石田 敏弘(dnmp2980) 2007-04-24 00:09:43 |
こんにちは、石田 敏弘です。
いよいよ来週からゴールデンウィークに入ります。毎日通る駅の窓口でも指定券を求める長い列が目に入りますね。 観光地は大勢の人たちで賑わうでしょう。また、この時期だけに運転される臨時列車も多く、汽車旅派には話題豊富な時期ですね。この【談話室】ではゴールデンウィークの汽車旅の予定を紹介しましょう。また行った場所の報告も大歓迎ですよ。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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Nob3(mnde3154) 2007-04-24 23:19:00 |
名古屋に住むNob3といいます。いよいよ来週からゴールデンウイーク。私は【完乗】掲示板に詳しく書きましたが、九州完乗を目指して出かけます。その中で汽車旅としてとても気になっているのは、人吉→宇土間で乗車予定の九千坊号です。どんな車両を使うのか、一部指定席ということはそんなにも需要があるのか、とても気になります。しんぺい号のような観光イメージは出てこないですが、どんな存在なのでしょうか?もしかして、九州新幹線開業前のしんぺい号を思えばいいのですか?どなたかご存じの方が見えましたら教えてください。旅のレポートは改めて書き込みますのでよろしくお願いします。
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石田 敏弘(dnmp2980) 2007-04-25 02:23:25 |
こんにちは、石田 敏弘です。
Nob3さん、九州完乗を目指しての汽車旅ですね。全線完乗まで最後の一踏ん張りでしょうか。 >その中で汽車旅としてとても気になっているのは、人吉→宇土間で乗車予定の九千坊号です。どんな車両を使うのか、一部指定席ということはそんなにも需要があるのか、とても気になります。しんぺい号のような観光イメージは出てこないですが、どんな存在なのでしょうか?もしかして、九州新幹線開業前のしんぺい号を思えばいいのですか?どなたかご存じの方が見えましたら教えてください。旅のレポートは改めて書き込みますのでよろしくお願いします。 はて?どんな車両が使われているのでしょうね。ネット等で調べれば解るでしょうけど、これは当日までのお楽しみにしておきましょうか。完乗掲示板の書き込みを拝見しますと、人吉ではくまがわ鉄道に乗るために何度か通るみたいですね。もし乗換えの時間が有りましたら、この掲示板で話題になった駅弁の立ち売りを眺めたり、もっと時間が有りましたら、駅前にも温泉がありますのでそちらで休憩するのも面白そうです。 あと肥薩線から眺める球磨川の流れは悠々としていて、見ごたえ有りますよ。そちらも楽しみですね。なにはともあれ、せっかく九州まで行かれるのですから、あれこれと汽車旅を楽しんできてください。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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Nob3(mnde3154) 2007-05-06 00:13:24 |
この連休、前に書いたように九州に行って来ました。今回から順を追って旅のレポートを書きたいと思います。長期連載になると思いますので最後までよろしくおつきあいをお願いします。
4月29日、名古屋からのぞみ1号で九州入り。近々東海道新幹線から消えてしまう500系に乗って博多までダイレクト。私にとっての500系は、東京乗り入れ直後に東京−名古屋間で乗って以来の2回目。今回が初の300キロ体験となりました。 途中京都で、私の斜め前の席に駅員さんに案内を受けながら年老いた方が乗ってこられました。目の障害を持たれているようで白い杖を持っていました。姫路を通過する頃、何気なくその障害者の方を見ると、足下に盲導犬が乗っているではありませんか。犬が乗っているとはびっくりしました。乗り込むときも全く音を立てず、新幹線乗車中もご主人様の足下でじっとしているのでした。小倉で下車されるまでの約2時間半。一言も吠えることもなく、動き回ることも、オシッコをすることもなく、じっとしていました。知識として盲導犬はスゴいということは知っていましたが、実際に直接目で見ると、そのすばらしさには感心させられました。 自分はバリバリの健常者です。悪いとは知っていながらも、ついつい障害者の方を別物に見てしまう傾向があります。しかし今回、盲導犬のすばらしさや、障害者の方が一般社会になじもうとするがんばりを見ることで、自分自身の視野の狭さを見せつけられたと同時に、障害者の方に対する見方を改めさせてもらうことになりました。 ちなみに、山陽新幹線での300キロ体験。はっきり言って、車内の字幕テロップが300キロ運転をしている旨の案内がないとさっぱりわかりません。それだけ安定した走りになっており、ごく普通の運転であったということです。博多駅へ着いてみて、名古屋から3時間15分で着いてしまったんだなあと思ったとき、初めて新幹線の速さはスゴいんだなあと実感したのでした。 この旅行、最初の新幹線からいきなり心打たれる内容でスタートしました。感動に打ちひしがれながら、乗り換え改札を抜けてリレーつばめに乗り継ぎました。続きは次回のレポートにさせていただきます。 この報告中、障害者の方を軽視するともとれる表現がありますが、悪気は全くありません。今回の体験を機に、自分自身も見方をなおしていきますので、意図はご理解いただきたくよろしくお願いいたします。 |
