ほりうち(ccbu8181) 2012-05-12 17:59:23 |
TOBU NEWS 2012年5月11日 80年前のモダンな姿に再現 浅草駅ビルの外観完成 〜駅ビルのシンボルとなる大時計が現代に再び誕生します〜 東武鉄道株式会社 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、浅草駅ビルのリニューアル工事を進めておりますが、このたび外観の改修が完了し、当駅ビルが誕生した約80年前のシックでモダンな姿が現代に蘇ります。 今回の外観工事により、1931(昭和6)年の建設当時に日本のアール・デコ建築のひとつとうたわれた、ネオ・ルネサンス様式の外観を再現しました。また、建設当時から浅草駅ビルのシンボルであつた大時計を、当時の雰囲気を大切にしながら、正面・東・西の3方向に復活させ、夜には時計塔のライトアップも行います。 2階の鉄道施設についても順次リニューアルを進めており、4月に待合室とカフェを新設、正面口の駅名看板もこのたび改修が終了しました。 今後の浅草駅ビルのリニューアル工事については、4階より上層部分の内装工事を進め、本年11月頃、新たな商業施設としてリニューアルオープンする予定です。 浅草駅ビルは、近未来的建造物である5月22日(火)開業の東京スカイツリー(R)とともに、地域の伝統と文化を未来へつなげる役割を担い、東武スカイツリーラインの玄関口にふさわしい駅として生まれ変わります。 概要は別紙の通りです。 以上 ※お問い合わせは、東武鉄道お客さまセンター TEL 03−5962−0102 |
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ほりうち(ccbu8181) 2012-05-12 18:01:00 |
<別紙>
「浅草駅ビル」リニューアルの概要 1 名称 浅草駅ビル(東武ビル) 2 着工 2011年3月 3 竣工 2012年秋予定 ※外観は2012年5月18日(金)に竣工 4 所在地 東京都台東区花川戸1−4−1 5 構造規模 鉄骨鉄筋コンクリート造 地下1階地上7階建 6 用途種別 駅舎および店舗・事務所 7 延床面積 34,612.76m2(約10,470.35坪) 8 外観の完成について (1)外壁面を改修 これまでの外壁は、1974年に改修工事で設置したカバー材(アルミルーバー)で覆われていましたが、これを全面的に撤去して外壁面を改修し、ネオ・ルネサンス(近世復興)様式の姿に近づけました。 (2)時計塔リニューアル 建設当時、駅ビルのシンボルとして設置されていた大時計を、当時のデザインを参考にしながら復元しました。建設当時は文字盤にアラビア数字を採用していましたが、今回のリニューアルにあたり、デザイン要素を取り入れたローマ数字に変更しています。 正面(南面)、西面、東面の3方向に、直径約1.5mの時計を復活しました。 (3)浅草駅施設のリニューアル 昨年3月に東武外国人旅行センターを移設・リニューアルしたほか、本年4月には待合室とカフェを新設。 9 今後のエ事予定について (1)耐震補強工事 柱の補強や鉄骨ブレース(柱と染の間に斜めに掛け渡す構造部材)の設置等を行います。 (2)内装・設備工事 3階以下の営業を継続しながら、4階より上層部分の内装工事を行います。 (本年11月以降に新たな商業施設として全館リニューアルオープン予定) 以上 |
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ほりうち(ccbu8181) 2012-05-12 18:03:21 |
【参考】
浅草駅ビルは1931(昭和6)年に関東では初となる本格的な百貨店併設のターミナルビルとして開業しました。それまで現在のとうきょうスカイツリー駅を始発駅としていた東武伊勢崎線を直接ビルの2階に乗り入れて「浅草雷門」駅(現・浅草駅)とし、地下1階から地上7階までは「松屋浅草支店」(現・松屋浅草店)という、当時は東京の新名所ともいうべき画期的な駅ビルとして誕生しました。 1931(昭和 6)年 竣工(5月) 浅草雷門駅(現・浅草駅)開業(5月) 松屋浅草支店(現・松屋浅草店)開店(11月) ※それまで東武伊勢崎線の始発駅は、 現在のとうきょうスカイツリー(業平橋)駅。 ※正面大階段に関東では初めてとなる エスカレーター(1人乗り)を設置(終戦後に撤去) 1945(昭和20)年 東京大空襲により内部焼失(3月) 浅草雷門駅を浅草駅に改称(10月) 1959(昭和34)年 正面大階段にエスカレーター(2人乗り)設置(7月) 1988(昭和63)年 正面大階段にエスカレーター(2人乗り)増設(12月) 2010(平成22)年 エレべ−ター、多機能トイレ新設、トイレリニューアル(3月) 2011(平成23)年 東武外国人旅行センターを移設・リニューアル(3月) 2012(平成24)年 2階駅コンコースに待合室・カフェ新設(4月) |
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