NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.1715 【箱根登山鉄道】グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)塗色の車両が走ります
ほりうち(ccbu8181) 2009-02-13 18:45:02

2009.2.12


 レーティッシュ鉄道・箱根登山鉄道姉妹提携30周年
 グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)塗色の車両が走ります




 箱根登山鉄道株式会社(本社・神奈川県小田原市、社長・和田雅邦)では、2009年6月にスイスのレーティッシュ鉄道と姉妹提携を結んで30 周年を迎えます。この記念行事の一環として、2000形車両1 編成をレーティッシュ鉄道で運行されているグレッシャー・エクスプレス(氷河特急)塗色に変更して営業運転を行ないます。

 詳細については下記のとおりです。



 記



1.運行期間

 2009年3月14日(土)から当分の間


2.運転区間

 箱根湯本〜強羅間
 ※点検等により入生田〜箱根湯本間を回送する場合もあります。


3.車両

 2000形<サン・モリッツ号>
 ※2005号・2203号・2006号の3両編成


4.その他

 営業運転以外の具体的な用途については未定ですが、各種イベント等で使用する予定です


5.塗色モデル

 ※添付画像参照(写真提供:スイス政府観光局)



姉妹提携の経緯

 当社の箱根湯本から強羅間8.9kmの路線は、大正8年(1919年)6月1日に営業を開始しました。この営業を始めるに当り、明治45年(1912年)7月に、当社の技師長半田貢を欧米に派遣し、スイスを中心とした山岳鉄道について研究した結果、サン・モリッツよりイタリア領ティラーノに至るベルニナ鉄道を範として建設しました。ベルニナ鉄道はその後レーティッシュ鉄道に合併し同社のベルニナ線となりました。この縁がきっかけとなり昭和54年(1979年)6月1日に同社と姉妹提携を結びました。


グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)について(資料提供:スイス政府観光局)

 ツェルマットとサン・モリッツというスイスを代表する山岳リゾートを結んで走る横断ルート。1930年からの歴史を誇る伝統の絶景ルートです。7つの谷、291の橋、91のトンネルを抜けて、291キロを約8時間かけて走行。アルプスの名峰、美しい森や牧草地、山間の急流や渓谷など絶景の連続です。ベルニナ・エクスプレスと共通区間でもあるアルブラ線は、2008年世界遺産に認定されました。今回の特別車両の塗装は、同ルートの75周年を記念して、2006年に導入された新型のパノラマ車両をモデルにしています。

※クールまたはダヴォス発着便もあります。

以上

撮影日:
撮影場所:
キャプション: 写真提供:スイス政府観光局
画像サイズ: 504×335(63%表示)