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石田 敏弘(dnmp2980) 2007-05-07 03:13:05 |
こんにちは、石田 敏弘です。
nob3さん、レポートをありがとうございます。 500系の300km/h運転を体験されたようですね。私は恥ずかしながら500系に乗ったことが無いのですが、友人の話を聞くと、感想が2つに分かれるようです。nob3さんのように普段の運転と変わらなかったと言う方。もう一方は別世界だったという方です。 300系だけとはいえ毎日運転しているわけですから、異常な乗り心地があるわけがありませんので、運転が安定しているという感想は当然でしょうね。私はどちらかというと後者のほうで、書いた通り500系には乗車したことがありませんが、200系時代の東北新幹線からE2系に乗った時にはさすがに早いなーと思いました。速度差は50km/hぐらいでしょうか。それは極端な例えをすれば50km/hと100km/hの違いがありましたよ。 感じ方については個人差がありますので、これ以上は避けますが、 >博多駅へ着いてみて、名古屋から3時間15分で着いてしまったんだなあと思ったとき、初めて新幹線の速さはスゴいんだなあと実感したのでした。 この点については皆さんは同じような感想を持ったようです。500系の場合は山陽新幹線の区間、東北新幹線の場合は、特に高速運転をする東北地方ではこの感じ方が強いようですね。 私の知人にも、盲導犬と一緒の行動をする方がいます。一昔前は犬と一緒ということで入店を断られた飲食店もあったようです。さすがに今では殆ど無いようですが、前者の場合は盲導犬は入口でじっと待っていますし、店内に入っても大勢の人の足元でじっとしています。時にはしっぽを踏まれたりするようですが、その際にも驚かずにじっとしてます。よく訓練されたものだと感心しました。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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Nob3(mnde3154) 2007-05-08 00:41:49 |
旅のレポート、初日博多駅に到着してからのお話です。
博多駅でリレーつばめ9号に乗り換え。有明用4両編成を増結した11両編成。指定席は満席であると車内放送されるが、自由席は3割程度の乗車率。ガラ空きに近い自由席と満席の指定席。混雑率的には逆ではないかと思いたくなるけれど、新幹線からの乗り換え客を中心に出発地で指定券を押さえている人が多いのだろう。時期が時期だけに、地元の短距離客は少ないのだろう。おかげでゆったりしながら大牟田へ。 西鉄特急8000系を期待して、駅の発車表示を見ると、3扉。『8000系は確か2扉だったような?』という思いが巡る中やってきたのは5000系。かなり古めの車両はオールロングシート。がっかりしながらもこの列車に乗車。先頭に陣取ってすれ違う車両を見ても8000系はやってこない。でも、田園風景の中を淡々と走っていく姿はとても楽しい時間でした。二日市で乗り換えて太宰府を往復。二日市からは最新車3000系。3扉転換クロス。私にとって西鉄特急歴代4回目のチャレンジにして初めてクロスシート車。わずか15分で天神へ。2000系・8000系と2扉クロスシートと西鉄特急が受け継がれていたが、とうとう3扉特急車の登場となってしまったのだなあと、半分がっかりしてしまいました。 博多駅へ戻り今度は篠栗線へ。雰囲気の良さを感じて長者原で途中下車。立体交差の駅をじっくり見てきました。篠栗線のホームから跨線橋を上がり、香椎線ホームを通して見える景色はダイナミック。『田舎になってしまった八丁畷』という表現がぴったりなのかもしれません。新飯塚からは後藤寺線のキハ31に乗車。モケットは変えられてしまったが、紛れもなく0系新幹線のバッタンシート。中間肘掛けが向きにあわせて角度が変わるというのはこのシートの特徴です。通路側肘掛けに収納されている回転テーブル。使用は出来ないけれど、当時の案内シールが残っていたのは約20年以上前を思い出させてくれて、飛び跳ねて喜んでいました。 駅構内がだだっ広い後藤寺駅。非電化のため架線柱もないのでよけいに広く感じます。ここからは平成筑豊鉄道に乗車。運転手さんから1日乗車券を購入。金田で直方行きに乗り換え。