NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.8340 【JR東海】平成26年度地震防災訓練の実施について
ほりうち(ccbu8181) 2014-08-22 18:34:29
JR東海 ニュースリリース

2014.08.22
平成26年度地震防災訓練の実施について


 JR東海では、防災週間(8月30日〜9月5日)中の9月1日を中心に、全社的に地震防災訓練を実施いたします。南海トラフ巨大地震による津波を想定した列車からの避難誘導訓練や、通常の連絡手段が使用できない場合を想定した情報収集訓練など実践的な訓練を行います。

1.訓練日
 9月1日を中心とした防災週間(8月30日〜9月5日)

2.主な訓練内容
(1)対策本部運営訓練
 ・本社および鉄道事業本部等に対策本部を設置し運営する訓練

(2)情報伝達訓練・情報収集訓練
 ・地震発災後に対策本部設置や非常参集について社員へ伝達する訓練
 ・地震発災に伴い、通常の連絡手段(NTT固定電話、携帯電話等)が使用できない状況を想定し、衛星携帯電話・衛星通信システム等を活用した被災状況把握訓練

(3)避難誘導訓練
 <新幹線・在来線共通>
 ・主要駅構内において、お客様へ情報伝達する訓練および避難所まで避難誘導する訓練
 <新幹線>
 ・駅間に長時間停車した列車のお客様を徒歩またはバスにより救済する訓練
 <在来線>
 ・津波危険予想地域内に停車した列車からお客様を避難誘導する訓練

(4)災害復旧訓練
 ・車両脱線復旧訓練
 ・沿線設備被災状況確認訓練及び復旧訓練
 ・応急復旧資材、救護材料の確認及び使用訓練

3.参加人員
 約14,500人



[別紙]

主な訓練の内容と実施箇所

1.2 対策本部運営訓練・情報伝達訓練・情報収集訓練
 本社及び鉄道事業本部等(在来線部門:東海鉄道事業本部、静岡支社 新幹線部門:新幹線鉄道事業本部、関西支社)に対策本部を設置し、非常参集、情報収集、指示伝達等の対策本部運営訓練を実施します。本訓練では、対策本部設置箇所も被災により使用可能な通信機器等が制限された状況を想定し、衛星携帯電話等の代替通信手段の活用訓練、情報収集訓練等も実施いたします。
 また、当社エリア内が大規模に被災したことを想定して、本社を含む各対策本部間で情報を共有する訓練も行います。

3 避難誘導訓練
 紀勢線梅ケ谷〜紀伊長島駅間、三野瀬〜紀伊長島駅間において、駅間で停車した列車からお客様を避難箇所まで誘導する訓練を行います。東海道線吉原駅では、ホームのない線路に到着した列車(ドアの少ない373系車両を使用します)からお客様を最寄りの津波避難ビルに避難誘導する訓練を行います。また新幹線車両基地構内では、駅間に長時間停車したことを想定し列車内のお客様を徒歩またはバスで救済する訓練を行います。
 東京駅、新横浜駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅等の新幹線駅では避難誘導訓練を、吉原駅、清水駅、新居町駅、津駅、紀伊長島駅、熊野市駅等の津波危険予想地域内の駅では、津波を想定した避難誘導訓練を行います。また、昨年10月に集中旅客サービスシステムを導入した武豊線において、駅員無配置駅のお客様への津波避難誘導放送訓練を行います。

4 災害復旧訓練
 在来線車両基地等では、地震発生による車両脱線と設備損傷を想定した復旧訓練を行います。本訓練では負傷されたお客様を列車から救済する訓練等も行います。
 新幹線車両基地構内では、地震発生により設備が損傷したことを想定し、早期に運転再開するための訓練を行います。
 施設・電気現業機関では、被災後の安全確認を想定した軌道用自動自転車(アルミカート)や緊急自動車の取扱訓練、応急復旧資材、救護材料の確認及び使用訓練、地震により被害を受けた新幹線保守用車の救援併結訓練等を行います。

※写真は昨年の訓練の様子です

撮影日:
撮影場所:
キャプション: <本社対策本部運営訓練>
画像サイズ: 473×272(68%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: <紀勢線での津波避難誘導訓練>
画像サイズ: 473×315(68%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: <在来線車両基地での旅客救済訓練>
画像サイズ: 502×318(64%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: <新幹線車両基地での保守用車救援併結訓練>
画像サイズ: 469×314(68%表示)