ほりうち(ccbu8181) 2011-06-10 16:54:41 |
HANSHIN NEWS ●阪神電気鉄道株式会社 経営企画室(広報担当) 2011年6月8日 阪神電気鉄道株式会社 甲子園駅をリニューアルします 〜阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります〜 阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:藤原崇起)では、甲子園駅(兵庫県西宮市)の改良工事を行うことを決定いたしました。 甲子園駅は、一日約5万人(プロ野球開催時には一日約10万人)のお客様が利用される、当社では梅田、三宮に次いで3番目に乗降人員の多い主要駅です。今回の改良工事により、地域のランドマークとして、また、阪神甲子園球場の玄関口としてふさわしい、快適で使いやすい駅としてリニューアルされます。 今回のリニューアルでは、ホームを拡幅しエレベーターを整備するとともに、駅舎を改築しコンコースを拡張します。また、ホーム中央部には、白球や高校球児のユニフォームの「白色」をイメージした大屋根を設けます。この大屋根部では、自然光をとおす膜素材を採用するほか、「甲子園」の象徴でもある「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れています。 この他、駅の南側に自生する「クスノキ」の大木を駅舎内に取り込むかたちで残すなど、自然との共生を図りながら環境にも配慮した明るい快適な駅とする計画としています。 なお、この改良工事は、国土交通省等の「鉄道駅総合改善事業費補助」制度を活用し、国及び地方公共団体からの補助を受けて2011年秋頃から着手する予定です。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2011-06-10 17:02:43 |
【甲子園駅改良工事の計画概要】 1.概要 1)ホームの拡幅 上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅します。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止します。 2)バリアフリー化 各ホームにエレベーターを設置します(西改札口3基、東改札口2基)。また、東西改札口に多機能トイレを設置します。 3)西改札口の拡張 ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコースを拡張します。 4)東改札口の改築 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高めます。また、上り線(梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離します。 5)大屋根の設置 ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設けます。 2.総工事費 54億円 総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体が1/5を補助します。 3.工期(予定) 2011年度〜2016年度 【ご参考】鉄道駅総合改善事業費補助について 1.制度の概要 鉄道利用者の安全性や利便性の向上を図るため、市街地再開発事業、土地区画整理事業、自由通路の整備等都市側の事業と一体的に鉄道駅のホームやコンコースの拡幅等を行い、駅機能を総合的に改善する事業に対し、その費用の一部を国と地方自治体が補助するものです。 2.制度の仕組み ┌───┐ ┌──────┐ ┌────┐ | 国 | |地方公共団体| |金融機関| └─┬─┘ └──────┘ └─┬──┘ |補助金 ↓補助金 |借入金 | ┌──────────┐ | └───→| 第3セクター |←───┘ |(駅の改良整備・保有)| └──────────┘ ↓施設貸付 ┌─────┐ |鉄道事業者| └─────┘ |
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