【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.1547 【東京近郊区間】大廻り乗車〜その1〜
ゆきむら(cxsw5719) 2008-07-13 20:23:54
皆さん、こんにちは。

 この週末、関東地方は猛暑に見舞われました。だからと言って、家でおとなしくしていられないのが、汽車旅好きの性でしょうか。

 18きっぷシーズンの幕開けまで、あと少しです。ホリデーパスを使おうかとも思いましたが、この暑さでは駅の外へ出てもグロッキーになるだけ。ならばと、久しぶりの近郊区間大廻りを試してみることにしました。

 まずは、京王相模原線で橋本まで。橋本をゴールと定め、スタート駅の相模線南橋本まで歩きます。地図で見ると線路沿いに道路が続いており、炎天下でも楽勝と思われたのですが…。

 いざ歩き始めると、あちこち工事中で行き止まりになっています。結局、相当な回り道を強いられ、ようやく着いた頃には汗だくでした。

 初乗降となる南橋本駅の自動改札機にSuicaをタッチしたのは、10:00少し前。間もなく、茅ヶ崎行きがやって来ました。

 途中、海老名と厚木での乗降が多かったですね。どちらも、私鉄との乗り換え駅です。東名高速、東海道新幹線とくぐって南下すれば、寒川あたりからは立ち客もでるほどになりました。一時間弱で茅ヶ崎着。

 東海道線に乗り換えです。気ままな旅ですが、一筆書きのルールは守らねばなりませんので、同じ駅を二度通らないよう頭の中で路線図を思い描きながら、次の行程を考えます。

 大船で下車し、京浜東北線へ乗り換えることに。根岸線の西半分は、普段なかなか乗らない区間です。乗った電車は、廃車の始まった209系。寿命半分、価格半分と言われていましたが、本当に半分ぐらいの寿命で後継のE233系に道を譲るようですね。反対ホームに入ってきた次発が、このニューフェイス。小学生の男の子が、「新型だ!」と叫んでいます。

 横浜中心部へ向かうのか、あっと言う間に満席。立ち客も大勢となりました。横浜までうとうとしながら過ごします。

 東海道線ホームへ復帰すると、品のいいご老人が「東京へ行くのはこの線でいいのか」と尋ねてきます。「はいそうですよ」と返事すると、「急行はないのか」と二の矢です。東海道線なら川崎、品川、新橋、東京とわずか四駅なので、そのように伝えると、分かったのか分からなかったのか。電車を待たずに、そのままどこかへ消えてしまいました。

 東京まで乗車。駅構内は、週末とあって大混雑です。人混みをかき分けつつ、長い通路を延々と歩いて京葉線ホームへ向かいます。そろそろお昼時ですが、エキナカのお店はどこも人でいっぱいですねえ。

                                            〜つづく〜

             ゆきむら@TAMA City