NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.2021 (Re:2020) 【東武】2009年度の鉄道事業計画(2/5)
ほりうち(ccbu8181) 2009-05-18 21:21:22

1 安全対策


(高架化工事)

・伊勢崎駅付近高架化工事

 伊勢崎線剛志〜伊勢崎間において、群馬県の都市計画事業として連続立体交差化工事に本格着工します。今年度は仮線工事他を施工する予定であるが、この工事が完成すると新伊勢崎駅と伊勢崎駅の2駅が高架駅となり、バリアフリーに対応した施設です。また、13箇所の踏切をなくすことで付近の交通渋滞の緩和が図れるとともに、市街地の一体化による総合的な街づくりに役立てます。


・清水公園〜梅郷間高架化工事

 野田線清水公園〜梅郷間において、千葉県の都市計画事業として連続立体交差化工事に本格着工します。今年度は仮線工事他を施工する予定ですが、この工事が完成すると愛宕駅と野田市駅の2駅が高架駅となり、バリアフリーに対応した施設となります。また、11箇所の踏切をなくすことで付近の交通渋滞の緩和が図れるとともに、市街地の一体化による総合的な街づくりに役立てます。



(踏切の安全対策)

 当社では全踏切について支障報知装置の設置を完了していますが、その内赤外線で踏切内の支障物を検知する装置を設置している踏切に「押しボタン」を併設する工事を今年度で完了させ更なる安全性の向上を図ります。


(駅構内の安全対策)

 ホームからの転落事故に対する安全対策として、引き続き、非常停止ボタン・ホーム下注意喚起灯および待避口の新増設を行うほか、緊急時・異常時の際にホームから駅事務室にお客さまが通報できる非常用インターホンや、迷惑行為等の警備目的として防犯カメラの設置を進めます。


(防災対策)

 大規模地震や風雨時等の自然災害における安全対策として、引き続き高架橋耐震補強、長大橋梁の改修・補強等を推進します。


(その他の設備等)

 列車運転士に異常が発生し運転操作不能となった場合に列車を速やかに停止させる装置、各種運転情報等を記録する装置、防護無線の主電源の確保が不能となった場合に非常電源へ切り換える装置の新設および列車が分岐器に速度を超過して進入することを防止する装置の設置を引き続き進め、運転保安度の向上を図ります。