ほりうち(ccbu8181) 2011-03-31 19:05:02 |
JR東海 ニュースリリース
┃2011.03.29 ┃【社長会見】平成23年度重点施策と関連設備投資について 平成23年度も引き続き充実した安全関連投資を実施するとともに、グループ会社と一体となって社員教育を充実するなど鉄道事業の原点である安全・安定輸送の確保を最優先に取り組みます。 鉄道事業においては、東海道新幹線の地震対策を進めるとともに、本年度中の全線使用開始に向けて在来線のATS−PT導入工事を推進するなど、引き続き安全・安定輸送の確保を最優先に取り組みます。また、N700系車両の集中的投入や在来線の新型車両への取り替えなど、輸送サービスの充実に取り組んでまいります。 あわせて、長期的展望に立って、超電導リニアによる東海道新幹線バイパスや名古屋駅新ビル計画、海外高速鉄道プロジェクトへの事業展開の具体化などを着実に推進してまいります。 一方で、東北関東大震災によって日本経済はより一層厳しい局面を迎えるとの認識に立ち、収益力の強化と技術レベルの不断の向上に取り組むとともに、業務執行全般にわたり知恵を絞り効率化と低コスト化を徹底し、経営体力の充実を図ります。 I.重点施策 ・安全・安定輸送の確保 ・東海道新幹線における輸送サービスの充実 ・在来線における輸送サービスの充実 ・超電導リニアによる東海道新幹線バイパスの推進 ・営業施策の強化 ・技術力の強化、高速鉄道システムの海外展開の追求 ・関連事業展開の推進 ・地球環境保全、「リニア・鉄道館」の取り組み II.設備投資額 連結:3,560億円、単体:3,290億円(うち安全関連投資1,670億円) ※詳細は別紙をご覧下さい。 |
|
|
|
|
ほりうち(ccbu8181) 2011-03-31 19:06:29 |
安全・安定輸送の確保 (設備投資額:1,130億円) ・鉄道事業の原点である安全・安定輸送の確保を最優先に取り組みます。 ■地震に対する耐力をさらに強化するため、東海道新幹線の盛土・橋脚の耐震補強に加え、脱線・逸脱防止対策を強力に推進 ■浜松工場のリニューアル工事を推進 ■在来線について、本年度中の全線使用開始に向けてATS−PT導入工事を推進するとともに、落石対策や踏切保安設備改良等を推進 ■統合・新設する社員研修センターを活用し、グループ一体として安全やサービスに主眼を置いた社員教育の一層の充実に取り組む (参考) ・新幹線盛土・橋脚の耐震補強:盛土0.7km、橋脚約65基(平成23年度分) ・新しい社員研修センター:平成23年度開所予定 ・新幹線の脱線・逸脱防止対策:敷設延長140km (平成23年度分:43km) |
|
|
ほりうち(ccbu8181) 2011-03-31 19:07:28 |
東海道新幹線における輸送サービスの充実 (設備投資額:850億円) ・N700系の集中的な投入を進める等、東海道新幹線の輸送サービスの充実に向けた取り組みを進めます。 ■N700系の集中的な投入を引き続き進めるとともに、本年度中にすべての定期「のぞみ」をN700系による運転とする ■新大阪駅の出改札設備を含めたコンコース改良及びホーム増設等の大規模改良工事を引き続き進めるとともに、本年度中の完了に向けて東京駅の旅客関連設備改良を推進 ■東海道・山陽・九州新幹線の円滑な運行管理の定着 (参考) ・N700系:平成23年度中に16編成投入 (※平成23年3月12日より東海道新幹線の定期「のぞみ」の概ね9割がN700系で運転中) ・新大阪駅の大規模改良工事:平成25年度中に全面使用開始 ・東京駅旅客関連設備の改良:平成23年度末 |
|
|
ほりうち(ccbu8181) 2011-03-31 19:08:32 |
在来線における輸送サービスの充実 (設備投資額:100億円) ・新型車両取替など、諸施策に積極的に取り組みます。 ■新型車両への取替等による輸送サービスの充実に向けた取り組み ■武豊線電化計画により名古屋都市圏の輸送基盤強化を推進 ■バリアフリー設備整備の推進 ■東海道本線幸田・岡崎駅間の新駅開業に向けた建設・諸準備を推進 (参考) ・新型車両への取替:電車44両新製(平成23年度分) ・武豊線の電化:平成27年春予定 ・幸田・岡崎駅間の新駅設置:平成23年度末 ・バリアフリー整備: エレベーター1駅2基、多機能トイレ1駅(平成23年度整備) ホームからの転落防止設備の改良 |
