NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.455 【東武・新東京タワー】新タワーの名称案を公募いたします(1/4)
ほりうち(ccbu8181) 2007-10-28 16:35:17

Rising East
Project

NEWS RELEASE
http://www.rising-east.jp

2007年10月25日

東京に新しいタワーが生まれます。

 新タワーの名称案を公募いたします。

下町ならではの地域性、江戸から未来へと続く歴史性、
そして、コミュニティの豊かさが感じられる新タワーの名前を募集します。


東武鉄道株式会社
新東京タワー株式会社


 東武鉄道株式会社(本社:東京都墨田区)と新東京タワー株式会社(本社:東京都墨田区)では、東京都墨田区押上・業平橋地区において高さ約610mの新タワーを核とした多機能複合型の開発プロジェクト「Rising East Project」を2011年度の竣工・開業に向けて進めておりますが、このほど新タワーの名称を決めるにあたり、広く皆様から名称案を公募することとしました。

 「Rising East Project」では、以下の3つを開発コンセプトとして、新しい都市文化の創造発信拠点の形成を目指しております。新タワーの名称につきましても、本プロジェクトが目指す「開かれたコミュニティ」を象徴する取り組みとして、多くの皆様に参加していただき、透明性のある形で決定したいと考えております。

 また、各界の専門家や地域の代表からなる「新タワー名称検討委員会」を設置し、ご応募いただいた名称案から候補案数点を選定し、最終的には全国の皆様の投票により2008年春頃、決定する予定です。

 新タワー名称案公募および名称検討委員会等の概要は別紙のとおりです。


≪開発コンセプト≫

■日本、下町のものづくりのDNAを継承し、人々の交流が、新たな都市文化を創造する「アトリエコミュニティ」

■人に、地球に優しく、災害に強く、安全で安心して暮らせる「優しいコミュニティ」

■先端技術、メディアが集積し、新しい日本、新しい東京を、世界へと発信するタワーを核とした「開かれたコミュニティ」


≪新タワーの概要≫

・タワーの高さ
 約610m

・施設の内容
 展望施設(第1展望台350m、第2展望台450m)、放送施設店舗、レストラン等

・事業主体
 新東京タワー株式会社

・スケジュール
 2006年度   基本設計
 2007〜8年度 実施設計
 2008年度   着工
 2011年度   竣工

以 上

NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.456 (Re:455) 【東武・新東京タワー】新タワーの名称案を公募いたします[別紙](2/4)
ほりうち(ccbu8181) 2007-10-28 16:36:13
<別紙1>


新タワー名称の決定方法


1.名称決定プロセス

(1)広く全国から名称案を募集する。
(2)名称検討委員会にて候補案を数案に絞り込む。
(3)数案の候補案について広く全国からの投票により最終決定する。


2.名称検討委員会の委員(五十音順)

座長 青山 やすし※1 氏(明治大学公共政策大学院 教授、元東京都副知事)
阿木 燿子 氏(作詞家)
飯島 一暢 氏(株式会社フジテレビジョン 常務取締役)
飯田 朝子 氏(中央大学准教授、言語学者)
五十嵐意承 氏(浅草寺執事長)
澄川 喜一 氏(彫刻家、元東京芸術大学学長 新タワーデザイン監修者 横浜市芸術文化振興財団理事長 島根県芸術文化センター・センター長、日本芸術院会員)
竹内  誠 氏(東京都江戸東京博物館館長)
戸恒 浩人 氏(新タワー照明デザイナー シリウスライティングオフィス代表)
中野 恒明 氏(新タワー候補地に関する有識者検討委員会委員兼幹事長 芝浦工業大学システム工学部環境システム学科 教授)
山崎※2 昇 氏(墨田区長)

※各委員のコメントは<別紙3>参照


3.全体スケジュール(予定)

