ほりうち(ccbu8181) 2009-03-28 00:41:12 |
JR東海 ニュースリリース
┃2009.03.27 ┃平成21年度重点施策と関連設備投資について <平成21年度施策のポイント> 本年度も安全関連投資を拡充するとともに社員教育を充実するなど鉄道事業の原点である安全・安定輸送の確保を最優先に取り組みます。 東海道新幹線については、N700系の集中的な投入を進めるとともに、「のぞみ」9本ダイヤを活用してご利用の集中する時期・時間帯における弾力的な列車設定に努めます。また、新大阪駅の新幹線ホーム及び引上げ線増設等の工事を着実に進め、輸送基盤の強化に取り組むほか、東京駅等の旅客関連設備の改良を進めます。 在来線については、ダイヤ改正で整備した輸送体系を活かしたサービス提供に努めるとともに新型車両への取替等のさらなる輸送サービスの充実に向けた諸施策に取り組みます。 超電導リニアによる東海道新幹線バイパスについては、国土交通大臣から指示を受けた中央新幹線の4項目調査を実施するとともに、山梨リニア実験線の42.8kmへの延伸と設備の実用化仕様への全面的な更新の早期完工に向けて取り組みます。 販売面については、「EX−IC(エクスプレスIC)サービス」の山陽新幹線への利用区間拡大や法人会員向けサービスの開始、「TOICA(トイカ)」への電子マネー機能の追加などさらなる利便性向上に向けた諸施策を進めます。 技術開発については、輸送サービス強化や自然災害対策等の分野を中心に着実に進めます。 地球環境保全に向けた取組みについても引き続き積極的に進めます。 関連事業においては、名古屋駅新ビル計画を推進するとともに、昨年開業した新横浜中央ビルの各事業の発展に努めます。また社宅跡地開発等を進めるとともに、農業への参入に向けて着実に取り組みます。 <設備投資の特徴> ・東海道新幹線の盛土・橋脚の耐震補強、在来線ATS-PTの導入、N700系の集中的な投入、新大阪駅の新幹線ホーム及び引上げ線増設等の工事など、安全・安定輸送確保に重点を置いた投資を引き続き積極的に実施します。 ・投資額としては、単体で、安全関連投資1,530億円(対前年計画比360億円減)、山梨実験線の延伸等の推進関連230億円(同110億円増)、新大阪駅ホーム増設等130億円(同90億円増)等により2,800億円(同100億円減)を見込んでおります。 ・また、連結では、日本車輌製造(株)の設備投資を加え、対前年計画比40億円増の3,190億円を見込んでおります。 ※詳細は別紙をご覧ください。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2009-03-28 00:42:29 |
平成21年度 重点施策と関連設備投資について 1.『安全・安定輸送の確保』(設備投資額:960億円) 鉄道事業の原点である安全・安定輸送の確保に引き続き万全を期します。 (1)地震対策として東海道新幹線の盛土・橋脚の耐震補強を推進 新幹線盛土・橋脚の耐震補強(平成21年度) 盛土 1.1km 橋脚 約70基 (2)在来線落石対策等の防災対策、踏切保安設備の改良、ATS−PT導入工事を推進 (2)ATS−PT導入:平成23年度中に全線導入完了 |
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ほりうち(ccbu8181) 2009-03-28 00:44:27 |
2.『N700系の集中的投入、「のぞみ」9本ダイヤの活用及び東海道新幹線の輸送基盤強化』(設備投資額:1,020億円)
N700系の集中的な投入を進めるとともに、「のぞみ」9本ダイヤを活用した列車設定、東海道新幹線の輸送基盤の強化に向けた取組みを進めます。 (1)N700系の集中的な投入を引き続き推進し、定期「のぞみ」のN700系による運転を順次拡大 平成21年度中に16編成投入 (2)3月のダイヤ改正で導入した「のぞみ」9本ダイヤを活用してご利用の集中する時期・時間帯における弾力的な列車設定 (3)N700系車内インターネット接続サービスの定着に向けた取組みを推進 (4)新大阪駅の新幹線ホーム及び引上げ線増設等の工事を推進 平成25年度中に全面使用開始 (5)東京駅、新横浜駅、新大阪駅等の旅客関連設備等の改良を推進 旅客関連設備改良 東京駅 :平成24年春完了 新大阪駅:平成24年度末完了 米原駅 :平成21年6月完了 ホーム柵取替によるホーム幅拡大 新横浜駅:平成22年度完了 |
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ほりうち(ccbu8181) 2009-03-28 00:45:45 |
3.『在来線における輸送サービスの充実』(設備投資額:30億円) 在来線の輸送サービス充実に向けた諸施策に積極的に取り組みます。 (1)3月のダイヤ改正で整備した輸送体系を活かしたサービスの提供 (2)平成22年から25年にかけて実施する新型車両への取替等のさらなる輸送サービスの充実に向けた取組みを推進 新型車両取替:電車120両・気動車10両 (3)「さわやかウォーキング」の積極的な展開 (4)バリアフリー設備について、関係自治体等と連携し着実に整備 1)エレベーター、エスカレーターの整備 エレベーター:12駅21基(吉原1、六合1、掛川2、新居町2、共和2、笠寺2、清洲2、垂井2、新守山1、勝川2、多治見3、亀山1) エスカレーター:3駅11基(共和2、勝川3、多治見6) 2)多機能トイレ等の整備 トイレ:7駅(掛川、共和、清洲、垂井、新守山、勝川、多治見) (5)在来線新駅設置、橋上化・高架化等の推進 幸田〜岡崎間新駅設置:平成23年度末 橋上化:多治見駅(平成21年度中) 高架化:勝川駅付近(平成21年度中) 富士宮〜西富士宮間(平成24年度初) |
