柾岡 淳夫(dtft2462) 2007-08-24 17:34:24 |
みなさん、こんにちは。
26日に「収録オフ」があります。私もそれに参加予定なのですが、今回は18きっぷを勢いで2枚買ってしまいその消化が滞っていたこともあって、オフのかなり前から東京に向けて動き出すことにしました。ただし、訳あって行程はかなりのんびりしたものにしてあります。予備日まで取ってあったりしますが(^^; 毎度のごとく行き当たりばったりが私の旅のスタイルで…さてどうなりますやら。 柾岡 淳夫 -- CMN v0.50eβ -- |
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柾岡 淳夫(dtft2462) 2007-08-24 21:29:31 |
初日(22日)は気合を入れて早朝出立…などと考えていたのですが、結局いつもどおりの時間まで寝てしまって出鼻をくじかれました(^^;
まずは自宅から三ノ宮までバスで出て、敦賀行きの新快速に乗りました。三ノ宮から座ろうなどという気は毛頭なく、大阪まで立って行きます。大阪では大きく入れ替わりましたのできっちり座りました。これは予定の行動です。車内アナウンスではくどいほど「湖西線経由敦賀行き」と言っています。京都までなら関係ない話なんですが、京都から先で間違って乗られる方は多いようです。現に、のんびり座っていた女性が「これ草津行きますか??」などと周りの方に聞いていかないとわかると慌てて降りて行かれました。これ京都の話なので、1駅間違って乗っても山科で乗り換えれば実害は全くないわけですが…。 「近江舞子行き普通は西大津で連絡」というアナウンスの通り、西大津では普通が待っていました。その普通は117系。一部ロング改造された車両でしたが…。さすがにこのあたりでは余裕で座れます。近江舞子までは突っ走ってきた新快速ですがここからは各駅停車。近江今津では後ろ4両切り離しと特急待避で長時間停車。その間に乗務員も「福井地域鉄道部」の方に交代されていました。 近江塩津では長浜方面からの乗換えがあり、新疋田を過ぎて上り線の位置関係を確認していたりするうちに敦賀に着きました。本来ならここで福井行に乗換え…なんでしょうが、今日はかなり出遅れましたのでここから加賀温泉までワープします。加賀温泉までなのは、ここで富山行きに連絡しているということもあったのですけれど、それ以上に100キロ圏ギリギリの駅だったという理由もありました。ちょうど都合が良かったわけですね。 敦賀で幕の内弁当「角鹿(つぬが)弁当」を買って特急しらさぎに乗車。早朝出立なら福井で「えちぜん鉄道」に立寄るとか金沢で途中下車とか考えていたわけですが、そんな余裕はなくなってしまいました。到着が遅れるのを承知すれば可能ではありましたが…。 加賀温泉で富山行き普通に乗換え。413系電車の6連かと思いきや、クハ1両だけが455系だったのでこれに乗りました。途中金沢で入れ替わりがあって、県境はさすがに少なかったものの石動からは乗車の一方、高岡で大量下車がありましたが乗ってくる方も。小杉・呉羽と乗車があって終点富山ではそれなりに多くの方が下車されました。 とりあえず荷物を置きに宿にチェックイン。その後富山ライトレールに乗りに行きます。今回富山泊にしたのは「本年未訪県」だったのと同時に、富山ライトレールに乗るためでした。今回は全線乗車ではなく途中のどこかで降りようと思っていました。で、どこにしたかと言うと、「粟島」でした。この駅名を聞いてピンときた方もいらっしゃるかもしれません。実は夕食の買出しを兼ねた「おでかけ」でした。駅名に「(大阪屋ストア前)」と付いていますので、ここにしたわけです。 晩飯の目玉にしようと思ったのは「さすの昆布〆」です。「さす」というのは「カジキ」のことで、なぜか富山では多く食べられているようです。以前富山ライトレールの開業の際に居酒屋で食べたものが気に入って、今回も食べてみようということになったわけです。ところが、今回は酒が飲めないので、居酒屋に行くのは少々気が引けました。スーパーへ行けばあるだろうと探したらありました。ただ、切っていないものでしたから、ご飯は「ますのすし」です。「ますのすし」用のカッターで充分切れました。量的にはかなり多かったですが…。 ということで、第1日目はあっさりと終わったのでした。 (つづく) 柾岡 淳夫 -- CMN v0.50eβ -- |