田川伊田から直方まで複線非電化区間。南直方御殿口からは筑豊放線と併走。かつては筑豊本線も非電化。つまりかつてのこの区間は、非電化の複々線区間。都市に住んでいる自分にとって、複線といえば列車がたくさん走っている電化区間が常識であるが、ここでは全く別の世界。非電化の複線区間を走る1両キリのレールバス。複線の線路を持つ赤字ローカル第三セクター鉄道って他にあるのでしょうか?都会的な複線区間と、非電化ローカル線のミスマッチが頭の中で混乱していました。直方で折り返して行橋へ。田川伊田からは単線区間。山の中へと列車は入っていきました。ようやく自分の頭の中が落ち着いてきましたところで行橋に到着です。 数少なくなったブルートレイン。東京行き寝台特急富士を見送って自分はソニックに乗って別府へ。今夜は別府。駅前の展望温泉付きのビジネスホテルで泊まりです。食事は、大分名物のとり天とだんご汁をつまみにむぎ焼酎で一杯。鉄道の楽しみ、温泉の楽しみ、食べる楽しみを存分に味あわせてもらった九州旅行1日目でした。 |
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Nob3(mnde3154) 2007-05-10 00:05:58 |
九州乗り回しの旅、2日目は別府からにちりん1号でスタート。やってきたのは元ハウステンボス用の485系。外観もさることながら黒を基調にした内装は落ち着きのある空間です。どこかハウステンボス号の名残はないかと探していたら、デッキと客室の仕切ドアの上部にハウステンボスのロゴシールが残っていました。
美々津を通過して、宮崎リニア実験線が見えてきました。逆T字型のレールが万里の長城のように延びています。しかし今は使われていないようです。所有はJR総研のようですが、ホームページを見ても現在どのように使われているかはわかりません。とても気になる存在です。そうこうしているうちに宮崎着。今度は日南線に乗ります。フェニックスの木がそびえる国道と併走しながら、キハ40単行の気動車はゆっくり走ります。やがて国道と離れ山間部へと入っていきます。のどかな雰囲気は毎日の生活からかけ離れた別世界に入った感じでした。 志布志からはバスで国分へ。国分からは鹿児島へ行くため普通電車に乗りました。車内放送から、この電車は竜ヶ水に止まる案内が流れてきました。普通列車も一部しか止まらない竜ヶ水。どんな駅か気になって途中下車することにしました。駅付近に家は数軒あるけれど、人の住んでいる気配はありません。完全に廃屋でした。すぐ横には国道が走っているのですが、歩いてみても人が生活しているような場所には辿り着けそうにありません。 この竜ヶ水駅。平成5年の鹿児島集中豪雨で列車がこの駅に閉じこめられ、そこへ崖崩れが起こり列車を潰してしまったという悲しい過去を持っています。下りホームにはそのことを残す記念碑が建っています。駅にいてこの記念碑に刻まれた文章を読んでいると、そのときの恐ろしさが頭の中に出てきます。それほど怖い場所といってもおかしくなかったですが、反対方向を見ると桜島の全景が見える大パノラマも楽しむことが出来ます。都市の外れにある秘境駅。貴重な体験をしてきました。 鹿児島駅からは市電に乗ります。車両は超低床車ユートラム。鹿児島駅前からは私を含めてわずか3人の乗客。しかし先を進むにつれて徐々にお客さんが増え、途中の交通局前付近では満員状態。終点谷山まで座席がすくことはないまま走りました。市電が短距離客を中心に、市民の足となっているのを感じました。鹿児島中央駅へ戻り夕食の時間。駅前アーケード街にある定食屋に入り、さつまあげ定食を食べました。さつまあげそのものは何回でも食べているのですが、メインのおかずにして食べたのは初めてでした。それだけにゆっくりと味わって食べました。鹿児島からはきりしま16号で宮崎へ。そこからドリームにちりんで今夜の宿となりました。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2007-05-11 19:02:59 |
Nob3さん、こんにちは。
竜ヶ水駅の駅には、いま、こんな石碑が建っているのですか。 回りは、災害防止のために山の斜面がしっかりコンクリートで固められていますよね。 駅名からして、古の時代から鉄砲水が襲っていた地区であろうと予想されるものですが、あの災害時には、地元出身の車掌さんが豪雨の中、山側からの出水を異状と感じて乗客全員を駅外に誘導していたお陰で乗客の犠牲者がゼロという快挙となったんですよね。当時の報道で絶賛されていたことを覚えています。 一方、すぐ下を走る国道は、同じく崖崩れによって進めなくなって渋滞。そこにこの崖崩れなので、直撃を受けた車が海に流されて、漁船等に助けられた方もおいでになったものの、たしか犠牲者もでたように記憶しています。 仰るように、天気の良い日は凪いだ海の向こうに桜島が眺められる平穏なところだけに、その落差は大きく、自然災害の恐ろしさを痛感させられるところですよね。 伊藤 博康 |
