NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.1581 【小田急】向ヶ丘遊園跡地利用に関する基本計画の見直しについて(1/2)
ほりうち(ccbu8181) 2008-12-21 21:42:57
小田急電鉄株式会社 CSR・広報部

ODAKYU NEWS RELEASE
http://www.odakyu.jp/

第08−30号
2008.12.19


 向ヶ丘遊園跡地利用に関する基本計画の見直しについて

 「(仮称)藤子・F・不二雄ミュージアム」整備事業については川崎市と基本合意書を締結



 小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:大須賀 頼彦※)では、向ヶ丘遊園の跡地 (川崎市多摩区長尾2−8−1他)利用について、昨今の事業環境を勘案した結果、昨年策定した基本計画を見直すことを決定しました。今後、2004年に川崎市と締結した「緑地保全の相互協力」「ゾーニング計画」「都市計画緑地の変更」等を盛り込んだ、向ヶ丘遊園の跡地利用についての 基本合意を踏まえ、周辺環境との調和を重んじた新たな基本計画を策定してまいります。

 なお、この計画の見直しに伴い、昨年策定した基本計画については、2008年12月19日(金)、川崎市の条例に基づく環境影響評価手続きにおける廃止届を提出しました。

 また、川崎市が同園跡地内での整備を予定している「(仮称)藤子・F・不二雄ミュージアム」については、同市と協議を重ねた結果、建設予定地を「小田急向ヶ丘遊園ボウル」周辺(川崎市多摩区長尾2−1271−1他)に決定したうえで、当初予定どおり、2011年秋の開館を目指すことで同日、川崎市と基本合意書を締結しました。

 向ヶ丘遊園跡地および川崎市との基本合意の概要は次のとおりです。



 記



1.向ヶ丘遊園跡地概要について


所在地

 神奈川県川崎市多摩区長尾2−8−1他

敷地面積

 約21万7千m2


開発面積

 約12万7千m2



2.「(仮称)藤子・F・不二雄ミュージアム」整備に関する川崎市との基本合意概要


建設予定地

 川崎市多摩区長尾2−1271−1他(「小田急向ヶ丘遊園ボウル」周辺)


開館予定

 2011年秋


コンセプト

1) 2004年11月に川崎市と当社が締結した「向ヶ丘遊園跡地に関する基本合意書」を尊重し、多摩丘陵の緑豊かな自然に配慮したものとする。

2) 子どもたちの夢と希望を育み、藤本弘氏の作品を通じて、「夢」「希望」などの大切な メッセージを広く発信できる文化施設とする。


その他

 建設予定地については、当社から川崎市が借地借家法の定期借地権を活用し、借地する。

以上


※「頼」の旁(つくり)は、正しくは「刀」の下に「貝」

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No.1582 (Re:1581) 【小田急】向ヶ丘遊園跡地利用に関する基本計画の見直しについて(2/2)
ほりうち(ccbu8181) 2008-12-21 21:43:34

<参考>

○向ヶ丘遊園の跡地利用に関する川崎市との基本合意概要(2004年11月締結)

1.環境共生を前提に、多摩丘陵の豊かな自然を次世代に残すため、川崎市および当社は一致協力して跡地の活用を推進する。

2.合意した「ゾーニング計画」をベースに、跡地の活用が良好な街づくりに寄与するよう、川崎市および当社は相互に協力し継続的に協議する。

3.川崎市は、跡地内の緑豊かな区域を都市計画緑地に編入し、遊戯施設が設置されていた 緑の少ない区域を都市計画緑地から除外する。



○向ヶ丘遊園について

 向ヶ丘遊園は、1927年の開園以来、75年間という長期にわたり営業してまいりましたが、2002年3月末をもって閉園しました。同園は、多摩丘陵の緑豊かな自然を生かした「花と緑の遊園地」として、川崎市民をはじめとする首都圏の方々に親しまれるとともに、自然豊かな「生田緑地」の一端を担ってきました。


1.概要

所在地:

 神奈川県川崎市多摩区長尾2−8−1他


敷地面積:

 約21万7千m2(現況)※向ヶ丘遊園閉園時は約29万m2



2.沿革

1927年4月 小田急線開通と同時に向ヶ丘遊園地開園(入園無料)
1952年4月 向ヶ丘遊園を有料遊園地として開業
1958年5月 ばら苑がオープン
1987年3月 大グラウンドの特設エアドームで蘭・世界大博覧会開催
2002年3月 閉園

以上