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ほりうち(ccbu8181) 2009-03-28 00:49:15 |
4.『超電導リニアによる東海道新幹線バイパスの推進と山梨実験線の延伸等の推進』(設備投資額:230億円)※山梨実験線の延伸等の推進関連のみ 東海道新幹線バイパス(中央新幹線)の実現に向けて取り組みます。また、超電導リニア技術について、さらに一段と高い技術レベルへ磨き上げるための取組みを推進します。 (1)超電導リニアによる東海道新幹線バイパスについては、平成20年12月に国土交通大臣から指示を受けた中央新幹線の4項目調査を実施 (2)既に、安全性、長期耐久性など実用レベルに到達している超電導リニア技術について、さらに一段と高い技術レベルへ磨き上げるための取組みを継続 (3)山梨リニア実験線について、42.8kmへの延伸と設備の実用化仕様への全面的な更新の早期完工に向け、着実かつ迅速に工事を推進 新設備による実験開始予定:平成25年度末 |
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ほりうち(ccbu8181) 2009-03-28 00:50:22 |
5.『営業施策のさらなる強化』(設備投資額:120億円) 「EX−IC(エクスプレスIC)サービス」や「TOICA(トイカ)」の利便性向上を図るほか、観光需要を喚起するための営業施策を積極的に展開します。 (1)平成21年夏に実施する「EXーICサービス」の山陽新幹線への利用区間拡大や法人会員向けサービスの開始に向けた取組みを推進 (2)平成22年春に実施する「TOICA」の利用エリア拡大、定期券による新幹線乗車サービス導入、電子マネー機能追加に向けた取組みを推進 (3)京都をはじめ、奈良・伊勢・東京・山陽・九州等における観光資源を最大限活かした魅力ある商品を設定するとともに、各種キャンペーンを積極的に展開 |
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ほりうち(ccbu8181) 2009-03-28 00:51:41 |
6.『技術開発のさらなる活性化と技術力の強化』(設備投資額:10億円) 鉄道の経営・発展の基礎となる「技術」を不断に高めるべく、技術開発のさらなる活性化、技術力強化に取り組みます。 また、これまでに培った高速鉄道技術の海外での活用に向けて取り組みます。 (1)小牧研究施設において、「鉄道技術のブラッシュアップ」と「新しい分野への挑戦」を柱とした研究開発を推進 (2)連結子会社化した日本車輌製造株式会社との相互補完関係を活かし、車両部門における総合的な技術力向上に向けた取組みを推進 (3)東海道新幹線で培った高速鉄道に関する総合的な技術力を活用し、海外における高速鉄道プロジェクトについてコンサルティング及びコーディネーションを行う体制を整備 「海外高速鉄道プロジェクトC&C事業室」:平成21年夏設置予定 |
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ほりうち(ccbu8181) 2009-03-28 00:52:54 |
7.『事業展開の推進』(設備投資額:390億円)※連結子会社の設備投資 さらなる事業展開を図るため、駅ビル開発、社宅跡地における事業開発等に取り組むほか、農業への参入に向けた諸準備を進めます。 (1)名古屋駅新ビル計画について、関係機関との協議等、計画を着実に推進 平成29年度供用開始 (2)昨年開業した「新横浜中央ビル」の各事業の発展に向けた取組みを推進 (3)「セントラルガーデン・レジデンス静岡」及び商業施設の建設を推進するとともに、その他の社宅集約等により生み出される用地の有効活用を図るべく開発等を推進 分譲マンション(第1期):平成22年春 引渡開始 商業施設(第1期):平成22年春 開業 (4)平成21年度中の農業への参入に向けて諸準備を着実に推進 |
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ほりうち(ccbu8181) 2009-03-28 00:55:01 |
8.『地球環境保全・博物館開設に向けた取組み』(設備投資額:10億円) 地球環境保全に向けた取組みを積極的に進めます。また博物館建設に向けた取組みを進めます。 (1)地球環境への適合と大幅な省エネルギーの実現を目指し、N700系の投入等の地球環境保全に資する施策を積極的に推進するとともに、「Eco出張」の浸透を目指し、積極的に情報を発信 保有車両に占めるN700系の割合 平成20年度末 25% ⇒ 平成23年度末 60% (2)高速鉄道技術の進歩等を広く紹介するため「JR東海博物館(仮称)」の開館に向けて諸準備を推進 平成23年春開館 平成21年度設備投資総額 ・単体 2,800億円 (対前年計画比 96.6%) ・連結 3,190億円 (対前年計画比 101.3%) |
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ほりうち(ccbu8181) 2009-03-28 00:56:15 |
参考 海外高速鉄道プロジェクトC&C事業室の設置 組織図 【現行】 | ┌技術開発部 ├─総合技術本部─┤ | └技術企画部 【 改 正 】 | ┌技術開発部 (新設) ├─総合技術本部─┤ ┌────────────┐ | └技術企画部─┤海外高速鉄道プロジェクト| | C&C事業室| └────────────┘ |
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