【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.28 【九州】18きっぷでスタンプラリーの旅(その1)
柾岡 淳夫(dtft2462) 2007-04-08 00:23:22
みなさん、こんにちは。

広島行きに引き続いて、今度は九州入りです。

今回は18きっぷの消化と「JR九州の改札印」獲得の意味を兼ねてスタンプラリーの残り2箇所を回るのが目的です。

第1日目は博多から長崎までです。行程は単純に博多→鳥栖→長崎で、何の面白みもなかったわけですが(^^;

沿線では桜が満開状態でした。葉が見えていましたので、もう終わりでしょうかねぇ。

実は長崎線の肥前鹿島→諫早間を普通列車で走り抜けるのは初めてだったりします。この区間意外と不便なんですよ。普通で抜けようとすると。しかし、今回はうまいこと鳥栖発の長崎行きに乗ることができました。おかげで途中下車のない旅になってしまいましたけれど。

車窓は、肥前七浦から左手に広がる有明海が良かったです。一時ニュースでも取り上げられた「諫早湾締切堤防」も湯江あたりで見えました。

現川駅って変わった構造で、本線が真ん中に通過線としてまっすぐ敷かれていて、その両側に上下の停車列車用の副本線が設置されているというものです。こうすれば、確かに上下の行き違いと特急の通過待ちを同時に行うことができるのですけれど。

長崎に着いてから宿に荷物を置いて、再び長崎駅へ行きました。スタンプラリーのスタンプを押し忘れていた(^^;こともありますが、折角使える18きっぷなので、長与回りにも乗っておこうってことです。

とりあえず市布経由で西諫早まで行き、対向の長与経由に乗ることにしました。こちらは本川内のスイッチバック跡も見ることができました。帰りは浦上で下車して路面電車のお世話になって宿に戻りました。(つづく)

       柾岡 淳夫

-- CMN v0.50dβ --
【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.36 (Re:28) 【九州】18きっぷでスタンプラリーの旅(その2)
柾岡 淳夫(dtft2462) 2007-04-08 22:24:37
本日は長崎からスタート。朝の出発パターンは「早起きバージョン」も用意していたのですけれど、結局そのパターンでは起きられず(^^;下手すると標準パターンよりも遅い出発になりかねない時間で担ってしまったので慌てて用意して出発しました。

今日は昨日辿った道を逆戻りする形なのですが、諫早から先の列車がなく、仕方なしに肥前山口まで「かもめ」に乗りました。しかし「白いかもめ」は快適です。

肥前山口で鳥栖行きに接続。そのまま鳥栖まで乗って行きます。

鳥栖からは門司港ゆき快速に接続。小倉までのフル快速は1時間に1本ですからラッキーでした。快速自体は1時間に3本あるのですけれど、1本は二日市まで各駅停車、1本は準快速なのでした。

博多で一旦下車。後続の快速に乗りましたが、これは1本後の二日市から快速という列車です。

筑前新宮・古賀と停まりますが、ふと西鉄宮地岳線を思い出してしまいました。そういえば廃止になったんでした。折尾では東筑軒の「かしわめし」を思い出しましたが、実は昨日もかしわめしを食べていて今回はパス。八幡では右手に帆柱ケーブルが登っていくのが見えました。

小倉で下車しモノレールに乗りました。終点までは行かずに途中で折り返しました。

小倉駅に戻ってきたら、次の中津への列車がしばらくなく、時刻表を眺めていたら次のソニックに乗れば行橋で中津行きに接続していることがわかり、迷うことなく行橋までソニックを使うことにしました。

行橋で待っていたのは、211系の交直流版といった電車。もちろんオールロングシートです。とはいえ車内はがらがらで余裕で座りました。

中津に着いて、スタンプ設置場所のみどりの窓口へ直行しました。ここで最後のスタンプをゲット!これでスタンプラリーは完集しました。

今夜は中津で泊まりです。明日は中津の街を歩いてみたいと思っています。(つづく)

      柾岡 淳夫






       柾岡 淳夫

-- CMN v0.50dβ --
【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.42 (Re:36) Re: 【九州】18きっぷでスタンプラリーの旅(その2)
ゆきむら(cxsw5719) 2007-04-09 22:03:39
柾岡 淳夫さん、こんにちは。

 JR九州のスタンプラリー完集とか。おめでとうございます。

 正月明けの連休に九州へ出かけた際、スタンプ帳をゲットするチャンスだったのですが、再訪は難しいだろうとあきらめました。

 >小倉で下車しモノレールに乗りました。終点までは行かずに途中で折り返しました。

 途中で折り返してしまうとは、どんなご用があったのでしょうか。もしかして・・・。

 中津と言えば、一万円札の福沢さんの故郷でしたっけ。不思議と街歩きした記憶がないですね。どんな名所があるのでしょうか。楽しみです。

        ゆきむら@TAMA City
【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.46 (Re:42) Re2: 【九州】18きっぷでスタンプラリーの旅(その2)
柾岡 淳夫(dtft2462) 2007-04-10 02:23:00
ゆきむらさん、こんにちは。

> JR九州のスタンプラリー完集とか。おめでとうございます。

ありがとうございます。私の場合、4回訪問で完集しました。もっとも始めの2回は「ついで」だったのですけれど。3回目に気合を入れて回ったため今回はかなり余裕のある行程になりました。

> 正月明けの連休に九州へ出かけた際、スタンプ帳をゲットするチャンスだったのですが、再訪は難しいだろうとあきらめました。

完集は無理でも3箇所回ればシールはゲットできたのですけれど。20周年記念ということでパスポートだけでも貰っておけばよかったのに…。

> 途中で折り返してしまうとは、どんなご用があったのでしょうか。もしかして・・・。

桜の花に関係がありますが、具体的には…内緒です(^^;

