NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.1324 【JR東海】無料動画配信サービスの開始について(1/2)
ほりうち(ccbu8181) 2008-10-02 17:14:34
JR東海 ニュースリリース

2008.09.25
無料動画配信サービスの開始について


 昨今インターネットを活用した音楽や動画の配信が盛んになっていますが、今般、JR東海グループの(株)ジェイアール東海エージェンシー(本社:東京都港区 社長:石塚正孝)は、パソコンでの視聴やiPodなどの携帯情報端末にダウンロードが可能な無料動画配信 サービスを提供するサイトNipponArchives」を立ち上げることになりました。

 JR東海では、旅への誘い、列車内でのくつろぎなどにつながり、更に従来から展開している奈良キャンペーンの盛り上げが期待できることから、その第一弾の配信番組「万葉集ココロ・ニ・マド・ヲ」を提供することといたします。



1.無料動画配信サイト「NipponArchives」の立ち上げについて

(1)サービス開始時期

   2008年10月1日


(2)サービス概要

・「NipponArchives」では、「日本の美しさを伝え、そして残す」「日本を旅するキッカケを作る」というコンセプトのもと、日本の風景、文化などをテーマに番組を制作、蓄積し、全世界からアクセスできる利点を活用して、日本の良さを紹介していきます。

・「NipponArchives」で配信する番組は、「iTunes」上で視聴できるとともに、お手持ちのiPodなどの携帯情報端末にダウンロードでき、いつでもどこでも気軽に見ることができます。(ダウンロードは無料です。)
 また、「NipponArchives」のWebサイト(http://www.nipponarchives.jp/)でも視聴できます。



2.番組「万葉集ココロ・ニ・マド・ヲ」の配信について

(1)配信の開始日

 2008年10月1日から配信開始(毎週水曜日:2009年3月末までを目途)


(2)番組概要

・番組「万葉集ココロ・ニ・マド・ヲ」は、万葉の時代に暮らした人々の言葉への想いや心の在り方を探るべく、歌の詠まれた都の風景や日本の美しい自然に万葉歌と音楽を乗せるという、新しい形の映像コンテンツです。

・毎週水曜日に万葉歌を1首ずつ「iTunes」上とWebサイト(http://manyoshu.jp/)に公開していきます。お手持ちのiPodなどにダウンロードして、ぜひ新幹線車内や現地でもお楽しみください。

※初回は5首を同時に配信開始します。
※公開予定については、別紙をご参照ください。


(3)その他

・特別企画として、「万葉集ココロ・ニ・マド・ヲ」のWebサイトで、万葉文化館館長の中西進先生による「万葉塾」を全6回に渡って公開します。「万葉塾」の第一回は10月1日(水)で、以降は毎月第一水曜日に公開していきます。


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No.1325 (Re:1324) 【JR東海】無料動画配信サービスの開始について(2/2)
ほりうち(ccbu8181) 2008-10-02 17:15:29

[別紙]

■公開予定の万葉歌

10月 1日

巻一0028
 持統天皇
  春過ぎて 夏来るらし 白栲の 衣乾したり 天の香具山

巻一0051
 志貴皇子
  采女の 袖吹きかへす 明日香風 都を遠み いたづらに吹く

巻一0018
 額田王
  三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情あらなむ 隠さふべしや

巻八1494
 大伴家持
  夏山の 木末が繁に 霍公鳥 鳴き響むなる 声の遙けさ

巻十一2453
 柿本人麻呂歌集
  春楊 葛城山に たつ雲の 立ちても坐ても 妹をしそ思ふ

10月 8日

巻十一2578
 作者未詳
  朝寝髪 我は梳らじ 愛しき 君が手枕 触れてしものを


10月15日

巻七1126
 作者未詳
  年月も いまだ経なくに 明日香川 瀬瀬ゆ渡しし 石橋もなし


10月22日

巻二0165
 大伯皇女
  うつそみの人にあるわれや 明日よりは 二上山を 弟世とわが見む


10月29日

巻一0013
 中大兄皇子
  香具山は 畝傍ををしと 耳梨と 相あらそひき 神代より
  かくにあるらし 古昔も 然にあれこそ うつせみも 嬬をあらそふらしき


11月 5日

巻六0924
 山部赤人
  み吉野の 象山の際の 木末には ここだもさわく 鳥の声かも


11月12日

巻十一2480
 柿本人麻呂歌集
  路の辺の 壱師の花の いちしろく人皆知りぬ 我が恋妻を


11月19日

巻八1511
 崗本天皇
  夕されば 小倉の山に 鳴く鹿は 今夜は鳴かず い寝にけらしも


11月26日

巻一0048
 柿本人麻呂
  東の 野に炎(かぎろひ)の 立つ見えて かへり見すれば月傾きぬ


12月 3日

巻八1554
 大伴家持
  大君の 三笠の山の 黄葉は 今日の時雨に 散りか過ぎなむ


12月10日

巻二0208
 柿本人麻呂
  秋山の 黄葉を茂み 迷いぬる 妹を求めむ 山道知らずも


12月17日

巻二0116
 但馬皇女
  人言を 繁み言痛(こちた)み 己が世に いまだ渡らぬ 朝川渡る


12月24日

巻十1833
 作者未詳
  梅の花 降り覆ふ雪を つつみ持ち 君に見せむと 取れば消につつ


12月31日

巻二十4516
 大伴家持
  新しき年の初めの 初春の 今日降る雪の いや重へ吉事

撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 422×315(76%表示)