NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.7148 【ひたちなか】第1回ローカル鉄道サミット&2013年度 サマースクール
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2013-06-25 21:52:18
                            2013年06月25日
                     ローカル鉄道・地域づくり大学

      ローカル鉄道・地域づくり大学 開学イベント開催!
茨城県ひたちなか市で第1回ローカル鉄道サミット&2013年度 サマースクール
     〜ローカル鉄道から始まる、地域づくり・経営を学ぶ〜

 昨年設立した、ローカル線・地域づくり大学設立準備会がこのたび、「ローカル鉄道・地域づくり大学」(代表理事・吉田 千秋:ひたちなか海浜鉄道株式会社 代表取締役・国土交通省任命 地域公共交通マイスター)として正式発足することを記念し、今夏にイベントを茨城県ひたちなか市で開催いたします。

 開学記念イベントとなる第1回ローカル鉄道サミットは、全国のローカル鉄道経営者、学識者、サポーターが集い、それぞれの立場からローカル鉄道と地域づくりの今後の可能性について話し合うシンポジウムです。
 大の鉄道ファンとしておなじみの向谷 実さんも登壇、ローカル鉄道経営の現状とその未来について、鉄道ファンの視点から、現役ローカル鉄道経営者達と、熱い議論を交わしていただきます。

 また昨年実施して好評を博したサマースクールは、カリキュラムの一部をバージョンアップして今夏も開講します。今年度の目玉として、ひたちなか海浜鉄道がローカル鉄道として非常に珍しい新駅設置(2014年10月予定)をテーマに、当事者であるひたちなか海浜鉄道の代表取締役 吉田がその理由や意図、秘話などを語ります。ローカル鉄道を持つ地域行政のご担当者や住民の方はもちろん、鉄道好きの方、将来の鉄道経営者を夢見る方など、鉄道にご関心のある様々な方々のご参加をお待ちしております。


<第1回ローカル鉄道サミット 開催概要>

開催日程 :8月24日(土)13:30〜15:30

講演テーマ:・全国のローカル鉄道が直面する現状
      ・ひたちなか海浜鉄道、由利高原鉄道、銚子電鉄など
       ローカル鉄道経営の具体例紹介
      ・地域づくりにおける鉄道の果たす役割
      ・これからのローカル鉄道の可能性と課題

登壇者  :・吉田 千秋:ひたちなか海浜鉄道 代表取締役
      ・春田 啓郎:由利高原鉄道 代表取締役
      ・向後 功作:銚子市観光プロデューサー/関東運輸局 地域公共交通マイスター
      ・中川 大 :京都大学大学院工学研究科教授 低炭素都市圏政策ユニット長
      ・清瀬 一浩:茨城県 商工労働部 観光物産課 課長
      ・向谷 実 :株式会社音楽館 代表取締役社長

対象   :・鉄道好きで普段から鉄道や鉄道旅行、ローカル鉄道に親しんでいる方
      ・鉄道が地域づくりに与える影響を理解し、それについて学びたい方
      ・全国のローカル鉄道関係者

費用   :2,800円
      ※ひたちなか海浜鉄道1日フリー記念乗車券付

定員   :450名

場所   :ひたちなか市那珂湊総合福祉センター ふれあい交流館 しあわせプラザ

住所   :ひたちなか市南神敷台17-6 那珂湊駅より徒歩15分程度


<2013年度 サマースクール 開催概要>

開催日程:第1回 8月24日(土)〜25日(日)
     第2回 8月31日(土)〜9月1日(日)

内容  :・ローカル線に、新しい駅を作る!新駅設置を学ぶ
     ・普段出来ない体験ができる!鉄道業務を実体験
     ・実際の車輌で教わる!鉄道車輌の構造・整備を学ぶ
     ・購入秘話が聞ける!鉄道経営学
     ・ひたちなか海浜鉄道にもの申す!議論白熱のワークショップ

対象  :・鉄道が好きで、普段は経験できないこと学びたいと思っている方
     ・将来、鉄道の経営に関わりたいと思っている方
     ・ローカル鉄道のある地域行政関係者など

費用  :29,000円
     ※ひたちなか海浜鉄道1日フリー記念乗車券付、宿泊費、懇親会費、朝食・昼食費込

定員  :各回30名

場所  :ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅など


■参考URL
●ローカル鉄道・地域づくり大学 公式サイト ※イベント詳細はこちら
 http://www.community-daigaku.jp/
●昨年度のサマースクール実施レポート
 http://www.community-daigaku.jp/school/report/


■ローカル鉄道・地域づくり大学 設立趣旨
 震災後、各地で地域コミュニティの重要性が再考されています。地域コミュニティの在り方を考えるとき、ローカル鉄道を核とした地域づくりも有効な鍵のひとつであると我々は提案します。なぜならローカル鉄道は地域の人々が時間を超えて繋がるインフラであり、こころの拠り所、「故郷」とも呼べる存在だと考えるからです。全国でローカル鉄道廃止が進むなか、ローカル鉄道が地域とともに歩んでいくための知見や経験を集約し、地域コミュニティの活性化を目指すことが「ローカル鉄道・地域づくり大学」創設の目的です。