> 中津と言えば、一万円札の福沢さんの故郷でしたっけ。不思議と街歩きした記憶がないですね。

日銀から贈呈された一万円札を見てきました。具体的にどんなところを回ったかは(その3)を見ていただくとして、街歩きした感想としては「観光地然としていないところ」でした。観光に力を入れていないということではなく、耶馬溪と共にそれなりに観光に力を入れて整備もされているのですが、「観光地らしさ」が感じられなかったですね、ということで街歩きした経験なしというのももっともです。でも古い町並みはなかなか良かったです。

     柾岡 淳夫

-- CMN v0.50dβ --
【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.47 (Re:42) Re2: 【九州】18きっぷでスタンプラリーの旅(その2)
ほりうち(ccbu8181) 2007-04-10 21:35:58
ゆきむらさん、こんにちは。

> 中津と言えば、一万円札の福沢さんの故郷でしたっけ。不思議と街歩きした記憶がないですね。どんな名所があるのでしょうか。楽しみです。

 中津、面白いですよ。柾岡さんがお訪ねのところが王道かと思いますが、中津城(日本三大水城の一つ、だっけかな?)の付近も散策に良いですし、血が浮き出てくるというので真っ赤に塗られた赤壁のあるお寺ですとか。

 海の幸がとにかく豊かで、スーパーなんかだと安い!旅先で生魚を買うわけにはいきませんが、お造りくらいすぐ作ってくれると思います。

 地酒が今ひとつ数がなかったかな…(^^;

 小倉までの便利が良いのが、この町の観光にとってはマイナスなのかも知れませんが…。
観光客に福沢さんプレゼントとかやってくれたら、みんな行くでしょうにねぇ(^^;


ほりうち@仙台
【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.50 (Re:36) Re: 【九州】18きっぷでスタンプラリーの旅(その2)
井筒 秀明(mawc9572) 2007-04-11 00:02:56
柾岡 淳夫さん、こんにちは。

>小倉で下車しモノレールに乗りました。終点までは行かずに途中で折り返しました。

私の場合、おそらく柾岡さんの行かれたであろう場所の近くから西鉄バスに乗って下曽根へ抜けているような気がします。

旧北九州空港の時代は飛行機降りて下曽根まで歩いてからこのルートが定番でした(謎)                               

                                      井 筒  秀 明

-- CMN v0.50dβ --
【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.45 (Re:28) 【九州】18きっぷでスタンプラリーの旅(その3)
柾岡 淳夫(dtft2462) 2007-04-10 02:22:58
最終日は中津の街中散策から始めます。散策の最初のポイントは宿から程近くの中津郵便局(^^;です。その次が福沢通り郵便局で(^^;;と郵便局めぐりが主体のような様相ですがさにあらず。たまたま経路上に郵便局があっただけです(^^;

ということで、最初に訪れたのが福沢諭吉旧居。古い木造の平屋の建物があるだけなんですが、福沢諭吉に関する資料などは敷地内に別に建てられた「福沢記念館」に詳しく説明がありました。

ここでは福沢諭吉の経歴等の紹介の他、慶応義塾の歴史なども解説がありました。

出口近くに1万円札が2枚飾られていました。よく見たら現行のものと1代前のものの2枚で、お札と共に、1代前のものは日銀総裁から、現行のものは日銀大分支店長からの「贈呈」の文書が添えられていました。肖像に使われた「福沢諭吉」縁の地ということで中津市あてに日銀から贈られた特定番号の紙幣でした。ナンバーはいずれも「A0000001B」でした。

福沢記念館を出て次は大江医事資料館は向います。ここでも中津豊後町郵便局があって、そこに立寄ってから向いました。観光用の案内地図に従って歩きますが、それらしきところに目指す資料館が見当たらず、行きつ戻りつしましたら最初に曲がったところを少し先まで入ったところにありました(^^;

こちらは医療関係の器具などの展示はあまりなく、中津の医療に携わった「人物史」的な展示内容でした。もちろん建物は「大江」医師の診療所跡で、なんとなく診察室の場所が伺えるものでした。建物奥には薬草園もあって、それらを見てから次のポイントに向いました。

次は中津市歴史民俗資料館です。こちらは雑多の展示物がありました。その中には大分交通耶馬渓線関連のものも。ただ単に置かれているだけで説明らしいものはないに等しい状態でしたが…。

その次は村上医事資料館です。医事関係の資料館が2館もあるのは不思議でしたが、こちらも福沢諭吉の影響があって医療の研究が積極的に行われていたということがあるようです。
こちらでは、担当の方が細かくご説明くださいました。

これで中津の散策は終了。駅に向いました。

駅前のスーパーで昼食を買って列車に乗り込みます。もう18きっぷは残っていませんので、今日はソニックで博多まで移動します。近くに2枚きっぷのばら売りをしているところはないかと探しましたが、どこにも見当たりませんでした。市内散策はその意味もあったのですが(^^;

小倉で座席を回転。折尾発車までは記憶があるのですが、その後の記憶はほとんどありません。香椎着の放送と停車したことは記憶がありますが、その次には博多着で他の乗客の方に起されるまで完全に寝てました(^^;;

眠気覚ましに博多駅構内の喫茶店でお茶してから駅周辺を探訪。その後福岡空港へ。お約束の「ワイワイカードで東比恵下車」を実行しました。降りなければ230円引かれるところが、降りれば160円で済むという「知る人ぞ知る」裏技です。

福岡空港ではとんこつラーメンを食べてから伊丹空港経由で帰宅しました。

(終わり)

       柾岡 淳夫

-- CMN v0.50dβ --