|
|
ほりうち(ccbu8181) 2011-03-31 19:09:35 |
超電導リニアによる東海道新幹線バイパスの推進 (設備投資額:860億円) ※山梨リニア実験線の延伸等の推進関連のみ ・超電導リニアによる東海道新幹線バイパス(中央新幹線)の実現に向けて着実に取り組みます。 ■全国新幹線鉄道整備法に基づく手続き等を着実に推進 ■超電導リニア技術について、さらに一段と高いレベルへ磨き上げるための取り組みを継続 ■山梨リニア実験線について、42.8kmへの延伸と設備の実用化仕様への全面的な更新の早期完工に向け、着実かつ迅速に工事を推進 ■営業線仕様の新型車両L0系の製作を推進 (参考) ・山梨リニア実験線:新設備による実験開始予定平成25年度 ・L0(エル・ゼロ)系: 14両製作、平成25年度に先頭車2両、中間車3両完成予定 (残る9両は平成27年度までに順次投入予定) |
|
|
ほりうち(ccbu8181) 2011-03-31 19:10:49 |
営業施策の強化 (設備投資額:40億円) ・「EX−ICサービス」のご利用拡大をはじめ、増収に向けた営業施策を積極的に展開します。 ■「EX−ICサービス」のご利用拡大及び「エクスプレス予約」の会員数拡大に向けた取り組みを推進 ■京都・奈良をはじめ各地区の観光資源を最大限活かし、各種キャンペーンを積極的に展開 ■九州新幹線等との連携や海外のお客さま向け商品の開発等、新たな営業施策に取り組む ■「さわやかウォーキング」等の取り組みを通じた在来線ご利用拡大 (参考) ・エクスプレス予約会員数:178万人(平成23年2月末時点) |
|
|
ほりうち(ccbu8181) 2011-03-31 19:11:58 |
技術力の強化、高速鉄道システムの海外展開の追求 (設備投資額:10億円) ・鉄道の経営・発展を支える技術力の不断の向上に取り組みます。また、海外高速鉄道プロジェクトを追求します。 ■小牧研究施設において、新幹線を中心とした輸送サービス強化と自然防災対策等の研究開発を推進 ■高速鉄道に関する総合的な技術力を活用し、海外における高速鉄道プロジェクトについて、対象路線における事業化に向けたマーケティング活動を推進 (参考) ・高速鉄道システムの海外展開:絞り込んだ路線の事業化に向けた営業活動を積極的に行う |
|
|
ほりうち(ccbu8181) 2011-03-31 19:13:05 |
関連事業展開の推進 設備投資額:360億円 (うち連結子会社の設備投資270億円) ・名古屋駅新ビル計画を着実に進めるとともに、農業事業の充実など、さらなる事業展開を推進します。 ■名古屋駅新ビル計画について、平成24年夏の新ビル建設着手に向けて既存ビル解体等を着実に推進 ■用地の有効活用を図るべく開発等を推進 ■より安全かつ安心な食の提供へ向けて農業事業を充実 (参考) ・名古屋駅新ビル計画:平成28年度竣工予定。延べ面積約26万m2、高さ約220m、階数地上46階 |
|
|
ほりうち(ccbu8181) 2011-03-31 19:14:33 |
地球環境保全、「リニア・鉄道館」の取り組み (設備投資額:10億円) ・地球環境保全に向けた取り組みを積極的に進めます。また、「リニア・鉄道館」のご来館者拡大に取り組みます。 ■省エネ型車両への取替等の地球環境保全に資する施策を推進するとともに、鉄道本来の地球環境への優位性を積極的に発信 ■「リニア・鉄道館」の運営を軌道に乗せるとともに、ご来館者の拡大に取り組む (参考) ・N700系:平成23年度中に16編成投入 (※平成23年3月12日より東海道新幹線の定期「のぞみ」の概ね9割がN700系で運転中) ・「リニア・鉄道館」:平成23年3月14日開館、入館者想定初年度60万人程度太陽光発電システムを導入 |
|
|