛門や人工ぼうこうをお持ちの方

以上