NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.2289 【JR東海】定例社長会見(平成21年7月・東京)
ほりうち(ccbu8181) 2009-07-29 11:06:40
JR東海 ニュースリリース

2009.7.28
定例社長会見(平成21年7月・東京)


■新横浜駅ホーム可動柵の取替について

このたび、新横浜駅のホームの可動柵を取替えることに併せて、設置位置をホーム端に近づけることにより、ホームの有効面積を拡大し、お客様にご利用いただきやすい駅ホームとしますので、お知らせします。

新横浜駅は島式2面のホームがあり、通過列車のある2番線、3番線には、可動式のホーム柵を設置し、反対側の1番線、4番線ホームには固定柵を設置しています。

新横浜駅ご利用のお客様は着実に増加するのにあわせて停車本数も増やしてきました。平成20年3月のダイヤ改正では、すべての営業列車を停車させるようにしました。

このうち可動柵は、昭和60年に設置され、24年が経過しており、今回、安全機能を充実し、メンテナンス性にも優れた最新の可動柵に取り替えを行います。

現在の可動柵は、高速の通過列車の風圧等を考慮してホームの端から約2.4mの位置に設置されていますが、現在ではすべての営業列車を停車することとなったため、今回の取替を行う際には、ホームから約0.7mの位置に設置します。ホーム幅は約1.7m広がることになります。

また、ホームの幅が1.7m拡幅されることにより、ホームの柵と柵との間の面積であるホームの有効面積が約2200m2から約2900m2と、およそ3割拡張することができます。

これによって、ホーム上で列車をお待ちになるお客様の混雑解消や、現行の可動柵が階段に接近しているなどして、通路が狭い箇所が解消され、お客様にはご利用いただきやすい駅ホームとすることができます。

なお、11号車付近ついてはほぼ現状位置となっていますが、これは11号車東京方の扉の位置が300系と、700系・N700系では異なるため、当面の間は、ほぼ現在の位置とし、お客様の乗り降りにご不便をおかけしないようにするものであります。

工事については現在準備を進めているところでありますが、使用開始時期については、上り線2番ホームが来年の3月、下り線の3番ホームについては7月を予定しています。

工事費は約11億円です。