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柾岡 淳夫(dtft2462) 2007-09-03 20:16:31 |
翌日は行程を全く決めていませんでした。その時の気分と宿泊場所によって行程を決めようというまさに「行き当たりばったり」の行程です(^^;
候補としては以下のようなものがありました。 1.糸魚川から大糸線に入って松本へ 2.直江津から信越線で長野方面へ 3.直江津からほくほく線で越後湯沢方面へ 4.直江津から柿崎へ出て代行バスで柏崎へ 5.アルペンルート経由で信濃大町へ ただ、「毎年47都道府県訪問」の関係で、本年未訪問の新潟・長野両県には降りたちたい…ということで、長野県をパスする形の3・4と新潟県をパスする形の5は脱落しました。いずれも面白いルートではあったのですが…。 宿の確保は、松本(およびその周辺)で希望のところが取れず、やむなく長野に確保しました。この段階で2に決定です。 ということで富山から直江津行き各駅停車に乗車しました。直江津行きとはいえ、糸魚川で30分以上の長時間停車があって、駅前を散策してきました。大糸線の西日本区間では大糸線全通何周年かの記念行事で、旧国鉄色の気動車が居ました。接続の南小谷ゆきは旧国鉄気動車色(紺とカーキ色?)のキハ52が停まっていました。 糸魚川を出るとデッドセクション通過です。梶屋敷という駅は糸魚川の街外れですので、このセクションは糸魚川の街中にあるわけですね。トンネル内の筒石やJR西日本最東端の駅谷浜などを過ぎて直江津に着きました。行程はここから信越線へということなんですが、代行バスの様子も見ておきたいと柿崎まで往復できないか時刻表を繰ってみました。ところが見事に列車の空白時間帯で、断念しました。 長野行きに乗車。その前に直江津の駅弁を購入。ホタテの照り焼きが乗っているご飯です。発車までに食べ終わってしまいましたが…。 どこかで下車して1本後の「妙高」に乗ることも考えたのですが、結局そのまま長野まで乗りとおしました。途中二本木のスイッチバックと関山のスイッチバック跡を楽しみ、古間あたりの景色を楽しんで長野に到着。 長野に来たら、一般の方は「善光寺参り」なんでしょうが、私は「長電参り」です。宿へは歩いても行けそうなところなのですが、よくよく位置を確認すると長電の市役所前の方が若干近そうで、あえて1駅だけ乗りました。地下駅に降りると須坂ゆきの特急が停車中。まさに小田急ロマンスカーです。私はこれではなく次の信州中野ゆき普通に乗るのですが、こちらは元東急のステンレス車で、小田急と東急の並びって少々違和感があったのでした。 この日は疲れもあって宿に着くなり寝てしまいました。結局直江津の駅弁が今日の最後の食事でした。 (つづく) 柾岡 淳夫 -- CMN v0.50eβ -- |
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柾岡 淳夫(dtft2462) 2007-09-06 03:05:30 |
結局長野では寝ただけで、翌朝出立することになりました。昨日は長電に1駅だけ乗ったのですが、長電に乗るという目的以外に、足の裏が痛くてなるべく歩く距離を短くしたかったということもありました。1晩休めてたら痛みもなくなって、長野駅まで歩きました。
