【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.636 (Re:633) Re:【肥薩線】矢岳越え(4)
パシフィック(xndp5699) 2007-10-17 20:34:04
みなさん、こんばんは。

大畑駅でも少々時間があるので、みな降りて写真を撮っている。列車はこの先ループをくぐるトンネルに入る。どんどん下っていって、球磨川のトラス橋を渡れば、すぐに終点の人吉だ。

改札に向かうと、スタンプが置いてある。真幸、矢岳、大畑、一勝地のスタンプがまとめて置かれているのは前と同じ。嘉例川からは整理券乗車だったので、車内でつばめレディに検札の際に人吉までの切符をもらっていたが、それを貰っておく。すぐの折り返しなので、鹿児島中央までの乗車券と、いさぶろう3号の指定券を出し、再び2番線へ戻る。今度は車端の1A席。ここはボックスではなく、車端に背を向けて座る2人掛け席。残念ながら進行方向に背を向けて座る席だ。しかし左窓席なので、前の仕切りまではちょっと余裕があり、テーブルも広く使える。隣の車両に行って、展望席部分の写真を撮り、珈琲を調達して戻る。どうやら1B席は来ないらしい。

往復している人は数人らしく、ほとんどの席の顔ぶれは変わっている。行きの車内の人たちはここでバスが待っているといっていた団体の人たちもいたので、帰りの団体の人たちもどうやらそうらしい。ループ線のトンネル、そして大畑駅。駅では今日の日付といさぶろう・しんぺいの名前が入ったプレートを持って乗務員が下車し、記念写真撮影のお手伝い。これは行きも同様だった。プレートは無しでカメラを渡し、撮ってもらう。
スイッチバックの説明は行きの真幸やここ大畑でも同様に行われる。ループ線での停車2回も行きと同様で、同じようにプレートを持って回る線路探し。

矢岳では、行きよりも時間があり、木造駅舎をくぐって外に出てみた。南には人吉市のSL館があり、今は1両だけ。ここにかつてのあそボーイ牽引機が眠っていたが、牽引機として整備されたのは記憶に新しいところで、今また不具合を直しての再登板が待たれている。その1両分あいたところにあったのが、なつかしいキハ31しんぺい時代の列車を描いた写真パネルだ。石積みのトンネルポータルから顔を出すキハ31が描かれ、運転台のところに顔を出して記念写真が撮れる、観光地にあるあのパネルである。当時はどこに置いてあっただろう?吉松駅と人吉駅だったか??ここではなかったような気がするが。

矢岳第一トンネルをくぐると、再び停車。行きよりも雲行きは怪しくなっていて、ビデオやパネルが活躍する。下ってスイッチバックの真幸駅。行きはホームに降りただけだったが、駅舎を抜けて出てみた。この駅舎のホーム側では地元産物を並べて売っており、団体客でごったがえしていた。ホームにはツーリング途中のバイクのグループも列車を見に来ており、地元産物を売っていたおばちゃんたち、見学の人たちに見送られて出発。人吉を出てから1時間20分ほどで、吉松に到着。