ほりうち(ccbu8181) 2015-06-18 23:33:14 |
2015年6月17日
東京地下鉄株式会社 東武鉄道株式会社 東京メトロ日比谷線・東武スカイツリーライン新型車両の形式と基本仕様が決定 相互直通車両の仕様共通化を促進し、すべての車両をご利用いただきやすくします! 〜2019年度までに導入を進めます〜 東京メトロ(本社:東京都台東区)と東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2016年度から2019年度にかけて導入を進める東京メトロ日比谷線・東武スカイツリーラインの相互直通運転車両について、このたび、新型車両の形式名称と基本的な仕様を決定しました。 車両形式名称は、東京メトロは13000系、東武鉄道は70000系とし、現在、3扉車両と5扉車両(前2両・後2両)が混在する直通車両のすべてを4扉車両(20m化7両編成)に統一し、車両機器や車内の主要設備について仕様の共通化を進めました。 今回の仕様共通化により、2社で異なる車両機器や車内の主要設備が統一化され、フリースペースや優先席の位置なども統一化されることから、お客様がどの列車にご乗車いただいても、わかりやすく・使いやすい車両として快適にご利用いただくことが可能となり、利便性・快適性の向上を図ります。 また、車内1人あたりの座席幅の拡張や座席横仕切りの大型化等による座り心地の向上、車いす・ベビーカーご利用のお客様や手荷物の多いお客様に配慮した全車両フリースペースの設置、および車端部の座席を全て優先席とするなど、様々なお客様に配慮した仕様となります。 このほか、海外からのお客様が増加している状況を踏まえ、乗換案内や駅設備案内等を多言語に対応するほか、きめ細やかなご案内の提供を目的として、各ドア上部に17インチワイド液晶の車内表示器を3画面搭載します。 詳細については別紙のとおりです。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2015-06-18 23:34:47 |
[別紙]
新型車両の設備について 【デザイン】 ◆東京メトロ13000系 歴代の3000系や03系の系譜を踏襲しながらも、近未来的な形状アレンジを加えました。カラーリングは路線イメージを意識した配色とし、これまでのデザインを一新した車両を表現しました。 ◆東武鉄道70000系 現行の日比谷線直通車両20000系のコンセプトカラー「ロイヤルマルーン」をもとに、「赤」と「黒」の2つの原色に再精製することで、現代の先鋭的なカラーリングに昇華させ、日比谷線直通車両の刷新を表現しました。 【車内快適性の向上(共通仕様)】 ◆車内空間を快適にするため、58.0kWの冷房能力を持った冷房装置を導入します。 ◆座り心地を向上させるために、1人あたりの座席幅を広げ、クッション性を改良します。 ◆曲線走行時のレールと車輪から発せられる騒音を低減するため、操舵台車を採用します。 ◆混雑時に手荷物などが着座されているお客様に接触しないよう座席横の仕切りを大型化します。 ◆開放的な車内空間とするため、連結面や座席横の仕切り、荷棚に透明な強化ガラスを採用します。 【環境負荷低減(共通仕様)】 ◆永久磁石同期モーター(PMSM)の採用により、現行の東京メトロ03系VVVFインバーター制御車両と比較して約25%、現行の東武鉄道20050型VVVFインバーター制御車両と比較して約25%の駆動系消費電力量を削減します。 【車内装備(共通仕様)】 ◆海外からのお客様が増加している状況を踏まえ、乗換案内や駅設備案内を多言語に対応するとともに、ニュースや天気予報等、より多くの情報を見やすく、きめ細やかに提供するため、各ドア上部に17インチワイド液晶の車内表示器を3画面搭載します。 ◆車いす・ベビーカーをご利用のお客様、旅行等で手荷物が多いお客様に配慮し、全車両にフリースペースを設置します。 ◆車端部の座席を全て優先席とし、優先席を必要とされているお客様へ配慮いたします。 【従来車両との比較】 東京メトロ03系 冷房能力:48.8kW 座席幅:430mm 車内液晶画面:なし 荷棚高さ:1,800mm 吊手高さ(車両端部):1,660mm 東武鉄道20000系 冷房能力:43.6kW 座席幅:450o 車内液晶画面:なし 荷棚高さ:1,797o 吊手高さ(車両端部) 1,660o 13000系・70000系 冷房能力:58.0kW: 座席幅:460mm: 車内液晶画面:17インチワイド液晶×3画面: 荷棚高さ:一般部1,750mm 車端部1,700mm: 吊手高さ(車両端部):1,580mm: 【編成形態】 編成は、従来の18m車両の8両編成から、20m車両の7両編成(実力3.5M+3.5T)となります |
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