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石田 敏弘(dnmp2980) 2007-05-12 03:58:52 |
こんにちは、石田 敏弘です。
>仰るように、天気の良い日は凪いだ海の向こうに桜島が眺められる平穏なところだけに、その落差は大きく、自然災害の恐ろしさを痛感させられるところですよね。 竜ヶ水は車窓の景色が良い場所として知られていますよね。私も昨年の夏にこの区間に乗車しましたが、朝の穏やかな鹿児島湾の景色に、思わずウトウトしてしまいました(^^)。 この景色はカルデラですから、その周縁部には急斜面の場所を造り、その地形に火山灰が堆積したシラス台地は、土砂災害を引き起こします。その代表的な場所が竜ヶ水地区・・・・と学生時代に受けた講義を思い出してしまいました。乗客を誘導した乗務員さんはこのような学問的な位置づけはともかく、此処が危険地帯だということを御存知だったようですね。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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Nob3(mnde3154) 2007-05-13 00:10:33 |
レスありがとうございます。
あの竜ヶ水駅の石碑。あの災害で崩れてきた岩で作られています。あんなデカい物が崖の上から落ちてきたのですから、『怖い』としかいいようがないですね。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2007-05-14 18:15:30 |
Nob3さん、こんにちは。
> あの竜ヶ水駅の石碑。あの災害で崩れてきた岩で作られています。 へぇ〜 そうなんですか。 随分大きいですよねぇ。直撃を喰らったら生きてられないですね・・・ この手の記念碑は、肥薩線の真幸駅ホーム端にあるものに続いてJR九州管内では二つ目になるのでしょうか? 伊藤 博康 |
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石田 敏弘(dnmp2980) 2007-05-12 03:58:50 |
こんにちは、石田 敏弘です。
>美々津を通過して、宮崎リニア実験線が見えてきました。逆T字型のレールが万里の長城のように延びています。しかし今は使われていないようです。所有はJR総研のようですが、ホームページを見ても現在どのように使われているかはわかりません。とても気になる存在です。 このリニアモーターカーが速度の世界記録を出した時の映像は覚えています。高架線上を、まさに矢のように疾走していました。子供心にも「未来」を感じましたね。今ではリニア実験線は山梨に移っていますので、此処が再び注目されることは無いでしょうけど、解体撤去するにも費用がかかりますから、しばらくは放置されるのでしょう。でも単調な沿線風景によいアクセントにありますね。 >志布志からはバスで国分へ。 Nob3さんは御存知かとは思いますが、この区間には大隈線が走っていました。また志布志から西都城へは志布志線が通じていて、志布志駅は3路線が集まる鉄道の要所だったわけです。私は日南線を含めて国鉄末期に乗りましたけど、夏の盛りでしたので、とにかく熱かったことだけを覚えています。バスの車内から廃線跡は見えましたか?。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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Nob3(mnde3154) 2007-05-13 00:15:39 |
レスありがとうございます。
志布志駅がかつては3方向へのびる鉄道の分岐点であったこと。私ははっきり知っていますが、乗ったことはありませんでした。残念ながら廃線跡は全くわかりませんでした。と言うよりは、そのような意識は全くありませんでした。ただ、改めて地図で確認しましたが、国分へ向かうバスは鉄道廃線跡とは全く違う区間を走るので意識していても見つけることはほぼ不可能であったと思います。 |
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Nob3(mnde3154) 2007-05-13 00:05:14 |
九州旅行3日目は、西鉄貝塚線巡りからスタート。3月一杯で新宮−津屋崎間が廃止になってしまったこの路線。廃止前に行きたかったと思っても後の祭り。新宮から先の区間は、今でも電車が走れるような状態のままでした。架線柱と架線、レールだけが寂しく残っていました。電車にはかなりに人数の客さんが乗っていたのですが、新宮で接続する代行バスを見には、たくさんの人が乗っているような感じには見えませんでした。廃線になって代行バスになると、どこに限らず、必ずといってもいいほど鉄道時代より利用客が減ってしまいますね。鉄道ファンである自分が見ても非常に残念です。
