ほりうち(ccbu8181) 2014-02-13 18:41:26 |
JR東海 ニュースリリース
┃2014.02.13 ┃【社長会見】名古屋工場の耐震化及び設備更新について 在来線の地震対策については、高架橋柱・橋脚の耐震補強、落橋防止工の設置、地震情報早期伝達システムの導入、駅舎等の耐震化などの施策を着実に進めてきました。 このたび、当社在来線車両の全般検査※1・重要部検査※2を実施できる唯一の工場である名古屋工場についても、耐震化を行うこととしました。名古屋工場は大正13年に現在の地に移転して以来、部分的な改良は行ってきましたが、今回の耐震化工事にあわせて、機械等の設備の更新を実施するなど、初めて大規模な改修工事を行います。全般検査等を実施しながら工事を行いますので、長期にわたる工事となりますが、着実に実施します。 ※1:全般検査・・・・8年以内に実施する車両全般のオーバーホール。 ※2:重要部検査・・・4年以内または走行60万km以内(電車)、50万km以内(気動車)に実施する、車両の重要な装置のオーバーホール。 1.工事概要 (1)建物の建替・補強 工場内の建物について、必要な耐震性を確保するため、建替または耐震補強を行います。 ・建替を行う建物の延床面積 約1.4万u ・補強を行う建物の延床面積 約2.3万u (2)検査・修繕を行う機械設備の更新・改良 耐震化にあわせて、車両の検査・修繕に使用している機械設備の更新・改良や修繕ラインの見直しを行います。 これらにより、より質の高い検査ができるようにするとともに、労働災害の起きにくい環境にするなど、一層、安全・安定輸送に貢献できるようにします。 ・更新、改良する機械設備 110台 (3)LED照明導入等に伴う省エネ化 省エネ対策として、高天井用のLED照明や、高効率の変電設備を導入することで、工場全体の電力使用量を約2割削減します。 2.概算費用 約180億円(付帯費用含む) 3.工期 平成26年2月〜平成34年3月 ※詳細は別紙をご覧下さい。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2014-02-13 18:44:37 |
[別紙1]
(1)建物の建替・補強 ○名古屋工場の耐震化後のイメージ図(※添付画像参照) 発足:大正13年(1924年)鉄道省名古屋鉄道局四日市工場から現在地に移転し、名古屋工場となる 所在地:愛知県名古屋市中川区長良町一丁目1番地 敷地面積:約8.9万u 検査両数:約450両/年(電車および気動車) |
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ほりうち(ccbu8181) 2014-02-13 18:47:53 |
[別紙2]
(2)検査・修繕を行う機械設備の更新・改良の例 【作業の効率化】 ○車輪中ぐり盤の取替 新品車輪の穴を加工する作業において、車軸の軸と適正な嵌め合いを確保するように自動加工する機械を取替。今回、取替にあわせて、手作業で行っていた加工穴の表面仕上げ作業も自動化。 【安全性向上】 ○天井クレーンの落下防止改良 大きな揺れがあっても天井クレーン本体が落下しないように、レール部にガードを取り付け、二次災害を防止。 ○台車部品関係の修繕ラインの見直し 点在していた台車部品関係の修繕場所を集約し、修繕ラインを見直すことにより、輪軸の運搬方法をフォークリフトからレール上を搬送する方式に変更し、労働災害を防止。 |
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