ほりうち(ccbu8181) 2009-12-23 15:31:18 |
別紙【ご参考】
○野球塔について 初代野球塔は、1934(昭和9)年、夏の第20 回記念大会時に、球場北東側の松林の中(現在の甲子園警察署の辺り)に建設されました。直径約40 メートルの円形台座の上に、高さ約30 メートルの塔と20本の列柱が立ち、列柱には、第1 回大会からの優勝校名及び選手名を刻んだ銅板が設置されていました。塔の周囲には階段型の観覧席(2500 席)が設けられ、大会前日には茶話会などが開催される、甲子園地区のシンボル的な建築物でした。 初代野球塔は、第二次世界大戦中に戦争の影響で崩壊し、銅板も軍へ供出されてしまいましたが、そのうち4枚の現存がこれまでに確認されています。そのうちの1枚である、第20 回大会優勝の呉港中の銅板は、これまで日本高等学校野球連盟に保存されていましたが、来年3月からは甲子園歴史館に展示される予定です。 ○選抜高校野球塔について 選抜野球塔は、1958(昭和33)年、春の第30 回記念大会時に、球場西北の一角に設置されました。高さ約4.5 メートルのモニュメントで、台座の側面には第1回大会からの優勝校名が1枚の銘板に刻まれていましたが、老朽化が進んでいたことから、甲子園球場のリニューアル工事に伴い、2006(平成18)年に撤去されました。 |
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