貝塚から地下鉄に乗り移り、今度は地下鉄七隈線を狙います。天神駅には七隈線乗り換え専用改札機があります。もし間違えて、天神下車用の改札機にきっぷを入れてしまったら、係員を呼んで大変なことになるでしょう。地下街を歩いて天神南駅へ。この距離が長いのには参った!!地下街散策でもしながらの移動ならばおもしろいだろうけれど、単なる移動には、つらい物があるように感じました。肝心な七隈線。ミニ断面地下鉄として非常にコンパクトに作られているのですが、明るく開放的で、非常に乗り心地もよい車両でした。ただ、地下区間なので景色の楽しみはないなど、観光的にはおもしろくも何ともない路線でした。 天神へ戻って、ここから唐津・佐賀を経て伊万里へと向かいます。西唐津の車庫で見たのはキハ125。久大本線用に登場したキハ125。唐津にきているとは思っていませんでした。軽快な走りの車両で私のお気に入りの車両の一つです。唐津線では乗れませんでしたが、肥薩線西部区間でキハ125に乗ることができ、快適に伊万里へ向かいました。 その後有田へ移動。有田では陶器市が開催されており、駅前からずーっと陶器屋さんの露店が並んでおり、迫力満点です。ちゃわんや皿、湯飲みなど、本当にたくさんの物が並んでいます。時間が余りなかったのでじっくり見ることは出来ませんでしたが、機会を見つけてゆっくり回りたいと思いました。 次は松浦鉄道をぐるっと回って佐世保へ向かいました。途中の松浦発電所前。このあたりは坂のアップダウンがかなりある区間で、山の中腹から発電所を見下ろすという体験をしました。上から見る火力発電所。燃料のコークスが広く置いてある姿は初めて見ました。そして日本最西端の2本線路の鉄道駅、たびら平戸口。着いては見たものの、最西端へ来たという実感はありません。車窓からちらっと見えた平戸大橋。昔、この橋の下をビートルで走り抜けたことを思い出しました。左右ではなく左石をすぎて佐世保市中心部へ。駅間隔が短くなり小刻みに停車。ようやっと佐世保に到着です。佐世保からは諫早に移動して今日はここで宿泊です。 この日は強烈な印象を受ける物はなかったけれど、静かなローカル線で気持ちを休めることが出来た一日でした。 |
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石田 敏弘(dnmp2980) 2007-05-16 02:15:58 |
こんにちは、石田 敏弘です。
>地下街を歩いて天神南駅へ。この距離が長いのには参った!!地下街散策でもしながらの移動ならばおもしろいだろうけれど、単なる移動には、つらい物があるように感じました。肝心な七隈線。ミニ断面地下鉄として非常にコンパクトに作られているのですが、明るく開放的で、非常に乗り心地もよい車両でした。ただ、地下区間なので景色の楽しみはないなど、観光的にはおもしろくも何ともない路線でした。 私も地下鉄七隈線に乗った時には天神の地下街を歩きました。早朝だったので、店もあまり開いていなくて、延々と歩かされたのには閉口しましたよ。車両は書かれている通り、明るくて開放的で良かったです。特に先頭部から見事に前面展望が出来て、単調な地下鉄の旅行を楽しませてくれました。 ところで、七隈線は往復されました?。私は終点の橋本駅から姪浜へのバス路線を使ってショートカットしました。余談ですが「橋本駅前」バス停と、隣の「橋本二丁目」バス停は歩道を挟んで10メートルぐらいしか離れておらず、何とも奇妙な光景になっています。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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Nob3(mnde3154) 2007-05-14 23:33:17 |
4日目は島原鉄道と長崎電気軌道を巡ります。朝7時過ぎに諫早駅へ出向きました。駅業務は完全にJRが握っており、島原鉄道は自動販売機が1台あるだけです。島原半島のバス・鉄道が乗り放題で温泉入浴も出来る『島原湯悠券』を購入します。有人駅で購入するとイラスト入りのフルカラーチケットになるのだろうけれど、ここ諫早駅では自動券売機での販売。しかしそこは自動販売機の弱み。自動販売機から出てきたきっぷは、文字だけで印刷された味気ないきっぷ。少々がっかりでした。
乗る列車は昭和36年製のキハ20。しかも3両編成。何とも言えない懐かしさを感じて乗車します。有明海に沿ってのんびりと走るにはこのキハ20はぴったりでした。この雰囲気、文章では表現できない落ち着きを持っています。約1時間ちょっとで島原に到着しました。 わき水の町島原を散策して今度は観光トロッコ列車に乗ります。このトロッコ列車、語り部の方から雲仙普賢岳大噴火を中心にした島原のお話が聞けます。途中の水無川を見ると、今でもあの当時の被害を垣間見ることが出来、一昨日の竜ヶ水に続き、自然の恐怖を感じさせてくれるものでした。列車は島原から深江の折り返し運転で、私は帰路の島原外港駅で下車しました。湯悠券の入浴券を使って温泉に浸かります。ゆったりとお風呂に入り今までの旅行の疲れを一気に吹き飛ばしました。