時刻表で調べると、10時過ぎに長野始発の甲府行きがあるのですが、間に合うかどうかわからなかったので、そのあとの「しなの」で松本まで追いかけたら追いつくことを確認。結局充分に間に合い、駅構内で「おやき」を買って朝食にしました。 甲府行きはまず稲荷山で長野行き普通列車と交換。できれば姨捨あたりで交換してくれたらよかったのになどと思いつつ先へ進みます。次の桑ノ原信号所では待避があって、側線→待避線へスイッチバックして入っていきました。どうやら長野行き「しなの」と交換のようです。 無事交換が済んで次は姨捨。交換はないものの普通列車ですから当然停車します。目の前に善光寺平が広がる光景はやっぱりいいですね。停車位置の目の前には景色を眺めるためのベンチが拵えてありました。 あとは聖高原・冠着と停車します。冠着って一瞬「秘境駅?」と思ったのですが、先へ行けば街が広がっていました。単に交換できる場所ということで街外れに駅ができたということのようです。 明科あたりから乗車が目立ってきました。でもその波は松本で引きました。代わって乗ってきましたが…。ここで「しなの」を先行させるため待避。発車時間が近づくにつれ松本到着前程度まで混んできました。その人たちも岡谷で多くが下車。あと停車するたびに減っていき、茅野では完全に「ローカル列車」でした。 この電車で甲府へ進んでもいいのですが、やはり小海線の「ハイブリッド気動車」には乗っておきたいということで小淵沢で下車。3分連絡で小海方面行きに乗り換えました。実はハイブリッド気動車の時刻は充分に確認していなかったのです。定期スジだと清里まで行って折り返しできるなどというトンチンカンな予定だったのですが、下車駅を増やしたかったこともあって甲斐大泉で下車。実はこれが大正解で、ハイブリッド気動車とはここで交換だったのです。定期列車がなぜ待つのかはよくわからないのですが、一旦改札を出て駅前を眺めてから再び改札を入るとやってきました…お目当てのハイブリッド気動車「キハE200形」2連ですが、最前部ではなく最後尾に陣取りました。これも正解で、モニターが点いていました。 このモニターなかなか楽しかったです。エンジン・モーター・電池の状況が一目でわかる。でもよくわからなかったのがエンジンの状態で、「停止」「アイドル」はわかるにしても「エンブレ」とはどういう状態なんでしょう。電池から電気も食ってたみたいだし…。 ということであっという間に小淵沢到着。定期列車で戻るという当初のトンチンカンな予定からすると1本前の小淵沢始発の高尾行きに乗ることができました。昼飯がまだでしたから駅弁を…と見たら「ハイブリッド気動車運転記念」と称して「高原野菜と牛肉焼むすび」という弁当がありましたのでそれを買いました。要するに野菜サラダに焼いた薄切り牛肉で巻いたおむすびが2つという構成でした。おいしかったですが少々量的に物足りなかったです。 この電車に孝雄まで乗車。高尾から中央特快で八王子へ。特快とはいっても乗車区間では各駅停車でしたが…。 今夜は八王子泊。駅の近くということで予約したのですが、近い駅というのが「京王八王子」だったのには…。 翌日は【きっぷ】掲示板でご紹介のあった西武の「沿線グルメ夏きっぷ」の真相を確かめるために拝島へ。ちょうど橋上駅開業直後だったんですね。構内の店は賑わっていましたね。 その後都内へ出て、宿にチェックインした後、東京に参集している仲間とミニ宴会でした。収録に参加しないのに東京に出てきていた某氏は、翌日東北方面へ行くということでしたが、列車が取れずカプセルに宿泊ということで、宿に向いかかっていましたが、目の前を「大槌ゆき」の岩手県交通バスが通り、ちょうど停留所だったこともあって予定変更して飛び乗るというハプニングもあったりしました。 その翌日は収録でした。詳細は書きませんが、収録終了後二次会のメンバーが集まるのを待っていたら、中川アナほか収録に参加していた「研究所メンバー」が出てこられて、どなたかが忘れ物をしたとかで同じ場所で待ち合わせ…。その間中川アナが話しかけてこられて少しお話ができました。私の「収録参加の裏の目的」が中川アナでしたからとっても幸せでした。 (おわり) 柾岡 淳夫 -- CMN v0.50eβ -- |
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