NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.271 【JR東海】平成19年度 地震防災訓練の実施について
ほりうち(ccbu8181) 2007-08-30 11:33:49
JR東海 ニュースリリース

平成19年8月27日

平成19年度 地震防災訓練の実施について



 東海地震や東南海・南海地震といった大規模地震を想定し、避難誘導訓練、お客様の救護訓練、脱線復旧訓練、情報伝達訓練などの地震防災訓練を実施します。
 訓練の実施にあたっては、衛星通信を利用して情報収集をするなど、より実践的な訓練となるよう計画しています。

1.訓練日 平成19年9月1日(土)

2.主な訓練内容
   (1)対策本部運営訓練
   (2)避難誘導訓練(東京、静岡、名古屋、新大阪駅等)
   (3)災害復旧訓練
   (主な訓練実施箇所:浜松工場、名古屋工場、中津川駅、浜松運輸区、伊勢市駅)
      ・脱線復旧訓練
      ・軌道及び電気設備復旧訓練
      ・搬送仮台車装着訓練
   (4)情報伝達訓練
      ・衛星通信による中継訓練
      ・TV会議システムを用いた情報伝達訓練

3.参加人員 約14,000人

4.広報活動
(1)駅構内及び新幹線・在来線車内にて、地震防災訓練の案内放送を行います。
(2)主要駅構内にて、東海地震の警戒宣言発令時における協力を呼びかけます。 
※詳細は別紙をご覧下さい。

NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.272 (Re:271) 【JR東海】平成19年度 地震防災訓練の実施について[別紙]
ほりうち(ccbu8181) 2007-08-30 11:33:50

(別紙)

1 対策本部運営訓練

 本社及び鉄道事業本部等に地震災害対策本部(本社対策本部(タワーズ)、東海鉄事対策本部、新幹線鉄事対策本部、静岡支社対策本部、三重支店対策本部、関西支社対策本部)と現地復旧本部(各復旧訓練箇所)を設置し、情報収集、復旧に関する指示等の対策本部運営訓練を実施します。



2 避難誘導訓練及び災害復旧訓練等

○名古屋工場

 名古屋工場で、地震により列車が脱線したとの想定のもと、脱線復旧訓練を実施します。また、同時に負傷者の救出訓練、津波を想定した避難誘導訓練、衛星通信を用いた情報収集訓練等を実施します。


○中津川駅

 中津川駅構内で、地震により列車が脱線したとの想定のもと、脱線復旧訓練を実施します。また、救急車による負傷者の救護搬送訓練、軌道・架線の復旧訓練等を実施します。


○伊那松島運輸区構内

 伊那松島運輸区構内で、地震により列車が脱線した想定のもと、脱線復旧訓練を実施するほか、脱線車両と保守用車の併結訓練、負傷者の救出訓練、避難誘導訓練等を実施します。


○静岡駅

 静岡駅構内にて、滞留旅客の避難誘導訓練及び、負傷者の救護訓練を実施します。


○浜松運輸区構内

 浜松運輸区構内にて、地震により列車が脱線したことを想定し、クレーンによる脱線復旧、設備復旧訓練を実施します。


○伊勢市駅

 地震により列車が脱線したとの想定のもと、クレーン使用による脱線復旧訓練や線路復旧訓練、避難誘導訓練、テント設営、列車防護訓練等を実施します。


○松下〜鳥羽駅間

 津波が襲来する危険性があると想定のもと、訓練用臨時回送列車を駅間に停車させ、乗務員による乗客避難誘導訓練を実施します。


○紀伊長島駅

 地震により保守用車が脱線したとの想定のもと、脱線復旧訓練や避難誘導訓練、テント設営、列車防護訓練等総合事故復旧訓練を実施します。


○新幹線輸送指令・新幹線各駅

 車内テロップ・駅情報装置や構内放送を用い、災害発生時のお客様への情報伝達訓練等を行います。<防災週間中(8月30日〜9月5日)>


○浜松工場

 地震発生時のパンタグラフの損傷を想定した救援パンタの装着訓練を、乗務員や電気関係現業機関も参加して行います。また、施設関係現業機関と合同で新幹線車両と保守用車との救援連結訓練等を実施します。


○各新幹線車両所

 列車が自力走行不能になったことを想定した、搬送仮台車の装着訓練を実施します。<防災週間中(8月30日〜9月5日)>


○各新幹線施設・電気現業機関

 地震発生時に地上設備が被害を受けた事態を想定し、衛星通信や携帯電話を利用した画像伝送訓練を実施します。


○旅客避難誘導訓練実施箇所

 東京、品川、新横浜、熱海、三島、沼津、新富士、静岡、掛川、浜松、豊橋、名古屋、米原、京都、新大阪、身延、御殿場、大府、尾張一宮、岐阜、高山、中津川、紀伊長島、伊勢市、豊川、等