温泉でリフレッシュして次は島原鉄道終点の加津佐へと向かいます。駅の時刻表によるとワンマンの表記なので、キハ2500を期待していたら、やってきたのはキハ20。当然ツーマン運転です。たまたまこの日が運用変更だったのか、これが正規なのかはわかりませんが、キハ20で島鉄全線走破が出来て非常にラッキーでした。外港から加津佐間は来年3月末で廃止になってしまいます。残念ながら終点に近づくにつれて乗っている客のほとんどが鉄道ファンばかりになり、地元のお客さんはごく少数になっていました。たった1回の乗車で物をいってはいけないかとは思いますが、この実態では廃止になることは仕方ないのかもしれません。加津佐からはバスで諫早へ。バスも乗れる湯悠券は魅力です。結果島原半島を1周しました。 浦上へ移動して長崎の市電に乗ります。1日乗車券を買おうと駅前をうろうろしてもどこで売っているのかわかりません。駅へ戻って窓口氏に尋ねると『ここで売っています』と、願ってもない返事。早速購入することにしました。すると窓口氏はマルスの操作。なんとマルスから1日乗車券が出てきました。観光協会やみやげ物売店で買えばフルカラーイラスト入りであるけれどマルス券は文字だけの味気ないチケット。効力は一緒だけれど、少々ガッカリです。 市内を電車で巡り、曙橋付近にあるレストラン『きっちんせいじ』で、長崎発祥の洋食『トルコライス』を食べました。このきっちんせいじ。入り口が路面電車の形になっており、中の座席も市電のシート。長崎の電車に関する写真や資料などでいっぱいです。まさに電車のレストランです。 電車巡りも終わり、長崎駅から白いかもめに乗って博多へ戻ります。6号車の最前部の座席に座って、前方パノラマを楽しみます。885系電車の運転席との仕切ガラスは、ブレーキがはずれると透明になるという優れものです。順調に走っていったのですが、鳥栖の一つ手前、肥前麓で停車。鹿児島線で人身事故が発生し運転見合わせとなってしまったのでした。こうなるとただ待つしかありません。止まっている列車は何とも退屈なもの。ようやっと動き出したのは約30分後。ノロノロと走って鳥栖へ到着。そこからもゆっくり走り出していきます。最前部の席なので信号がよく見えます。赤信号がともっているのが前方に見えます。すぐに列車は止まってしまいます。青に変わって走り出すとその先でまた停車。最終的に約1時間遅れで博多に着きました。 日付が変わった頃、博多からドリームにちりんが発車。今夜はここが宿になります。 |
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石田 敏弘(dnmp2980) 2007-05-16 02:39:03 |
こんにちは、石田 敏弘です。
島原鉄道と長崎電気では、味気ないきっぷで残念でしたね。私はコレクションの趣味はないのですが、それでも観光で訪ねた時には、ふだんのきっぷとは違った様式のものが欲しくなります。長崎は駅の中にある観光案内所で取り扱っていたと思いますが、かなり昔の話なので、今では違うのかもしれません。 それにしても、島原鉄道では、味のある車両ばかり乗られたようですね。トロッコ車両の独特の乗り心地は旅行気分にさせてくれます。また国鉄時代には何処でも見られたキハ20は、すっかり姿を消してしまいましたね。島原鉄道でもいつまで活躍していくかは分かりませんが、のんびりと走るには丁度いい車両です。 > 市内を電車で巡り、曙橋付近にあるレストラン『きっちんせいじ』で、長崎発祥の洋食『トルコライス』を食べました。このきっちんせいじ。入り口が路面電車の形になっており、中の座席も市電のシート。長崎の電車に関する写真や資料などでいっぱいです。まさに電車のレストランです。 このような店が有ったのですか。長崎はかなり前に汽車旅フォーラムのオフで訪ねたきりになっていますので、また訪ねてみたい都市のひとつです。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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Nob3(mnde3154) 2007-05-18 23:09:47 |
博多駅を1時間以上遅れて出発したドリームにちりん。終点の宮崎空港には定刻に到着しました。プラットホームに降り改札口へ向かうとそこにいたのはこの列車の車掌さん。駅業務は7時からのため、この時間は車掌さんが集札業務をしていました。宮崎空港で土産物屋を見ると、どこを見てもそのまんま東さんのイラストやポスターばかり。知事に就任してその知名度で観光PRを大々的にやっているのが伝わってきます。