2007年(平成19年)
 10月26日 名称案公募開始
 11月25日 公募締切り
2008年(平成20年)
 3月中旬   名称検討委員会開催
 4月上旬   候補案による全国一般投票開始
 5月中旬   一般投票締切り
 6月上旬以降 名称決定発表

※上記スケジュールは予定であり、商標登録等の手続きにより変更になることがあります。

以上

※1:「やすし」は、「にんべん」に、旁(つくり)は「八」の下に「月」
※2:「崎」の旁は、正しくは上部が「立」
NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.457 (Re:455) 【東武・新東京タワー】新タワーの名称案を公募いたします[別紙2](3/4)
ほりうち(ccbu8181) 2007-10-28 16:37:01

<別紙2>


 新タワー名称案公募応募要項


1.応募受付期間

 2007年10月26日(金)〜11月25日(日)
 (郵送の場合、当日消印有効)


2.応募方法

 WEB、または応募はがきの2通り

(1)WEBでのご応募の場合
 http://www.rising-east.jp より応募ページへお進みください。

(2)応募はがきの場合
 必要事項(名称案1案、郵便番号、住所、氏名、電話番号)、年齢、性別を明記の上、以下の宛先までお送り下さい。必要事項のご記入がない場合は無効となりますのでご注意ください。
 なお、お一人さまの複数案の応募も可能です。ただし、応募は、はがき1枚につき1案とさせていただきます。

宛先
 〒141-0022 東京都品川区東五反田1-24-2 東五反田1丁目ビル7階
 新タワーネーミング応募受付係


3.応募資格

 日本国内に在住の方なら、どなたでもご応募できます。


4.賞品

 応募者の中から抽選で500名の方に新タワーグッズをプレゼントいたします。なお、当選の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。


5.個人情報取扱いに関して

 ご応募いただいた方の個人情報は、東武鉄道株式会社、新東京タワー株式会社、およびその業務委託先(再委託先含む)にて厳正に管理の上、新タワーのネーミング審査、賞品の抽選および発送のためのみに利用させていただきます。


6.ご注意

・電子メール、電話、FAXなどでのご応募は受け付けておりません。
・応募内容の著作権は全て東武鉄道株式会社、および新東京タワー株式会社に帰属します。
・応募状況、当選・落選の確認にはお答えできません。
以上

NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.458 (Re:455) 【東武・新東京タワー】新タワーの名称案を公募いたします[別紙3](4/4)
ほりうち(ccbu8181) 2007-10-28 16:38:42
<別紙3>
名称検討委員会委員コメント
(五十音順)

■青山 やすし※1 氏

新タワー名称検討委員会座長
明治大学公共政策大学院 教授、元東京都副知事

新タワーは、江戸・東京そして日本の文化・文明を世界に発信するタワーとなります。日本は災害が多いからこそ、免震構造など防災技術が発達しました。地域コミュニティの市民防災力も強い国です。エネルギー資源は乏しいですが、そのためもあって世界に冠たる省エネ技術をもっています。これらは21 世紀の地球にとって大切な技術です。新タワーにそれが集約されます。日本のよさをアピールする、夢と希望にあふれた名称を期待します。


■阿木 燿子 氏

作詞家

世界最高の新タワーの名前を考えるなんて、なんとわくわくすることでしょう。自分が命名したタワーが、光の中に高く燦然と輝くさまを見るのは、誇らしいことに違いありません。もし選ばれなくても、たくさん人の思いが集まって一つに結晶したのですから、それはそれで大きな感動があると思います。言葉を紡ぐ仕事をする者として、そこに関わらせていただくことをとても名誉に感じています。


■飯島 一暢 氏

株式会社フジテレビジョン 常務取締役

放送事業者が待ち望んだ世界最大級のタワー建設が始まろうとしています。完成の暁には600mの高さから関東広域圏を隈なくカバーする電波が発射され、災害時にも有効な伝達手段として期待されています。首都東京のシンボル、そして墨田区民の皆様の誇りと憩いの場となるこの歴史的事業に参加させていただくことは、我々放送事業者にとっても大きな喜びです。


