柾岡 淳夫(dtft2462) 2008-07-04 22:09:31 |
みなさん、こんにちは。
先日山陰地方に行っておりましたが、一畑電鉄とJRのワンマン列車の運転士の対応が非常に対照的だったのが印象に残っています。 基本の対応はどちらも同じで、2両編成の場合、乗車が先頭車両の後部ドア、降車は先頭車両の前部ドアで、乗車時に整理券を取って、降車時にきっぷや運賃を運転士に渡すというものなんですが… 一畑電鉄はこの基本ルールがきっちりと守られていました。乗客の方々も当然のようにこのルールに従って乗降しています。中に不心得な高校生がいて、後部ドアから降りようとすると、運転士が出て行って定期券の確認や運賃収受をきっちり行っていました。定期券をチラッと見せて降りようとする高校生に、「はっきり見えなかったからもう一度見せて」と要求していました。ものすごく厳格な対応で、これなら乗客の方々もきっちりルールを守らないといけないという意識が付きます。 その後に乗車したJR。境線の様子を見ていましたが、高校生が利用する時間帯は利用が多いからか、後部のドアから降りようが特段注意するとか追いかけて定期券を確認するとかの対応はありません。一般の乗客の方々も、開いているドアから乗ってきますが、特に注意するでもなく、整理券を取らないで乗ってきた方はどうするんだろうと逆に心配でした。 JRは乗客を信用しているといえば聞こえはいいのですけれど、かなり運賃の取りもらしなどが出ているのじゃないかと心配してしまいます。 柾岡 淳夫 -- CMN v0.50fβ -- |
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ゆきむら(cxsw5719) 2008-07-05 20:55:29 |
柾岡 淳夫さん、こんにちは。
今まで各地を旅してきた経験からJRと民鉄を比べると、一般的にJRの方がルーズで民鉄の方が厳格に思えますね。その辺の会社の姿勢は利用客にも如実に伝わるようで、一畑電鉄でご覧になられたような光景は各地で何度か目にしたことがあります。 JRでワンマンの運転士が熱心にチェックしていたのは、JR四国で見たぐらいでしょうか。 ワンマンで後乗り前降りのシステムを採用していても、バスと違って列車は前後対称形ですから、不心得者が多く出るのも必然なのかなと思ってしまいます。いっそ、JR北海道のように前扉のみの乗降にすればいいのでしょうけど、それだと時間がかかってしまいますしね。 境線の例で言うと、私が初めて訪問したときは、単行列車でもツーマン乗務で、車掌さんが各駅できちんと集改札していました。 駅間距離が短く乗降がそこそこ多い場合は、列車がワンマン、駅は無人というパターンだと、確かに取りこぼしが多いかも知れませんね。 ゆきむら@TAMA City |
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松浦 良朗(dcrv4703) 2008-07-05 23:05:21 |
こん**は。
確かに、JR四国の無人駅における乗車券のチェック体制は厳しいですね。ワンマン列車のほか、無人駅に停車する特急列車でも車掌が降車客から(時には追っかけるような形で)乗車券・特急券を回収しています。 ただ、民鉄でも近鉄のワンマン列車は実に大らかです・・・ 同社のワンマン列車は、いわゆる「都市型ワンマン」(各駅に係員や自動改札などを設置して乗車券のチェックを確実に行うことを前提にしたワンマン運転)以外の区間であっても、たとえ無人駅でも全てのドアを開閉します。確かに運転台のすぐ後には自動両替機付きの運賃箱が設置されているのですが、これはあくまでも「乗車券を持たない利用者が降車時に現金で運賃を支払うためのもの」であり、乗車券を持っていれば駅の集札箱に入れれば良く、どのドアから降車しても自由です。よく言えば「お客さまを信用している」わけで、最初これを体験したときはさすが大近鉄は違うと思った次第です。 同社が初期にワンマン運転を導入した路線のうち北勢線・養老線・伊賀線は既に近鉄が運営する路線ではなくなっていますが、少なくとも養老鉄道・伊賀鉄道では現在もこの扱いが継続されています。両社の利用実態や経営環境の厳しさを考えると他のローカル私鉄同様「無人駅では進行方向の運転台直後のドアからしか下車できないようにする」ようにしたほうがいいかと思うのですが、改造費用を考えると二の足を踏むかも・・・ Y.Matsuura |
