ほりうち(ccbu8181) 2013-04-26 15:28:29 |
TOBU NEWS 2013年4月25日 2013年度の鉄道事業設備投資計画 設備投資計画は総額288億円 〜安全・安定輸送対策工事として可動式ホーム柵整備に着手します〜 東武鉄道株式会社 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2013年度に鉄道事業において総額288億円の設備投資を行い、安全・安定輸送対策、環境対策およびお客さまサービスの向上を推進し、お客さまに安心して、より便利に、そしてより快適にご利用いただけるように努めます。 1 安全・安定輸送対策 (運行管理システムの導入) 運行管理システムについては、これまで東上線(2001年度)、野田線(2009年度)において導入しておりますが、今回東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線において導入することとし、2014年度の使用開始を目指し工事を推進します。 これにより、全線において、信号制御の集中化と列車位置情報の集約がなされ、更なる安定輸送の確保と、お客さまへのより詳細な運行情報の提供が図れます。 (押上〜曳舟間折返し設備新設) 2013年度の完成を目指し、押上駅に東武スカイツリーライン方面への折返し設備を新設します。これにより、輸送障害時において東武スカイツリーラインから東京メトロ半蔵門線に乗り入れる押上〜曳舟間の運行を確保し、お客さまの利便性の向上を図ります。 なお、同工事については、東京地下鉄株式会社と協力して推進します。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2013-04-26 15:30:12 |
(東上線新運転保安システムの構築)
東上線においては、現行のATS(自動列車停止装置)に代え、より高性能なATC(自動列車制御装置:前方に走行中の列車の位置から列車速度を制御する装置)を導入することとし、2015年度の完成を目指し、池袋〜小川町間で引き続き工事を推進します。 東武型ATCは、車上・地上間情報伝送装置から得た線路情報(列車間距離・勾配等)によりスムーズな速度制御を実現させるほか、踏切支障時の防護機能や停車駅の定位置停止・誤通過防止などの拡張性を持たせたものです。 (駅の安全対策) 駅ホームの転落防止対策については、国土交通省から2011年8月に示された中間とりまとめを受け、船橋駅(2014年春完成予定)と柏駅(2015年春完成予定)への可動式ホーム柵整備に着手します。なお、両駅のホームにはLED照明を導入するとともに、船橋駅についてはコンコースのリニューアルを行うなど、可動式ホーム柵導入にあわせ駅のイメージアップを図ります。 また、内方線付き点状ブロックにつきましては、曳舟、大袋、運河、新河岸、霞ヶ関、若葉の6駅に整備を推進します。その他の対象駅についても整備に向け、引き続き計画を進めます。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2013-04-26 15:32:10 |
(高架化工事の推進)
・竹ノ塚駅付近高架化工事 東武スカイツリーライン西新井〜谷塚間において足立区の都市計画事業として連続立体交差化工事を施行中であり、2013年度は下り急・緩行線の高架橋本体工事に着手し、2020年度の事業完成を目指して工事を推進します。 なお、この工事が完成すると竹ノ塚駅が高架駅となり、2箇所の踏切が除却されます。 ・伊勢崎駅付近高架化工事 伊勢崎線剛志〜伊勢崎間において、群馬県の都市計画事業として連続立体交差化工事を施行中であり、2013年秋には高架切替を実施し、新伊勢崎駅と伊勢崎駅の2駅が高架駅となり使用開始するほか、13箇所の踏切が除却されます。(2014年度事業完成) ・清水公園〜梅郷間高架化工事 野田線清水公園〜梅郷間において、千葉県の都市計画事業として連続立体交差化工事を施行中であり、2013年度は清水公園〜愛宕問および野田市駅構内で仮線工事を実施し、2017年度の事業完成を目指して工事を推進します。 なお、この工事が完成すると愛宕駅と野田市駅の2駅が高架駅となり、11箇所の踏切が除却されます。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2013-04-26 15:33:36 |
(線路・電気等施設の更新、改良)
高架橋・長大橋梁・土構造物等に対する防災対策、線路の重軌条化・弾性ポイント化・ロングレール化等の軌道強化、駅舎・跨線橋・ホーム上家等の改修・改築・耐震補強および電気設備の更新改良等を計画的に推進します。 また、踏切においては、安全対策工事を引き続き推進するとともに、さらなる安全性向上を目指し、踏切が支障した場合に踏切に設置された「押ボタン」を操作すると、ATS(自動列車停止装置)と連動し、列車を停止させる工事を前年度に引き続き推進します。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2013-04-26 15:35:15 |
2 環境対策
(通勤用車両の新造) 野田線については、新型車両60000系を昨年度2編成12両(本年6月頃より営業運転開始予定)新造したのに引き続き、2013年度は6編成36両を新造します。 この60000系は、代替する8000系車両に比べ、バリアフリー・省エネルギー・省メンテナンス化により使用電力が約40%削減となるほか、車内案内用液晶ディスプレイを設置、当社車両では初となる公衆無線LANサービスを開始するなど、人と環境にやさしい車両となります。 (通勤用車両のリニューアル) 10000系通勤用車両26両をリニューアルし、車いすスペースや車内案内表示器設置等のバリアフリー化など、車内の快適性を向上させるとともに、車両冷房機の冷媒を地球温暖化に対する影響が少ない代替フロンに変更するほか、車内照明を消費電力の少ないLED照明に変更します。また、一部の列車では主制御器をより省エネ効果の高いVVVFインバーター制御器に変更します。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2013-04-26 15:36:10 |
3 お客さまサービスの向上
(橋上駅舎化工事) 東武スカイツリーラインの大袋駅、野田線の岩槻駅・運河駅、越生線の武州長瀬駅において、関係自治体のご支援により駅の橋上化工事を鋭意施行中です。 本工事では関係自治体にて駅前広場整備を実施していただいており、橋上駅舎完成後は駅施設のバリアフリー化とともに駅アクセスの向上が図られます。 (駅施設のバリアフリー化) 全てのお客さまにご利用しやすい駅施設を目指し、2011年3月に改正された移動等円滑化の促進に関する基本方針の整備目標に沿って、バリアフリー化工事を推進します。 2013年度は、橋上化による整備のほかにエレベーターを2駅、多機能トイレ(個室)を1駅に設置します。 ┌───┬──┬──────┬──────┐ |路線名|駅名|エレベーター|多機能トイレ| ├───┼──┼──────┼──────┤ |野田線|高柳| 2基 | 1個室 | ├───┼──┼──────┼──────┤ |越生繰|越生| 1基 | ─ | └───┴──┴──────┴──────┘ 以上 |
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