■飯田 朝子 氏

中央大学准教授、言語学者

言語学では、人や物に名前を付けることを命名行為と言います。命名行為では、名前に個性を求めるだけでなく、音の響きの良さ、意味の良さ、親しみ易さ、表記の分かり易さといった点も考慮に入れると良いと言われます。生まれる子供の未来に願いを込めて素敵な名前を考えるのと同じ気持ちで、新しいタワーのネーミングをご提案下さい。生まれ来るタワーの、あなたが名付け親。あなたの授けた名前と共にこのタワーは育って行くのです。


■五十嵐 意承 氏

浅草寺執事長

新タワーが建つ地域は、長い歴史と文化を持っています。新タワーの誕生は、浅草など周辺の地域とお互いに交流し、街を盛んにしながら、歴史を踏まえて、21 世紀の新しい伝統を創り出して行く良いきっかけになるでしょう。下町が自慢できる新しい施設が生まれることを喜びたいと思います。そんなタワーにふさわしい名前を、どうぞみなさんで考えてください。


■澄川 喜一 氏

彫刻家、元東京芸術大学学長 新タワーデザイン監修者
横浜市芸術文化振興財団理事長
島根県芸術文化センター・センター長、日本芸術院会員

世界に誇れる日本の古代建築五重塔の優れた造形美と地震や風に強い構造を近代的に伝承する新タワーは、江戸文化の発祥の地「業平橋」に建立されます。新タワーの名称は、日本の最先端技術と日本人の知恵の結晶を世界に強く打ち出せるものがふさわしいと思います。


■竹内 誠 氏

東京都江戸東京博物館館長

現在の東京タワーは山の手のシンボル。これに対して、この墨田に建つ新タワーは下町のシンボルタワーといってよいでしょう。このあたりは、もっとも色濃く江戸の心意気と美意識を今に伝える地域であり、ここに生まれ育った葛飾北斎の作品は、国内のみならず世界へと、江戸以来情報を発信し続けています。新タワーが、江戸の文化的伝統と最先端の技術的創造をいかにコラボレイトし、人びとに愛され親しまれるタワーになるか、期待して止みません。


■戸恒 浩人 氏

新タワー照明デザイナー シリウスライティングオフィス代表

現在私が取り組んでいる新タワーの照明デザインでは、過去の東京の街を築き上げてくれた先代から、今を生きる私たち、そして未来の東京を生きる新世代に共通する光の感性を大切にしています。新名称には、そうした時代の壁を越えた全ての東京人の心に響くような、分かりやすくて美しい言葉を用意してあげたいですね。聞いて嬉しくなるような素敵な提案を楽しみにしています。


■中野 恒明 氏

新タワー候補地に関する有識者検討委員会委員兼幹事長
芝浦工業大学システム工学部環境システム学科 教授

2005年度の在京TV6社の新タワー最終候補地選定の有識者検討委員会に名を連ね、現在は墨田区景観計画策定検討委員会の委員長をつとめています。新タワーに関しては「都市文化の創成拠点」とその周辺整備、下町ならではの伝統文化・街並み、そして魅力ある界隈を結ぶ有機的ネットワークの形成等、大いに期待しています。また地元そして広く東京の新たなシンボルにふさわしい、永く親しまれる「ネーミング」を模索して行きたいと思います。


■山崎※2 昇 氏

墨田区長

新タワーは日本の新しい名所になるわけですから、都民、国民のできるだけ多くの方々に、その名称づくりに参加いただく機会をつくることは、極めて大事だと思います。外国の方へのアピールも含めて、名称はたいへん大きなキーポイントですから、さまざまな可能性を検討する必要があるでしょう。

以上


※1:「やすし」は、「にんべん」に、旁(つくり)は「八」の下に「月」
※2:「崎」の旁は、正しくは上部が「立」
※入力者注:各氏顔写真は省略させていただきました