Nob3(mnde3154) 2007-05-06 00:13:24 |
この連休、前に書いたように九州に行って来ました。今回から順を追って旅のレポートを書きたいと思います。長期連載になると思いますので最後までよろしくおつきあいをお願いします。
4月29日、名古屋からのぞみ1号で九州入り。近々東海道新幹線から消えてしまう500系に乗って博多までダイレクト。私にとっての500系は、東京乗り入れ直後に東京−名古屋間で乗って以来の2回目。今回が初の300キロ体験となりました。 途中京都で、私の斜め前の席に駅員さんに案内を受けながら年老いた方が乗ってこられました。目の障害を持たれているようで白い杖を持っていました。姫路を通過する頃、何気なくその障害者の方を見ると、足下に盲導犬が乗っているではありませんか。犬が乗っているとはびっくりしました。乗り込むときも全く音を立てず、新幹線乗車中もご主人様の足下でじっとしているのでした。小倉で下車されるまでの約2時間半。一言も吠えることもなく、動き回ることも、オシッコをすることもなく、じっとしていました。知識として盲導犬はスゴいということは知っていましたが、実際に直接目で見ると、そのすばらしさには感心させられました。 自分はバリバリの健常者です。悪いとは知っていながらも、ついつい障害者の方を別物に見てしまう傾向があります。しかし今回、盲導犬のすばらしさや、障害者の方が一般社会になじもうとするがんばりを見ることで、自分自身の視野の狭さを見せつけられたと同時に、障害者の方に対する見方を改めさせてもらうことになりました。 ちなみに、山陽新幹線での300キロ体験。はっきり言って、車内の字幕テロップが300キロ運転をしている旨の案内がないとさっぱりわかりません。それだけ安定した走りになっており、ごく普通の運転であったということです。博多駅へ着いてみて、名古屋から3時間15分で着いてしまったんだなあと思ったとき、初めて新幹線の速さはスゴいんだなあと実感したのでした。 この旅行、最初の新幹線からいきなり心打たれる内容でスタートしました。感動に打ちひしがれながら、乗り換え改札を抜けてリレーつばめに乗り継ぎました。続きは次回のレポートにさせていただきます。 この報告中、障害者の方を軽視するともとれる表現がありますが、悪気は全くありません。今回の体験を機に、自分自身も見方をなおしていきますので、意図はご理解いただきたくよろしくお願いいたします。 |
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