南宮崎経由で都城へ。次は吉都線に乗ります。山の中の開かれた区間を走る吉都線。とても心を和ましてくれる雰囲気です。えびの付近では横に高速道路が見えてきます。そこには高速バスがビュンビュン走っていました。私自身も昨年の夏はサンキュウパスで乗り回していました。 吉松からは、しんぺい号に乗って峠越えに向かいます。この日は所定の2両の他にキハ31を増結した3両編成でした。指定席は完売、自由席もあふれる人。指定席車両にまで自由席の人が入り込み、ゆったりと景色を楽しむということは出来ませんでした。観光ガイドのアナウンスも、車内の騒音にかき消されてしまい、観光列車を楽しむという世界にはなれませんでした。非常に残念です。 吉松からは、くまがわ鉄道に乗って湯前を往復します。ちょうどこの日、多数の高校生が乗り込んでおり、1両のレールバスは超満員。下手したら積み残しというレベルまで混み合いました。生徒たちに聞くと、いつもはこれほどには混まないと話をしてくれました。徐々に生徒たちも下車していき、湯前に着く頃にはごくありふれたローカル線の様相になっていました。 吉松に戻り、快速九千坊号に乗ります。この旅で私が一番気になっていた列車です。車両はキハ31の1両。2人掛け転換シートを向かい合わせにしたところに畳が敷かれており、ミニお座敷状態になっています。この部分は指定席で、一人掛けシートやロングシートは自由席になっています。運行はワンマン、車内アナウンスでは観光案内も流れます。この案内テープの台本と、肥薩線の写真集も車内に置いてあります。私が乗ったこの日、指定席には2人、自由席には私を含めて6人程度と、乗車数は寂しい限りでしたが、静かな車内で観光ガイドを聞きながらゆったりと景色を楽しみ充実した時間を過ごせました。途中くまがわ下りの船と併走もしました。 宇土からは三角線を往復。熊本に入って市電を始発の田崎橋から終点の健軍まで乗り通します。今日の鉄道はここまでです。この後ホテルにチェックイン。町へ出て熊本にしかない中華料理、太平燕(タイピーエン)を食べに行きました。わかりやすくいえば、五目春雨スープ。横浜のサンマーメン、名古屋の台湾ラーメンなど、地方都市の中華料理は非常に興味が沸きます。おいしくて満足したその足でコンビニに寄ると、太平燕のカップ麺を発見。思わず自分へのおみやげに買ってしまいました。 ゆったりのんびりと景色を見て列車に揺られ、最後はおいしいもので満腹になるという、実に充実した1日でした。 |
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石田 敏弘(dnmp2980) 2007-05-22 02:05:57 |
こんにちは、石田 敏弘です。
> 吉松からは、くまがわ鉄道に乗って湯前を往復します。ちょうどこの日、多数の高校生が乗り込んでおり、1両のレールバスは超満員。下手したら積み残しというレベルまで混み合いました。生徒たちに聞くと、いつもはこれほどには混まないと話をしてくれました。徐々に生徒たちも下車していき、湯前に着く頃にはごくありふれたローカル線の様相になっていました。 重箱の隅をつつくようですが、吉松ではなくて人吉ですね(^^)。 人吉は昨年の夏に訪ねました。駅近くに温泉があって、旅の汚れを落としたものです。くまがわ鉄道へは国鉄湯前線時代に乗ったきりで、沿線の様子などはすっかり忘れてしまいました。球磨焼酎の産地で、多くの酒蔵が有るようですので、そちらに興味がある私はもう一度乗り直したい路線の一つになっています。 快速九千坊号は、一部が畳敷きのキハ31系でしたね。こちらは以前に「いさぶろう」「しんぺい」に使われていて、その時に乗ったことがあります。夏休みでしたので混雑気味でしたが、お座敷の上では家族連れが足を伸ばしてくつろいでいました。 その車両に乗っての球磨川の流れは、なかなか良かったでしょ?。私のお気に入りの区間のひとつで、ゆっくりとした流れを眺めながらの汽車旅は、思わず居眠りしてしまいそうです(笑)。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2007-04-25 18:59:06 |
ゴールデンウィークというと、指定席が取れるかという心配もありますが、「NEWS RELEASE:JR&私鉄」掲示板#22に、20日付でJR東海が発表したゴールデンウィーク期間中の指定席予約状況がでています。
同リリース文によると、新幹線・在来線ともに昨年よりも予約率が向上しています。期間内の提供座席数は昨年度比1%増ということですが、予約が新幹線で13%増、在来線で6%増ですから、人気の時間帯の列車の指定席予約は難しそうですね。 また、ピークの予想は、下りが5月3日(木・祝)で、上りは新幹線が5月6日(日)で在来線特急は5月5日 (土・祝)だそうです。3連休となる前半よりも、4連休となる後半が混雑するのは、まぁそうだろうなという予想ですよね。 なお、そのピークとなる5月4〜6日に「のぞみ」を計12本臨時運転するそうです。時刻表に掲載されていない追加運転ということです。 鉄道フォーラム・マネジャー 伊藤 博康 |
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石田 敏弘(dnmp2980) 2007-04-30 13:27:26 |
こんにちは、石田 敏弘です。
