NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.1797 (Re:1796) 【東武他】東京スカイツリーのカラーデザインが決定しました(2/3)
ほりうち(ccbu8181) 2009-02-27 21:24:36

<カラーデザイン>


・塔体

 白を基調に藍染職人の技法に倣い、タワーの白に青みを加えています。白磁のようにかすかに青みがかった白が、繊細な輝きを放ちます。


・EVシャフト

 グレーのEVシャフトは白い塔体の造形に奥行き感を与え、タワーのデザインをより一層際立たせます。


・展望台

 ガラスとメタリック色のパネルにより一体的な表情をもつ展望台は、白い塔体と調和し東京の空に溶け込みます。


・頂部

 鮮やかな白の頂部は青い空を指し示し、先進性と未来を表します。



<カラーコンセプト>

・日本の伝統的な美意識を表す白:

 富士山の頂き・下町の心意気を示す纏(まとい)・お祭の幟(のぼり)など、白は日本的な潔さ・神聖さを想起させ、日本人の伝統的な美意識に通じる色。


・地域の誇りとシンボル性を表す白:

 白の語源は「シル(知)」・「シルシ(印)」であり、古くから他からの差異をはっきり認識させる色、シンボル性を想起させる色。タワーの立つ地域のシンボルとして、人々の誇りを体現します。


・全てを包み込み、四季のうつろいと下町の営みを映す白:

 白はスクリーンのように空の表情・町の表情を映しこみ、四季を通じて時空を超えた景観を映し出し、ライトアップによりさらに様々な表情を見せます。タワーに集う様々な人々の作りだす豊かなコミュニティを映し出す色。


<スカイツリーホワイト>

 日本の伝統色、最も薄い藍染の色である「藍白(あいじろ)」をベースにしたオリジナルカラーです。スカイツリーホワイトも、白を基調に藍染職人の技法に倣い、タワーの白に青みを加えており、白磁のようにかすかに青みがかった白が、繊細な輝きを放ちます。

 日本の伝統工芸である藍染において職人の手により作りだされる色からは、タワーの立つ下町に受け継がれる職人文化がタワーと出会うことで創造する新たな文化の幕開けを感じさせます。「スカイツリーホワイト」を身に纏うタワーは、東京の下町の青い空に映え、時空を超えてより鮮やかに輝いていくことでしょう。

以上

撮影日:
撮影場所:
キャプション: 都心を一望できる世界一の展望タワー
画像サイズ: 640×478(50%表示)