ゆきむら(cxsw5719) 2007-09-09 09:21:55 |
皆さん、こんにちは。
台風による水害から三年ぶりに復活した高山本線に乗車すべく、「北陸フリーきっぷ」を駆使して出かけてみました。 台風9号の影響が残る金曜日の朝、自宅を出発。「とき」「はくたか」と乗り継いで富山へ。猪谷行きに乗り換え、最終日の代行バスに乗り込みます。大多数の乗客は、大型の直行便に乗り込みますが、こちらは一年半前に続いて小型の各停便に乗車します。 乗客は、計4名で発車。一年半前と比べると、道路もずいぶん整備されてきました。杉原駅では、試運転のキハ85系と遭遇。坂上駅前の庁舎には、代行バスの運転手をねぎらう横断幕が掲げられています。 角川駅に到着すると、子どもの書いた看板が駅舎に建てられ、ホームには横断幕も。復活を待ちわびていた沿線住民の熱意が伝わってきます。 角川から高山まで移動し、この日は高山泊。猪谷−高山間の別払いは、片道950円でした。 復旧初日の翌朝は、5:30に起床して高山発6:00の下り始発猪谷行きに乗車します。飛騨古川で、上り始発と行き違い。復旧区間を初走行してきた営業列車ですが、富山方面からの接続がない列車なので車内はガラガラ。 NHKの中継車も見える角川を経て、いよいよ復旧区間へと進みます。昨日、バスで通った道路とあちこちで交差、並行します。坂上では、二本目の上りと離合。こちらも、乗客の姿はまばらでした。 打保、杉原とも各駅は、至って静かな雰囲気です。腕章を巻いたJR東海職員と警備員の姿が見えるのみ。 車内では、中日新聞の若い記者がグループ旅行の7人にインタビューしています。無事、記事は掲載されたのでしょうか。 猪谷に到着して、復旧区間の乗車は無事終了。接続する富山行きに乗り換えます。富山に到着すると、ちょうど「ひだ」の出発式を挙行しているところでした。 全線復旧の主役は、やはり特急「ひだ」なのですね。下り「ひだ1号」は、飛騨古川で岐阜県知事やJR東海社長も出席しての記念式典があったようです。 手持ち無沙汰だった途中駅の警備員や職員も、特急通過時や昼間の列車発着時には大忙しだったことでしょう。 ゆきむら@TAMA City |
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