さて私もゴールデンウィークに突入しました。4月28日からの3連休を使って、汽車旅仲間と久しぶりに福生市の石川酒造に行ってきました。こちらは何度も行っていますが、みなで行くには良い場所にあります。 http://www.tamajiman.com/ 敷地内に入ると御神木の夫婦欅の新緑が綺麗です。それ以上に八重桜が見事な花を咲かせていました(^^)。ソメイヨシノより赤みがかった大きな花、桜吹雪の下で花見酒という趣向です。いつも以上に美味しく頂きました。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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石田 敏弘(dnmp2980) 2007-04-30 14:46:45 |
こんにちは、石田 敏弘です。
元発言の石川酒造は東京駅から中央線青梅線の直通特別快速に乗れば1時間少々と、決して不便な場所ではないのですが、暇な日曜日にフラっとという距離でもありません。飲み会は夕方からだったので、一緒に行った仲間達はそれぞれが他の場所に行ってから、集合場所に来たようです。 私は埼玉県小川町に行ってきました。ちょうど里山歩きのイベントが行われていたようで、駅前はなかなかの賑わいです。ちょうど前日に夕立のような強い雨が降って埃が流されたようで、新しい葉を出した木々の緑が見事でした。 小川町から拝島までは八高線の汽車旅です。この区間はディーゼルカーで、新緑の景色をなかをゆっくり走ります。ボックスシートに座れば汽車旅気分ですが、春の暖かい陽射しに包まれて、車内は居眠り大会(^^)でした。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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石田 敏弘(dnmp2980) 2007-04-30 15:06:25 |
こんにちは、石田 敏弘です。
別な仲間は青梅線河辺駅からバス10分の場所にある塩船観音寺に寄ってきたそうです。こちらはツツジが有名だとか。それを紹介したサイトが有りましたので、紹介しておきましょう。 http://wadaphoto.jp/japan/sio1.htm お寺の境内いっぱいに広がるツツジは見事!です。サイトの画像は昨年のもので、今年は盛りまであと少しのようでした。ゴールデンウィーク後半には見頃になるみたいですから、その頃に訪ねてみるのも良いでしょう。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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石田 敏弘(dnmp2980) 2007-05-01 16:07:01 |
こんにちは、石田 敏弘です。
別の仲間は秩父の芝桜を見てきたようです。 最寄り駅は西武秩父線の横瀬駅なので、西武鉄道では数年前から宣伝に努め、各駅では桜の開花情報を掲示しています。また池袋から直通電車を増発したりと、人気を集めるようになりました。実際に4月下旬の3連休は天気に恵まれたおかげで、すごい人出だったようです。 いつもはのんびりした雰囲気の西武秩父線は、この時ばかりは大賑わい。普段は通勤通学輸送の黄色い電車が大挙として乗り入れてくるだけでなく、2扉クロスシートの4000系が大活躍したいたようです。それでもさばききれずに、なかなかの混雑だったようです。 この芝桜だけでなく、沿線には義経伝説の顔振峠、子の権現、伊豆ヶ岳と、東京西部や埼玉エリアではポピュラーなハイキングコースが目白押しです。平日は小学生の遠足、休日は家族連れのハイキングで賑わいますので、新緑を求めて訪ねるにはちょうど良いかもしれませんよ。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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ゆきむら(cxsw5719) 2007-05-01 20:43:02 |
石田 敏弘さん、こんにちは。
石川酒造にご一緒させていただきました。 皆さんと合流する前、私は石川酒造最寄り駅の拝島から比較的近い同じ青梅線の西立川駅から国立昭和記念公園に行ってきました。 http://www.ktr.mlit.go.jp/showa/ この日は、みどりの日改め昭和の日第一回目ということで、入場無料。園内は大勢の家族連れで賑わっていました。チューリップとツツジが目に付きましたけど、それよりも人間の方が圧倒的に多かったですね(^^) 園内をぐるり一周しましたが、同じ出口から戻ったのでは面白くありません。北側の玉川上水口から外に出た後、西武拝島線の武蔵砂川駅まで歩きました。すぐ近くを流れる玉川上水は、八重桜の花びらをたくさん浮かべながら、思った以上にきれいな流れでした。 ゆきむら@TAMA City |
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