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▲ 飛遊人(xyvp7167) 2008-07-06 21:37:21 |
松浦 良朗さん、こんにちは。
>ただ、民鉄でも近鉄のワンマン列車は実に大らかです・・・ ウチの近所の、山田・鳥羽・志摩線では、「普通の」ワンマン運転です。有人駅では全扉乗降可能ですが、無人駅では、前車両の2つのドアだけが開閉し、「後ろ乗り、前降り」を行っています。 ただ、無人駅で後ろドアから下車していく客を追いかけることはしませんね。ちょうどJRと同じ感じですね。 |
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ゆきむら(cxsw5719) 2008-07-07 20:08:49 |
松浦 良朗さん、こんにちは。
養老鉄道や伊賀鉄道の方式は、大近鉄の一ローカル線の時代ならいざ知らず、分離独立した後は大きな問題でしょうねえ。後ろ乗り前降りのワンマンなのに後ろドアから降りる輩とは違って、どのドアからでも乗降できちゃうわけですから。 確か、JR九州の香椎線あたりも、ワンマンで無人駅もあるのに乗降フリーのシステムだったかと思いますが、今は変わったのでしょうか。 ゆきむら@TAMA City |
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あつ/山本敦史(zrsx8381) 2008-07-10 23:27:01 |
ゆきむらさん、こんにちは。
どうも、国鉄末期からJR初期にかけて、合理化の名の下に駅の無人化やワンマン運転が広がりましたね 古い記事を読みますと、池袋駅では有人窓口を減らしたところ、1ヶ月600万円の減収になったとか 何が目的なんか全く解らなくなる話です 愛知環状鉄道も当初はほとんどの駅が無人駅でしたが、「一人が高額紙幣で生産している間に、何人もの人が、無賃で降りていく」とキセルの多さが紹介されておりました。 駅員や車掌を配置しても人件費以上の売り上げが有れば良い訳ですから、鉄道会社は積極的に人を配置して運賃の取りこぼしをなくす事が一番の増収だと思います。 上り「ながら」を岡崎で降りる人はほとんど指定券を持っていません 10人や20人なんて人数では有りません 自動改札ですので、乗車券類が有れば指定券が無くても出られます 対策なんか簡単です 階段を上がった所で、指定券の回収をすれば良い事 無札が1人につき510円の現金収入です その点、西尾線特急が停車していた頃の鳴海駅はしっかりしていました 車内検札をくぐり抜けても、ホームで待ちかまえています 営業・運転の職種関係なく特別車両券の回収をしていました。 あつ/山本敦史@東海道五十三次なるみ宿の西外れ |
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YASUのすけ(evpa5184) 2008-07-12 22:02:54 |
あつ/山本敦史さん、こんにちは。
>対策なんか簡単です >階段を上がった所で、指定券の回収をすれば良い事 >無札が1人につき510円の現金収入です 磐田駅(静岡地区の下りホームライナー)でも同じような形で回収しています。 ある程度長い区間乗車する場合は車内改札で把握できるのですが、一駅間乗車などはくぐり抜ける可能性があるからでしょうか。 ちょっとした手間で収入がアップするなら、どんどんやるべきだと思います。 YASUのすけ -- CMN v0.50fβ -- |
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岡元 玲(tych4689) 2008-07-23 00:34:42 |
松浦 良朗さん、こんにちは。
>少なくとも養老鉄道・伊賀鉄道では現在もこの扱いが継続されています。 伊賀鉄道公式サイトのお知らせ(6月19日付)によると、7月19日より無人駅の出入り口を、列車の最前部扉に限定したとのことです。 やはり、運賃の取りこぼし分が大きかったのでしょうね。 岡元 玲 |
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