NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.1796 【東武他】東京スカイツリーのカラーデザインが決定しました(1/3)
ほりうち(ccbu8181) 2009-02-27 21:23:12

Rising East
Project


NEWS RELEASE
http://www.rising-east.jp
2009年2月27日


 時空を超えて、やさしさにあふれた都市の未来を発信していく「白いタワー」

 東京スカイツリー(R)
 カラーデザインが決定しました。


 2012年春開業予定


東武鉄道株式会社
東武タワースカイツリー株式会社


 東武鉄道(本社:東京都墨田区)と東武タワースカイツリー(本社:東京都墨田区)では、東京都墨田区押上・業平橋地区において高さ約610mの東京スカイツリーを核とした多機能複合型の開発プロジェクトを2012年春の開業に向けて進めておりますが、このほど東京スカイツリーのカラーデザインが決定いたしました。

 東京スカイツリーのカラーデザインについては、2006年11月の新タワーデザイン発表以来検討をしてまいりましたが、周辺の景観との調和および2008年6月の名称決定やデザインコンセプト「時空を超えた都市景観の創造:日本の伝統美と近未来的デザインの融合」を考慮し、オリジナルカラーである「スカイツリーホワイト」に決定いたしました。

 東京スカイツリーは2008年7月に着工して以来、順調に進捗しており、現在、タワー塔体基礎鉄骨工事を行っておりますが、4月上旬以降、地上鉄骨工事が始まる予定となっており、いよいよその姿を現すこととなります。

 なお、東京スカイツリーのカラーデザインおよびコンセプトの詳細は別紙のとおりです。


スカイツリーホワイト

 タワーの白色は、日本の伝統色である「藍白(あいじろ)」をベースにしたオリジナルカラー。「藍白(あいじろ)」はもっとも薄い藍染の色であり、純白よりも、かすかに青みがかった「白色」は、青い空に映え、より鮮やかな印象を与えます。


以上

撮影日:
撮影場所:
キャプション: イメージ:賑わいあふれるタワーへのアプローチ
画像サイズ: 640×1206(50%表示)
NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.1797 (Re:1796) 【東武他】東京スカイツリーのカラーデザインが決定しました(2/3)
ほりうち(ccbu8181) 2009-02-27 21:24:36

<カラーデザイン>


・塔体

 白を基調に藍染職人の技法に倣い、タワーの白に青みを加えています。白磁のようにかすかに青みがかった白が、繊細な輝きを放ちます。


・EVシャフト

 グレーのEVシャフトは白い塔体の造形に奥行き感を与え、タワーのデザインをより一層際立たせます。


・展望台

 ガラスとメタリック色のパネルにより一体的な表情をもつ展望台は、白い塔体と調和し東京の空に溶け込みます。


・頂部

 鮮やかな白の頂部は青い空を指し示し、先進性と未来を表します。



<カラーコンセプト>

・日本の伝統的な美意識を表す白:

 富士山の頂き・下町の心意気を示す纏(まとい)・お祭の幟(のぼり)など、白は日本的な潔さ・神聖さを想起させ、日本人の伝統的な美意識に通じる色。


・地域の誇りとシンボル性を表す白:

 白の語源は「シル(知)」・「シルシ(印)」であり、古くから他からの差異をはっきり認識させる色、シンボル性を想起させる色。タワーの立つ地域のシンボルとして、人々の誇りを体現します。


・全てを包み込み、四季のうつろいと下町の営みを映す白:

 白はスクリーンのように空の表情・町の表情を映しこみ、四季を通じて時空を超えた景観を映し出し、ライトアップによりさらに様々な表情を見せます。タワーに集う様々な人々の作りだす豊かなコミュニティを映し出す色。


<スカイツリーホワイト>

 日本の伝統色、最も薄い藍染の色である「藍白(あいじろ)」をベースにしたオリジナルカラーです。スカイツリーホワイトも、白を基調に藍染職人の技法に倣い、タワーの白に青みを加えており、白磁のようにかすかに青みがかった白が、繊細な輝きを放ちます。

 日本の伝統工芸である藍染において職人の手により作りだされる色からは、タワーの立つ下町に受け継がれる職人文化がタワーと出会うことで創造する新たな文化の幕開けを感じさせます。「スカイツリーホワイト」を身に纏うタワーは、東京の下町の青い空に映え、時空を超えてより鮮やかに輝いていくことでしょう。

以上

撮影日:
撮影場所:
キャプション: 都心を一望できる世界一の展望タワー
画像サイズ: 640×478(50%表示)
NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.1798 (Re:1796) 【東武他】東京スカイツリーのカラーデザインが決定しました(3/3)
ほりうち(ccbu8181) 2009-02-27 21:26:23

<カラーデザイン監修者コメント>

澄川喜一(すみかわ きいち)氏

彫刻家、元東京芸術大学学長
島根県芸術文化センター・センター長、日本芸術院会員
文化功労者



時空を超えた都市景観を象徴する白いタワー

 東京スカイツリーは、世界に誇れる日本の古代建築である五重塔を参考にしながら、現代の優れた日本の技術の粋を集めた新タワーとしてデザインされている。

 日本人の伝統的な美意識に通じる『白』は、この“シンプル イズ ビューティフル”な形に最も適した色ではなかろうか。

 『白』は天空を背景としながら多彩な色を包容し、美しい立ち姿を際立たせることができる。時刻、天候、季節、さらに花火や新しいライトアップにより変化に富んだ世界に誇れる輝く未来のシンボルタワーの出現となるだろう。



<参考>

■東京スカイツリーの概要

・最高高さ 約610m

・施設の内容
  展望施設(第1展望台350m、第2展望台450m)
  放送施設、店舗、レストラン等

・事業主体 東武タワースカイツリー株式会社


■開発スケジュール

2008(平成20)年 7月 着工
2011(平成23)年12月 竣工(予定)
2012(平成24)年春 開業(予定)
※添付画像キャプション
上:左から
「青空に溶け込むスカイツリーホワイト」
「夕焼け空に溶け込むスカイツリーホワイト」
「賑わいあふれるタワーへのアプローチ」
「北十間川の水景と東京スカイツリー」
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 640×330(50%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 隅田川より東京スカイツリーを望む
画像サイズ: 355×250(90%表示)